本の感想, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

国の至宝≪創世の石≫を盗まれたことで国を追われたラエルは、国を取りもどすために≪創世の至宝≫を盗んだ天才調香師エォンを追っていた。やっとエォンに追いついたラエルだが、≪創世の至宝≫はエォンの同行者である謎の少女レクィエが「食べて」しまったという。なんとしても≪創世の至宝≫を取りもどしたいラエルはレクィエを国に連れて行くことにするが、レクィエは神殿から命を狙われていた。

神様関係が興味をひいた。

本の感想, 作者名 な行夏目瑛子

シェリルは幼い頃交わした結婚の約束を胸に縁談をことごとく回避してきたが、ついに年貢の納め時が来てしまう。見合いの席のどさくさに紛れて、約束を交わした相手であるジークを探すために街にでたシェリルは、なにやら奇妙な馬車に乗り込み不気味な城にたどり着いてしまう。そこでシェリルを待っていたのは、「魔王」となっていたジークだった。

魔王様がとてもツンデレ。

本の感想, 作者名 ま行真朱那奈

ガイエン公の陰謀により追い詰められたハルバートを救うために、隣国フェンデネルに助力を求めパルティアは旅立つ。一方、≪母なる原始の竜≫の審判が近づき、審判に必要な「100人のジニア」を集めるハルバート達だが、最後の数人がなかなか見つからない。そうこうしているうちについに竜が目覚めてしまう。

なんとかめでたく最終巻。

本の感想, 作者名 か行九月文

輿入れ中「時をわたって」しまい、本来自分がいるべき時間軸とは違う時間軸の嫁ぎ先にたどり着いてしまったあこは、そこで出会った「許嫁」の井伊直継に惹かれる。ようやく元の時間軸に戻る手がかりを得たあこだが、直継への想いを胸に元の場所に帰ることについての不安を覚える。そして一方、井伊家では直継に将軍暗殺未遂の容疑がかけられ、主立った家臣を含め井伊家の面々の動きが取れなくなってしまう。そこにあこの力を狙う大谷吉継までもが現れ……

今までになく盛り上がりましたね(ニヤニヤ)。

本の感想, 作者名 あ行雨川恵

グレンディル家の執事として復帰したリチャードとの何気ないやりとりに幸福を覚えるアネット。大過なく過ごす日々もつかの間、シーズンが終了してロンドン生活が暇になるかと思いきや、彼女の前に、グレンディル家の領地で密猟で捕らえられたという家族の身の潔白を主張する少年が現れる。少年の話を聞きいれ、未だ足を踏み入れたことのない領地にアネットはリチャードと共に向かうことにする。

リチャードはある意味天然さんですね。

本の感想, 作者名 ま行毛利志生子

視察の後に急遽小王に官位標を授与することにしたリジムだが、官位標を慌てて準備したために誤った官位標を持って行ってしまう。ラセルとともに留守番をしていた翠蘭は、リジムに官位標を届けるためにリジムが「仮病」で寝込んでいるトゥパロンに向かう。そこで、翠蘭はとある女性の結婚を巡り少々ややこしい問題に巻き込まれる。

外伝にて久しぶりのおしどり夫婦。

本の感想, 作者名 は行榛乃綾子

レナは「山の魔物」から村を救うため、首都にある神樹・ガーランディウムに宣誓することで「ガーランド」としての力を得ようとする。レナの宣誓の現場に居合わせてしまった軍人ルーカスはレナと共にガーランディウムに宣誓することになり、レナと共に今は一人もいないという伝説の騎士である「ガーランド」の力を手に入れてる。ガーランドの力を使いこなすためにルーカスの元で訓練を行うレナは、ガーランドの真相を知るためにルーカスと共に手がかりのあるという修道院に向かう。

大佐と女王様が素敵。

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

リキシスの論文が芸術文化賞に選ばれ、論文の作成を手伝ったアティーシャもその授賞式が行われる王宮に招待される。サリアンの敵の本拠地である王宮にアティーシャが向かうことに難色を示すネイトだが、サリアンの後押しもあり、アティーシャは授賞式に出席することになる。

いろんな意味でサリアン様が凄かった。

本の感想, 作者名 か行剛しいら

国を取りもどした若き王アレンに結婚話が持ち上がる。しかもその相手は今は亡き宿敵ハイル王子の妹姫パール姫。和平の証にとこの話を受けることにしたアレンは、1ヶ月の婚約期間を設けパールをウラルに招くが、すれ違いの日々が続く。

かわいらしいツンデレ姫君でした。

本の感想, 作者名 あ行岩城広海

とてつもなく貧乏な国・フォーレの第一王子ユートはもうすぐ嫁ぐ姉姫の嫁入り資金を稼ぐため、頑丈なだけが取り柄の従者イルを連れて隣国ニーザヘイムに「出稼ぎ」に向かう。ユートは正体を隠して剣術大会に出場し賭けでがっぽりもうけてさっさと帰ろうとしたが、街中で知り合ったタジェスという青年絡みでニーザヘイム王室にかかわる事件に巻き込まれてしまう。

主要登場人物の掛け合いが面白かったです。