本の感想, 作者名 か行駒崎優

無事仕事を終え、報酬を受けとり街でゆっくり休もうとしたシャリース一行だが、とある些細な面倒ごとに巻き込まれた上に、とある女傑に見込まれて妊婦を護衛するという仕事を引き受けることになる。報酬の額の割に数日で終了するという割のいい仕事であったはずだが、護衛対象をねらった襲撃があるなど一筋縄ではいきそうになく……

花!花!おっさんの中で華麗な花!

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

英雄であるオルディアス提督に憧れて海軍への配属を望むロディアであったがその願いはことごとく却下され、近衛隊に籍を置きながらいつか軍艦に乗ることを目標にしていた。そしてとあることから有力貴族に命を狙われたロディアは、レーン号の艦長・ランセに助けられる。半ば強引に見習い士官としてレーン号に乗船させられることとなったロディアは、個性の強いレーン号の士官達に振り回されつつも憧れの艦船勤務に励む。

帆船は萌えるよね

本の感想, お気に入り, 作者名 た行築山桂

自害の直前に母から聞いた衝撃的な言葉から心揺れる日々を送る茜。そして、茜に詳細を伝えず、待っていろという言葉のみを残してどこかに行ってしまった大助。逗留先の旅籠の奥で引き篭もっている茜であったが、生き残った父の忠臣との会合の手はずがつくと聞き、一人でその地に向かうことにする。

いろいろキュンキュンしたした!

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

ブラーナの末姫プシュケはネプティスの新国王レトムゥールに嫁ぐことになる。以前から憧れていたレトムゥールに嫁ぐということで急ぎネプティスに入ったプシュケだが、彼女を出迎えたのはレトムゥールと結婚するはずだったという前王の娘アーケスメイア。レトムゥールの真意が見えず、不安を感じるプシュケであったが……

いつも以上に「恋」成分が薄いように思いましたが……でもそれもこのシリーズの醍醐味。

本の感想, 作者名 な行西魚リツコ

騙り屋として各地を放浪しながら旅を続けるアルは通りかかった村でトラブルに巻き込まれているテオを助ける。目的地が同じことを知ったアルは、無理やりテオを仲間に引き込むが、投宿した街で国を揺るがす事件の一端にかかわってしまう。幼なじみとの再会のため旅を続けるアルと復讐のために旅を続けるテオ。交わりそうにないこの二人の旅の理由が交わり、アルは大事件に巻き込まれる。

幼なじみモノ!って信じたいんですけどいいんでしょうか?

本の感想, 作者名 た行天堂里砂

山奥の隠れ里でひっそりと暮らす一族の中で、「神子」として敬われる桜弥は、隠れ里と共生する花房郷の花祭り見物に出かけた。そこで出会ったのは「神子」と同じような異能を持つ不思議な薬師で、彼は不吉な言葉を桜弥に残して行く。薬師が桜弥が兄と慕う藤哉の命を狙っていることを知った桜弥は、藤哉を救うために行動を開始する。

本領発揮!(兄弟モノ的に)

本の感想, 作者名 や~わ行・他渡海奈穂

家臣に父王を殺されたたため、少数の騎士と共に国を追われたディアナ。滞在先の国で父の敵が病を得て今にも死にそうだという情報を入手したディアナは、ある決意を胸に唯一彼女に今も従っている女騎士ユフィを連れ国に戻ることを決意する。しかし、道中娼館にとらわれてしまったディアナは……

なんて切ないすれ違い。

本の感想, 作者名 や~わ行・他渡海奈穂

壊滅寸前の傭兵団≪烈風鳥≫を救うため、エステルはとある国の「悪辣非道」と評判の第二王子アルヴィンを暗殺するという仕事を単独で受ける。依頼主の手引きでアルヴィンに近づくエステルだが、アルヴィンの方が一枚上手で暗殺計画はことごとく失敗する。しかも、エステルの特異体質に気付いたアルヴィンはある事件の解決の手伝いをエステルに迫ってくる。

守銭奴と傭兵の勝負。

本の感想, 作者名 か行かたやま和華

結人と共に結人の同窓の結婚式に出席したスズメだが、遊佐の陰謀にはまり前後不覚に陥ってしまう。楽しみにしていた花嫁のブーケをもらえず、さらに些細なことから結人と喧嘩をしてしまい落ち込むスズメ。そして同じ頃、結人はスズメが追う『呪われ死宝物』の絡みのやっかいごとに巻き込まれていた。

甘すぎて甘すぎてもうお腹いっぱいで胸焼け。

本の感想, 作者名 や~わ行・他宇津田晴

立ち寄った街で評判の芝居一座が興業を行っていると聞き、俄然やる気の出る香琴。しかし、その芝居一座は最近頻発している若い娘の駆け落ちに関係していると住民達から抗議を受けていた。芝居を愛する者として、一座の警備を(勝手に)引き受けた香琴だが、彼女をひつこく口説く一座の看板俳優に振り回される。

前巻に引き続き、勝負が成り立ってないとかなんとか。