本の感想, お気に入り, 作者名 か行木村千世

世間で評判の美容アイテムや秘薬に禁制の物質が使われているらしく、<青の薔薇十字団>に調査依頼が舞い込む。薬の原料の産地とされる魔物達が暮らす島ヴェネドシアに向かったセシア達は、島に住まう吸血公爵の元を訪れ協力を依頼する。

なにこの夫婦漫才というかコント。……ツボにきました。
今回ちょっとほめすぎてるかも(自己申告)。

本の感想, 作者名 か行剛しいら

宮中にあるという大量の本を読みたいという理由だけでお妃候補になった嶺花だが、新帝の四人の妃の一人にまで選ばれる。嶺花の穏和で聡明な部分にひかれた皇帝と皇帝の優しさに触れた嶺花は心を通わすが、皇帝の後宮改革に異を唱える者が嶺花の命を狙い……

華の皇宮物語第二弾。ベタながら面白かったです。

本の感想, 作者名 か行菊地悠美

新しい女神に就任することになったユーノ。しかし、ミネルヴァからの引き継ぎの儀式のまっただ中に”紫苑のレセス”の手下となったラキアが現れ、公にされていなかったレセスの復活が国内に知れ渡ってしまう。レセスが完全復活する条件が整う皆既日蝕の日までに奪われた聖宝を回収しようと、ユーノとファルディオはエスロットのもたらした情報に基づき現場に赴く。

ど、読者はその本編とおまけの間が読みたいんだ!

本の感想, 作者名 か行樹川さとみ

聖都にやってきた<黎明の使節団>一行はついに教皇との対面を果たす……かに思えたが、枢機卿の張り巡らせた罠がシーカ達を待ちかまえていた。なんとかその罠をくぐり抜けた一行は、後日極秘に教皇との対面を果たすが、教団の内部紛争に巻き込まれ……

シーカの願いがとても切なかったです。

本の感想, 作者名 か行九月文

嫁入り途中で時を遡ってしまったあこは、嫁ぎ先予定の井伊家にやっかになりつつも元に戻る方法を探していた。そんな折り、次期将軍秀忠の御成りが近づき準備に追われる井伊家。そして徳川の世を混乱におとしめようとする亡者の罠も張り巡らされ……

直継と小一郎のあこへの思いが切なすぎた。

本の感想, 作者名 か行香月沙耶

高価なものに限って触るだけで壊してしまうため、「壊しのセラフィーナ」という不名誉な二つ名をもつことになったアランデル家のセラフィーナ。国の宝である「富貴花」を育てる学校で取り返しのつかない失敗を知ってしまい、辺境にある領地に戻ることになる。出発の前夜、通りがかりの庭で謎の青年が咲かしていた「富貴花」を粉々にしてしまったセラフィーナは弁償するかわりにその青年に嫁ぐことになり……

オレサマ王子様と天然なお嬢様の一歩ずれた物語。

本の感想, 作者名 か行剛しいら

ハッシュウィルに単身潜入し、ハッシュウィル王と直接交渉を行おうとするウラル神。シーナに黙って出て行ったウラル神を追いかけるべく、シーナは自力でウラルに扮し、商人一行を偽装してハッシュウィルに向かう。

ついに!というイベントが2個くらいあってとても燃えた。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行剛しいら

ゴシュラム騎士団でひときわ目立つ美しい女性騎士レディ・ジョージア。女性として扱われることをよしとせず、終始徹底して清く正しい騎士として行動する彼女の生き方には、ある出生の事情がからんでした。そのレディ騎士の生い立ちが今明かされる。

レディ騎士の生き様が格好良すぎます。

本の感想, 作者名 か行向坂氷緒

幼稚園以来ずっと理世に片思いしている美由紀は、運良く(+美由紀の努力)で理世の通う女子校に入学することになる。理世に近づくための完璧な脳内計画を立てていた美由紀だが、理世を前にするととたんに何もかもがうまくいかなくなる。そんな美由紀は学内でも有名な変な上級生に、謎の「恋愛勉強會」なる会の活動に誘われる。諸処の事情でその会に参加することになった美由紀は、理世もその会に入会していることを知り……

策士(自称)の女の子が、初恋のあの子を手に入れるためにあの手この手を尽くす……はずなのに、のガールズラブ。

本の感想, 作者名 か行かたやま和華

文明開化の帝都の毎日を楽しむ女学生柊スズメは幼なじみで婚約者の結人にときめきつつも素直に慣れない日々を過ごしていた。そんなスズメの最大の秘密は、一族に託されたがのんきな父親が散逸させてしまった曰く付きのお宝を万能執事と共に怪盗レディ・キャンディとして回収しているということ。しかも、レディ・キャンディを捕らえようとする軍の特殊部隊を率いるのは結人。絶対にばれるわけにはいかない秘密を抱えるスズメは……

これは途中で冷静になったら負けやな!と読み終わってから思いました。