本の感想, 作者名 か行樹川さとみ

新婚夫婦を装いシーカとともに逃亡生活を送るハルセイデスだが、日々人から遠ざかっていくシーカに不安を覚える。解散した黎明の使節団の面々はそれぞれがの特技を用いてシーカとハルセイデスの行方を捜していたが……

まさかのノールソール大活躍。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行古戸マチコ

西方の大学で植物を学ぶカナンは、「どんな植物でも成長させることができる」という特殊能力を見込まれ、東方の淵国に伝わる『奇蹟の実』を生育させるため、淵国の宮廷に招かれる。淵国では、不思議な呪いを受けた五人の皇子がおり、呪いを解くために『奇蹟の実』を必要としていた。

五人の皇子さまが個性的すぎて!(好きです)

本の感想, 作者名 か行神埜明美

皇帝に喧嘩を売ったシェリスを籠絡せんと、第一皇子クラウが神殿に派遣される。皇帝より絶大な権力を与えられたクラウは神殿改革を行い、周囲に好意的に迎えられるが、シェリスの恋人と目される夜の神アストロがしばらく留守にしている間にシェリスを孤立させ、彼女を手に入れるための布石を打つ。

この幼なじみはよい幼なじみだ。本命じゃないけど。

本の感想, 作者名 か行駒崎優

無事仕事を終え、報酬を受けとり街でゆっくり休もうとしたシャリース一行だが、とある些細な面倒ごとに巻き込まれた上に、とある女傑に見込まれて妊婦を護衛するという仕事を引き受けることになる。報酬の額の割に数日で終了するという割のいい仕事であったはずだが、護衛対象をねらった襲撃があるなど一筋縄ではいきそうになく……

花!花!おっさんの中で華麗な花!

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

英雄であるオルディアス提督に憧れて海軍への配属を望むロディアであったがその願いはことごとく却下され、近衛隊に籍を置きながらいつか軍艦に乗ることを目標にしていた。そしてとあることから有力貴族に命を狙われたロディアは、レーン号の艦長・ランセに助けられる。半ば強引に見習い士官としてレーン号に乗船させられることとなったロディアは、個性の強いレーン号の士官達に振り回されつつも憧れの艦船勤務に励む。

帆船は萌えるよね

本の感想, 作者名 か行かたやま和華

結人と共に結人の同窓の結婚式に出席したスズメだが、遊佐の陰謀にはまり前後不覚に陥ってしまう。楽しみにしていた花嫁のブーケをもらえず、さらに些細なことから結人と喧嘩をしてしまい落ち込むスズメ。そして同じ頃、結人はスズメが追う『呪われ死宝物』の絡みのやっかいごとに巻き込まれていた。

甘すぎて甘すぎてもうお腹いっぱいで胸焼け。

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

長い間所在が明らかにされていなかったセレナは、最高の人形師である「時無しの人形師」に「動けなく、しゃべれない人形」として作られた最高傑作。霊廟に安置されており、墓荒らしに連れて行かれるところを、彼女を探しに来た人形師アーセルに助けられたセレナは、アーセルの手により、動きしゃべられるようになる。しかし、彼女が動き出すことに強い不快感を表した「時無しの人形師」の記憶を持つアーセルの師匠バラッドは、アーセルからセレナを奪ってしまう。

見事なアーセル救済編でした。

本の感想, 作者名 か行片瀬由良

高校生にして「歌姫」と呼ばれ、一躍人気歌手となったさくらだが、曲が書けないというスランプに陥っていた。PVの撮影と曲作りのためにスタッフと共にドイツに向かったさくらは、偶然天使のような囚人キースに出会う。自ら監獄に「とらわれている」キースとの逢瀬を重ねるうちに、キースに惹かれていくさくらは……

桜の季節にふさわしい恋の物語でした。

本の感想, 作者名 か行木村千世

気になる言葉を残して忽然と姿を消したラゼリオンと彼の唐突な行動に悩むセシア。そして時を同じくしてセシアの「青の薔薇十字団」が追いかけていた謎の組織「アリスの箱庭」も消えてしまう。アリスの箱庭のリーダー・アリスについての情報を得たセシアは、裏の世界の住人ブラッドレイと協力してアリスを追い詰めることになるが……

魔王の継承者争いってつまりは壮絶な兄弟喧嘩だよね、と思った次第。

本の感想, 作者名 か行九月文

輿入れ中「時をわたって」しまい、本来自分がいるべき時間軸とは違う時間軸の嫁ぎ先にたどり着いてしまったあこは、そこで出会った「許嫁」の井伊直継に惹かれる。ようやく元の時間軸に戻る手がかりを得たあこだが、直継への想いを胸に元の場所に帰ることについての不安を覚える。そして一方、井伊家では直継に将軍暗殺未遂の容疑がかけられ、主立った家臣を含め井伊家の面々の動きが取れなくなってしまう。そこにあこの力を狙う大谷吉継までもが現れ……

今までになく盛り上がりましたね(ニヤニヤ)。