本の感想, 作者名 や~わ行・他山本瑤

「鏡の国」を救うため、先代女王に鏡の守護者として見出され現代アメリカから異世界に渡ったティファニーは、亡き王女の遺言に従い王太子であるシリンと結婚する。そして、形式だけの結婚の上に力をうまく使えないティファニーは自分の置かれている状況に悩む。さらに、シリンが突如提案してきた新婚旅行の行き先は、シリンの元恋人がいる地で……

新キャラのニカちゃん(侍女)にときめきました。

本の感想, お気に入り, 作者名 は行華宮らら

周辺国が戦乱に巻き込まれる中、シュービッツ王国は中立国として戦争に参戦しない姿勢を崩さずにいた。そんなシュービッツの王女メリルは女学校を卒業し、中立国の王族として戦争を終わらせるために自分の役割を自覚する。久しぶりに再会し、兄王の護衛将官としてメリルの側近くにつきそう幼なじみのダーツに助けられながら、次々に降りかかる困難を乗り越えていくが……

あまりにもツボすぎてどったんばったんしながら(特に後半)読んでました。めちゃ好み。

本の感想, 作者名 か行木村千世

< 青の薔薇十字団>本部に安置されていたはずのフランケンシュタイン博士の死体が蘇り、さらに王都に魔物を放って混乱を起こすという事件が起きる。セシアに取引を持ちかける博士の要求に応じ、セシアはラゼリオンと共に博士との交渉に臨むことになるが。

なんだかいろいろもったいない最終巻でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行本宮ことは

いよいよ間近に迫ってきた学院祭。歌劇でヒロインを演じることになったアティーシャは劇の練習とクラスの出し物「プリンカフェ」の準備に大忙しの日々を送るが、ジェッツからの「アレ」を意識するあまり挙動不審になっていて……

男装少女が女装して、しかもめっちゃくちゃかわいくて周りがドキドキとかおいしすぎます(正座)。

本の感想, 作者名 あ行, 作者名 か行, 作者名 は行片瀬由良, 葵木あんね, 深山くのえ

両親を亡くし、身分を捨て良家の姫君の女房として生きる綺は不思議な紙売りから一枚の薄様を買う。そして、青年貴族の高季は綺姫の買った薄様の残りを買うことになり……(冬の蝶)

「花嫁」にかけた短編3本。ごちそうさまでした。

本の感想, 作者名 か行樹川さとみ

神をおろす「器」として自我をほぼ失ったシーカを保護していたハルセイデスだが、シーカを狙う闇の勢力がふたりと、そして合流していたカイたちを襲った。シーカを奪われたハルセイデスは、闇の女神復活の地にシーカを取り戻しに向かうが……

感無量、の最終巻でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行黒川裕子

幼い頃、海獣トゲウオに故郷を滅ぼされたシルッカは、長じて波頭馬の準騎士になった。そして、配属先の戦艦< オムネリア>では、新人騎士はふたり一組で組むという< オファン>のシルッカの相方は、現皇帝の息子で第一皇子であるリンゼイ・ヴォー。リンゼイ・ヴォーからは全く相手にされていないシルッカだったが、水上集落を襲おうとするトゲウオ殲滅戦で命を落としかけた折に不思議な力で生きながらえ、さらに世にも珍しい「トゲウオの赤ん坊」を拾った上になつかれてしまい……

ファティオータかわいい。小動物好きは必読。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

強大な力を誇るブラーナ帝国の皇女エウノミアは現皇帝の一人娘であり、彼女の夫となる人物が次の皇帝になると目されていた。そんなエウノミアの教育係として、週に一度大学からやってくるリフィニクスから歴史を学ぶことにより、エウノミアは戦争を早く終わらせたいと強く願うようになり……

驚きの三世代物語

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

人や物にとりつく「影」を詠み、封じることを生業とする「巫」の天花は、胡蝶街一番の腕をもつ巫として活躍していた。その天花が祭の日に再会したのは、7年前に急に天花の前から姿を消した月長。天花は月長との再会を喜ぶ暇もなく、「影」にとりつかれているという大陸からやって来た高貴な人物の警護にあたることになる。

男性陣が総じて変(ほめてる)

本の感想, 作者名 や~わ行・他夕鷺かのう

本国の皇族ルシオがクレアの婚約者として小イルマニアにやってくることになる。皇族の責務としての結婚を受け入れようとするクレアだが、トラロックとアルベルトはそのしらせに動揺する。平凡という噂だったルシオは意外な有能さを発揮し、クレアの婚約者としての地盤を着実に固め、さらにアルベルトにあらぬ疑いをかけ……

何でこれで副長ルートじゃないんだ!