本の感想, 作者名 は行平川深空

家に帰ると望まぬ結婚が待ち受けるローダは、遊学先のフロリンダ大陸でお目付け役の教育係の目を盗み、逃亡を図る。意を決して飛び乗った電車でローダを助けたフェルウスと名乗る青年は、暫くの間ローダを「助ける」代わりに、自身も望まぬ結婚を回避するために、「偽装結婚」の相手になって欲しいとローダに提案した。

なかなかに手堅い少女小説でした。

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

精霊王の巫女となったアイシャと、父王に代わり国を治めるカファスは結婚まであと一歩の所まで来ていた。ふたりとも忙しくなかなか時間がとれないでいた。ある宴でアイシャが助けた吟遊詩人イーサーの歌声を披露することになったが、その詩人はある目的を持ってアイシャに近づいており……。

あ ま い!

本の感想, 作者名 あ行小田マキ

フォーサイスと和解したブルーデンスたちの元に、宮廷医であるヒラルダが事件で傷を負った二人の治療の名目で屋敷を訪れる。フォーサイスの屋敷を訪れた足で、前回の事件で娘を失ったメイスの元に向かったヒラルダはメイスに真相を告げるが、メイスはヒラルダの話を受け入れなかった。

甘やかしきれないフォーサイス様が哀れー

素人の観劇日記宝塚, 花組

花組さんの公演をみてまいりました。
どちらも夏にふさわしく、なかなか熱い公演だったなぁ、と思います(どっちもラテンに関係ある的に)。

本の感想, 作者名 か行剛しいら

神様の力で少年カイルの姿になったミーナは、戦の準備をすすめるイライザの協力者を探すためにハッシュウィルの宴にミーナをさらった「イアン」として参加する。ゴシュラムからの客人を迎える宴では、さらわれたミーナを取り戻すためにやってきたエバンズやミーナの兄たちとカイルは鉢合わせしてしまう。

義理人情にあふれる「神様」いいなぁ。

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

親友のクリスとシャーロットの婚約を受け、パメラも次の一歩を踏み出そうとする。パメラには彼女に想いを寄せてくれる男性が二人いたが、パメラの選んだ道は……(薔薇は聖者を抱きしめて)

パメラの物語、完結編。やっぱりパメラはかっこいいなぁ。

本の感想, 作者名 か行木村千世

「朧月の能力の謎を知りたければ、昏星に来い」という張宝からの挑戦をうけ、朧月と蒼刻は閉ざされた街である昏星に「子宝祈願に来た新婚夫婦」という設定で乗り込む。年に一度の祭を前に一種異様な雰囲気につつまれている昏星では、どこの街でもみることのできる幽鬼が見かけられてないという状況に朧月は違和感を感じる。

なんでこれでお付き合いしてないのかなぁ(にや)。

本の感想, 作者名 た行田中芳樹

国外に逃走した殺人鬼がシベリアにいるという情報を入手した警視庁の命令により、薬師寺涼子とそのオトモたちはシベリアに飛ぶ。シベリアにある秘密都市に犯人が潜伏しているらしく、涼子たちは現地で調達した装甲車で現場に向かう。現場には、シベリア査察にやってきた大物政治家の警護を務める由紀子達もいた。

あいかわらずの女王さまっぷりだなぁ。

本の感想, 作者名 た行高殿円

特別国税徴収官(トッカン)の鏡付きの徴収官であるぐー子こと鈴宮深樹は、鬼上司の鏡にいびられつつも徴収官として少しずつ成長していた。そんなぐー子の担当する滞納会社の調査のため、ぐー子は鏡とともに栃木にまで出向くことになる。栃木は鏡の出身地てもあり、そこで鏡は昔なじみと再会する。

空飛ぶぐー子。合掌。って、表紙でも飛んでるのに今気づいた!

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行小田菜摘

オズトゥルク帝国の後宮で日々美を磨くナクシュデルは、ようやく待ち望んだ「皇帝からの初のお召」を受ける。後宮で登りつめることを目標にしているナクシュデルは意気揚々と皇帝を待つが、彼女の前に現れたのは年老いた皇帝ではなく年若い青年士官だった。リュステムと名乗る士官とその先輩が言うには、帝国で革命が起き皇帝は逃亡、ナクシュデルは後宮の他のとともに王宮に置き去りにされたという。成り行きでリュステムの屋敷に保護される事になったナクシュデルは、自分の身の振り方を考えて……

ラブコメといいつつ最後の方はやっぱり小田さんだった(好きだ)。