本の感想, 作者名 ま行毛利志生子

本格的にシャンシュンに侵攻を開始した吐蕃は、想像を絶する行軍速度で中央に迫っていた。中央から離れた場所にいたシャンシュン王リク・ミギャと王に同行していた翠蘭は、北の砦で吐蕃の侵攻の事実を知る。しかし、シャンシュンを救うために動こうとする翠蘭が突然砦から単身姿を消してしまう。

シャンシュン編最終巻。相変わらずとても大河でした。

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

シャーロットへの想いに揺れる伯爵令嬢アディルは、「薔薇色」と同じく想いを込めたドレスを仕立てることができる「夜想」にオルソープ家が開催する舞踏会のためのドレスを作らせる。オルソープ家の舞踏会に常連客の衣装係として向かうことになったクリスは、舞踏会の合間にシャーロックと会うという約束があったのだが……

本の感想, 作者名 ま行瑞山いつき

ウィザードを崩壊させるために≪真実の星≫から種を託されたエメラルドはラグナが属する組織に連れられ、トトと共にマギに潜入していた。そして、もう一つの種を持つウォレスはエメラルドへの思いを胸に、ウィザードを崩壊させる道を選ぼうとしていた。

圧巻の最終巻、でした。満足満足。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行清家未森

潜入先の騎士団団長からの疑いも晴れ、エルミアーナから宝剣を受けとるため彼女に指定された場所に向かうミレーユとロジオン。しかし、エルミアーナが滞在する離宮には大公の手の者が火を放っていた。ミレーユの身の危険を知ったリヒャルトは会談の地からミレーユの救出に向かうが……

未だかつて全編にわたってリヒャルトがへたれなかった巻があろうか(いやない)。しかし今回はその常識をも打ち破った……のかな?

※私基準では全くネタバレしてませんが、ネタバレ気にする人は続きは回避した方が良いと思います。

本の感想, 作者名 さ行縞田理理

スクープを夢見て日々さまよう駆け出しの記者コリン。平和なロンドン市街で見かけた信じられないくらいの美形の男が幼い男の子に次々声をかけているのを目撃し、記者魂から彼の追跡取材を開始する。なんとか彼(キャスパー)との接触に成功したコリンだが、信じられない胃袋と怪力を持つキャスパーの姿にさらなる取材を続ける事を決意する。

ロンドンだー、ロンドンだ!

本の感想, 作者名 な行野村美月

物語を食べちゃうくらい愛している文学部の部長・天野遠子を遠くから見守る不審な影。遠子に一目惚れをしてことあるごとにアタックをかけるも全く気付いてもらえない柔道部の部長「炎の闘牛」牛園は、遠子と心葉の仲を疑い、心葉を襲撃する(”文学少女”と恋する牛魔王)

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他和泉統子

男として生まれたはずなのに、とある裏取引のおかげで「皇女」として育てられたアレク。異母兄が皇帝に即位したらめでたくお役ご免で庶民にクラスチェンジできる予定だが、その日はなかなかやってこない。そんなある日、「お見合い」のために乗り込んだ先では国は荒れ果て、魔女レオンの呪いが渦巻いているという。アレク、異母兄、そして道中合流した謎の美女とともに事件の真相を探ることになったアレクは……

とても素直でかわいい男の子(ただし女装)が変な家族に振り回される話。BLじゃないよ!

本の感想, 作者名 な行野村美月

琴吹と付き合いを始め、穏やかな毎日を送っていた心葉だがそんな日も長くは続かなかった。「天野遠子が消えてしまう」―卒業を前に遠子から告げられる衝撃の言葉に動揺する心葉にさらに流人は追い打ちをかける。心葉を作家にするために様々な手段を講じる流人に追い詰められる心葉は……

本の感想, 作者名 な行野村美月

「悪い人にさらわれたので、宿題と着替えを持って助けにくるように」
夏休みも終盤のある日、文学部の部長天野遠子から謎の電報を受けとった心葉は気乗りしないまま、姫倉が所有する別荘に向かう。この別荘は曰く付きの別荘で、「白雪」と呼ばれる妖怪が潜むという沼地のほとりにある。その昔「白雪」が引き起こした悲劇と同じ状況が整ってしまった別荘では……

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他夕鷺かのう

地元では立派なヤンキーだった穂倉梓は、両親の不慮の事故を受けて母親の実家である田舎の皆花村の祖母に引き取られる。そこで待っていたのは恐ろしく地味な生活に、母親の実家の神社での巫女修業。しかもその上彼女の前に同級生(理系メガネ)の染井良信がやってきて、一緒に父親を捜してほしいと頼まれてしまう。なんでも染井の父親は、梓の祖母の神社の神様だというのだ。

軽快な語り口に主役二人の絶妙なコンビネーションが面白かった!です。