本の感想, お気に入り, 作者名 あ行宇津田晴

双子の姉で「悪女」と名高いラティファへの王太子ウィロウからの求婚を断れず、ラティファのかわりに嫁ぐことになったサラー。必死にラティファのふりをするサラーだが、根っからの善人のサラーには負荷の高い任務であり、夜な夜な自分の行いを懺悔する日々を送っていた。一方、ウィロウは嫁いできたラティファが噂の悪女ではないことに早々気づき、ラティファのふりをするサラーに惹かれていく。

毎度のことながら、ごちそうさまでしたっっっっ!

本の感想, 作者名 な行仲村つばき

エデルとの結婚を両親に表明したアランだが、案の定父親からの承諾はもらえなかった。アランの母親の提案で、エデルはアランと離れてルディアとともに魔法の靴が絡んでいる可能性のある乙女たちの秘密の会合に出席し、事件性の有無を確認することになる。

アランさんって最後まで、あれ。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行十文字青

「目覚めよ」という声で目覚めたハルヒロがいたのは、よくわからない塔の中。今までの記憶が急速に薄まっていく中、同じく塔にいた11人とともに塔の外に出ると、「グリムガル」と呼ばれる土地に居るということを告げられる。ここで生きていくために「義勇兵」として身を立てろといわれたハルヒロは、早々にパーティーを組んだレンジに声を掛けられなかった他のメンバーとひとまずパーティーを組むことになるが……

おもしろいー。ユメかわいいよユメ。

本の感想, 作者名 あ行秋月かなで

強力な契約獣アルフとともに暮らすリリーシャは、持参金としてのアルフを狙っての求婚者の数々に悩まされていた。求婚者から逃げるにあたって逃げ場を失い、命の危機にまで陥っていたリリーシャは、魔法の才能がないもののおまじない代わりに亡き母から教えられていた契約獣の召喚の呪文を唱え、第三王子であるルクスを召喚してしまう。

王道の少女小説ファンタジー感のあるお話でした。

本の感想, 作者名 あ行藍川竜樹

下級官僚の人間の父と花の仙の母を持つ沙羅は、花仙の持つ伴侶の玉を皇太子の叡綜に奪われ逆らえなくなり、4年間彼の側仕えとして働いていた。叡綜の即位に伴い沙羅も下働きとして後宮に上がることに。妃候補として後宮入りしている令嬢の調査を行うという仕事を買って出た沙羅だが、有力貴族の令嬢たちにいじめられて……

なんともねじまがちゃって……(好意が複雑骨折した結果)

本の感想, お気に入り, 作者名 な行長月遥

重度の花粉症を何とかするために花にあふれる大国から花のない土地に嫁ぐことを熱望するフローレンス王女は、ようやく婚姻を希望するという返事を北方の辺境国の第一王子イスカからもらう。花粉症から脱却できると意気揚々とイスカの元に向かったフローレンスだが、この婚姻の裏にあるものを勘ぐられてしまう。

可愛らしいお話でおもしろかったです。

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他夕鷺かのう

絶体絶命の危機に生死不明だったクロウに助けられたフェルだが、黒龍領には皇帝からの討伐隊が迫っていた。妖精王と皇帝に対抗するために、そして妖精王と同化しているパールを助けるためにクロウとフェルは正気に戻ったジルフォードたちと反撃に出る。

今回も盛り上がってさすがでした。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行乙川れい

見せかけだけの契約王妃として救国の英雄で猜疑王とも呼ばれるヴィクリスに嫁いだエステラは、いろいろトラブルがあったものの、まだしばらく王妃を続ける事になった。内乱でながらく開催されていなかった聖兜祭が開催されることになり、はりきるエステラだが、エステラの父は王妃としてエステラが祭りに出るのに強固に反対していた。

相変わらず面白かったです。こじらす王様に順応するエステラが見もの。

本の感想, 作者名 は行日高砂羽

魔女であることを隠し離宮に引きこもっていたセシーリア王女は、隣国との戦争の勝利と引き換えに魔王の花嫁となる契約を結ぶ。この契約の履行をセシーリアの弟レオンが阻止したが、その代償としてレオンがだんだん若返るという呪いにかけられてしまう。レオンの呪いを解くために、セシーリアは休戦した隣国にあるという手がかりをもとめ、女人禁制の図書館に潜り込むために男装して乗り込む。

男装で敵国に乗り込むという大好物な設定でごちそうさまでした。

本の感想, 作者名 さ行白洲梓

王家に嫁ぐべく育てられたルクレツィアは15歳で王太子シメオンに嫁ぐ。程なく国王が崩御したためシメオンが王位を継ぐが、王太子は結婚から一貫してルクレツィアに構うことなく、下働きの少女、マリーを愛し、そしてマリーを側室に迎え入れる。そんな中で5年が過ぎ、隣国に攻めこまれ、シメオンはルクレツィアを残して自害してしまい、ルクレツィアは辺境の地に幽閉される。

評判通り、面白かった!