聖グリセルダ学院の初恋 / 鮎川はぎの

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

何とか学園生活に慣れはじめた元暗殺者の卵・ティエサは主家のネージュの招待で、キアスらとともに冬休みを過ごすために保養地に向かう。そこでキアスは戦友であるトトに再会し、トトのすすめでトトの別荘で過ごすことになる。ティエサはトトの双子の弟・ノンノと意気投合するが……

いきなり冬休み!そしていろいろゴロゴロした。

いろんな「初恋」が絡まりあい、最後にきたぞこれ!という展開に収まったグリセルダ第二巻。ティエサちゃんかわいいし、キアスは相変わらず無愛想ながらもティエサにアレだし、ネージュ君は相変わらず熱血で主さまはみんなの祖父で……つまりは前巻と同じく非常に楽しめました。ティエサの一生懸命具合もいいんですが、個人的にはキアス君の自覚編の場面が好きかな。
初恋以外の部分では、ラスト近くの共闘場面が非常に手に汗握りました。平和な時代に不要な「戦闘力」を持つ学生たちが、平和な時代を守るために戦う姿は熱くてもえる。

新しい仲間も増えたということで、今度こその学園生活編に大層期待しております。そして次こそはフィムの活躍にも期待したいな。

img聖グリセルダ学院の初恋
鮎川はぎの/凪かすみ
小学館ルルル文庫(2011.03)
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