本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

アランダム島での『虚無の果て』の蜂起をなんとか収めたアリアとシェナンは、『虚無の果て』の最後の最高司祭がいるという王都に向かう。王都にたどり着いてすぐに国王崩御の噂を聞いた二人は、真偽を確かめるために春陽家の力を借りて王宮に乗り込み、事件の黒幕とまみえることとなるが……

大団円、の最終巻でした。

本の感想, 作者名 か行かいとーこ

余命2年くらいの領主の息子ルーフェスに成り代わり、新米騎士として騎士団に潜り込んだルゼ(女の子)。ルゼは行方不明になった大事な憧れの人を取り戻すという目的を胸に、魔術の才能を生かしながら騎士団で確固たる地位を築いていくが……

これはあんまり見たことないヒロイン像。

素人の観劇日記宝塚, 花組

蘭寿さんのコンサート公演を観て参りました。
宝塚のコンサートモノを観るのは(映像では見たことがあるんですが)生では初めてでした。どんなものかなぁ、というものあったんですが、「なんかすごいショー」という印象を受けた、そんな公演でした。

本の感想, 作者名 か行久賀理世

アッシュフォード四兄妹弟のもとに、皇太子妃からお茶会への招待状が届く。無礼にならないようにと友人のアメリアのアドバイスを聞きお茶会に望んだセシルは、外国から嫁いできた皇太子妃の想いを知る。同じ頃、ロンドンの上流階級で大流行している降霊会への潜入調査を任されたセシルは、その降霊会で皇太子妃の親友とおぼしき人物に出会う。

わー、気付いていないセシルの想いが!これは!

つれづれ

少女小説を電子書籍端末で読みたいんですが、各レーベルの公式サイトで電子書籍の販売についての記載があまり見当たらず、どこで買うのがいいの?と思ったので主要なところを調べてみました。
少年系は多分どこかにあるので、少女系のみ。

本の感想, 作者名 さ行凉原みなと

田舎に引っ込んでいた父の死をきっかけに、騎士として士官を始めたサグディンは駐屯地への食糧の輸送警護中に森で不思議な少女を見かける。サグディンがたどり着いた町では、駐屯する騎士のせいで姉が行方不明になったという少年がおり、行きがかり上サグディンは少年らとともに行方不明になった姉を探しに禁忌の森に入ることになるが……

最後に、きましたがな。

本の感想, お気に入り, 作者名 は行文野あかね

念願の王立大学医術科に入学したケイトは、史上初の女子学生であるために周囲からの冷やかしを受けつつ、夢に向かって毎日勉学に励んでした。そして、ようやく初めての病院実習の機会が訪れる。医術科の首席リオとともに北部の病院に向かったケイトは、そこで偶然イーノットらと再会する。イーノットはとある事件を追って北部にやってきたらしいが、ケイトには調査に関わるなと釘を差し……

イーノットさんが悪い男!

本の感想, 作者名 さ行椹野道流

成人の儀式のために嫌々ながら故郷に戻ったエドワード。通常は「儀式をううまく取り仕切る」ということが成人の儀式の条件であるものの、エドワードに課された条件は「何者かが赤ちゃんに取り憑いた」という領民の訴えを解決することだった。

エドワードの家族が、ベタながらも素敵。

本の感想, 作者名 さ行椹野道流

ロンドラに転勤となった馴染みのプライス刑事がエドワードの元に相談を持ち込んだのは、最近ロンドラを騒がす謎の「見境のない吸血鬼」事件。手がかりがほぼ無い状態で、エドワードは偶然再会した学生時代の友人アルヴィンの力を借りて事件の真相をさぐることにする。

発明メガネはいいものだ。

本の感想, 作者名 か行喜多みどり

一族の跡継ぎを生むためだけに連れてこられた内気な少女ロザベラは、自由を得るために一族内での居場所をつかもうとしていた。なんとか手柄を立てた矢先、デ・コスタ家と対立する組織の襲撃に巻き込まれてしまい、長兄のエミリオから一時身を隠すように指示される。このままでは自由から遠ざかってしまうと一念発起したロザベラは、同じく失態を犯した三男ダリオと共に名誉挽回の機会を伺うことにする。

悪い子、かー。新たな一歩踏み出したロザベラにゾクゾクした。