月組さんのバウホール公演「月雲の皇子」をみてきました。
あらすじの段階からなんだか好みかも、と思いつつも前情報を全く仕入れずに見てきたんですが、これが予想以上に私のツボにズドンとはまりまして。素晴らしい作品でした。
宝塚-月組 / 月雲の皇子
鳳龍彩華伝 見知らぬ婚約者と初恋の庭 / 九月文
名門・江家の末娘ユァンは、刺繍の腕を極めて一握りの職人にしか与えられないという最高の称号を持つ<彩師>になるという夢を持っていた。しかしある日、ユァンは江家と並ぶ名門汐家の跡取り流星との婚約話があることを告げられる。流星はユァンの幼馴染みらしいのだが、彼女にはその記憶がなく、流星はユァンが思い出すことを待つというが……。
ベタぼれ流星さんがむずがゆかったわぁ(こういうの好きです)。
鬼舞 ある日の見習い陰陽師たち / 瀬川貴次
やる気のない陰陽師・安倍晴明のもとに、呪詛問題を解決して欲しいという有力者の依頼が入る。力の強い術者が関係していると踏んだ晴明は、事件の真相を追ううちに蘆屋道満にたどり着く。
うるわしききょうだいあい。
祝もものき事務所 / 茅田砂胡
なぜか事件の解決のヒントにたどり着いてしまう、という謎の体質をもつ百之喜太郎は、その体質を生かした探偵事務所(のようなもの)の所長だが、やる気も根性も何もない問題児だった。ある日、百之喜の友人の弁護士から紹介を受けた江利が事務所を訪ねてくる。彼女は、殺人事件の被告人である弟の無罪を証明してほしいと百之喜に依頼するのだが……
エイリアン一族が強烈。
伯爵と妖精 白い丘に赤い月満ちて / 谷瑞恵
自分に課せられた宿命をしったアルヴィンは、リディアとエドガーを救うために二人の前から姿を消した。そしてエドガーと、そしてアルヴィンの中のプリンスを利用とするテランは、ロンドンの最後の守りを崩すためにロンドンに混乱を引き起こそうとしていた。
感無量の最終巻でした。
OSK日本歌劇団 / レビュー 春のおどり ~桜咲く国
松竹座でOSKさんの春のおどりをみてきました。
数年前から一度見てみたいなぁ、と思っていた「春のおどり」を見ることができて、そしてとても私好みのショーの二本立てで楽しかったです。
八百万の恋わずらい 華麗なる恋の試練 / みどうちん
龍神バイロンと結婚を前提としたお付き合いを始めることになったリーファたちだが、龍神の族長でバイロンの叔父であるシェイレイとシェイレイの娘ヘイムがバイロンの元を訪れる。バイロンたちの様子を見に来たという二人だが、二人はリーファにバイロンを諦めさせるために無理難題の数々をふっかけてくる。
あー、おなかいっぱい……。
ひみつの陰陽師 ひとつ、秘め事だらけの宮廷絵巻 / 藍川竜樹
陰陽師の名門・賀茂家の存続のため、陰陽師としての力のない兄に代わって宮中に真澄として出仕することにした真子は、そこで陰陽寮の有能だが大きな問題のある飛鳥戸玲雅の下につくことになる。めったに出仕しない玲雅を引きずり出すことに成功した真澄は、玲雅とともに後宮を騒がす美女の物の怪の謎を追うことになる。
あらあら、結構早かった?
白桜四神 伏魔殿の紅一点! / 伊藤たつき
貧乏貴族の姫・里桜の元に国を守る四家の一つ白虎家の当主・上総が訪ねてきた。里桜は上総の孫娘であり、跡継ぎのいない白虎家のために上総のもとに来るよう言われた里桜は、体の弱い姉の薬と家族の生活費のため、上総の「孫息子」として白虎家の跡継ぎ「白桜」を演じることになる。「四家の跡継ぎのお披露目」の儀式以外は家に引っ込んでいればいいはずだった里桜だが、儀式の準備のために他の四家の跡継ぎとの「合宿」に参加することになってしまう。
男装モノと聞いて!
伯爵と妖精 祈りよアルビオンの高みに届け / 谷瑞恵
記憶を取り戻しそうなエドガーに気をもむリディアは、ロンドン橋の異変を確かめるためにエドガーたちとアローが守っているはずの現場に向かう。そこでエドガーの覚醒を目論むテランと対峙したエドガーは、戦いの中で記憶を取り戻す。一方、妖精国に向かったフランシスは、そこで葬られたユリウスの体の異変を知る。
アルヴィンがかわいい……