本の感想, お気に入り, 作者名 は行本堂まいな

家事をさせると人死を出しかねない腕を持つ大学生の狭霧は、お菓子作りだけはプロ顔負けの腕を持っていた。ある日休日に作りすぎたクッキーを空手サークルの部室においておいたところ、サークルの王子さまでフランスからの留学生ミシェルがそのクッキーのつくり手に会いたいと騒ぎ出す。サークルで唯一の女性なのに女扱いされていない狭霧が今更その作成者であることを言えないでいる中で、水原と名乗る学生が正体をバラされなければスイーツをよこせと脅迫してきた。

おーもしろかった!

本の感想, 作者名 は行文野あかね

官吏を目指す春明は三度の試験に(不慮の事故で)失敗し、次に失敗したら嫁に行くという背水の陣で四度目の挑戦するために道中を急ぐも、気がつけば三途の川のほとりにいた。試験も受けていないのに!と騒いだら今度は気がつけば自室の寝台の上だった。試験に失敗したかと落ち込むが、霊督院からスカウトがやってくる。

コンビモノ!コンビモノ!とそれだけでテンションが上がりました。

本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

王宮の新米呪い師エレインは訓練所の先輩でエレインの天敵、かつ天才占い師のラキスヴァデリの下に配属される。天才ゆえの常人には理解できない行動をとるラキスの「取り扱い説明書」として重宝されるエレインは、日々ラキスの言動に振り回される。

これは確かに最悪な求婚だ……(笑)。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行小椋春歌

魔物を倒すための力を持つ精霊術士を目指し学園に在籍するエリルだが、通常の精霊術師なら誰でもできる、精霊術士二人で力を合わせて更に強力な術を生み出す「連祷」が誰ともできない落ちこぼれになっていた。そんなエリルの前に、強力な力を持った新入生リトが現れる。とある事件がきっかけでリトと連祷ができたエリルだが……

ヒーローが「年下生真面目ワンコ」と思わせておいて「年下暴走駄犬」だった(褒めてる)。

本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

病で両親を亡くし、結婚させられそうになっていたオルナは森の奥でユニコーン・クインティゲルンに出会う。自称婚約者に迫られ危機一髪のところをクインティゲルンに救われたオルナは、そのままクインティゲルンと契約し、ユニコーンと契約した乙女たちがあつまるレーアの館に身を寄せることになる。

ユニコーンさんが面白かった。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行九月文

大納言の姫・透子は更衣である叔母の女房として宮中に仕えているが、叔母が帝に寵愛されており、他の妃の女房から嫌がらせを受けるも勝ち気な性格からやられたらやり返す勢いで乗り切っていた。そんな彼女が苦手とするのは、透子への態度が冷たい今上帝の二の宮・朱雀院の宮。ある事件が起こり朱雀院の宮の調査に透子が手を貸すと言っても朱雀院の宮は渋るが……

宮様のちょっと年上の大人な対応がよいものかもしれない……

本の感想, 作者名 か行九月文

商人業に精を出マィヤは、表舞台に立たないアルカダルの皇太子の影武者としてヴァルティアの使者と会ういう仕事を、好きなものを報酬もらえるという申し出に釣られて引き受ける。現在国交のないヴァルティアからやってきた皇太子アレクセルは、アルカダルに花嫁を差し出す花嫁を伴っていた。

相変わらずマィヤがたくましい。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

新しい帝の即位に伴い人事移動が行われ、東宮妃候補であった大納言の姫君を娶った報復措置として、明槻の異母弟である三の宮の職が解かれてしまう。そんななか、塔子は三の宮の実母である更衣から面会を求められて……

ナチュラルにイチャイチャしてて……(たのしい

本の感想, 作者名 あ行一原みう

1920年にドイツでロマノフ朝の最後の皇女アナスタシアを名乗る女性が現れる。今まで何人ものアナスタシアが現れたが、今度のアナスタシアは本人しか知り得ない情報を知っているという。ロマノフ家に最後まで付き添った侍医の息子でアナスタシアの幼なじみのグレヴは、本人かどうかを確認するためにドイツに向かう。彼の胸のうちにはアナスタシアと過ごした最後の数年があった。

コバルト流のアナスタシア伝説の真相を描いた一作、面白かったです。

作者名 ま行宮野美嘉

男爵家の一人娘アイラは、困った人を放っておけないはつらつな令嬢だが持病を持っており、隣人のアンダーソン医師とその息子キールの世話になっていた。

双方初恋がこじれてて楽しかったです。