祖父の期待を一身に背負い、十三歳の誕生日当日に赤奏国の後宮入りを願い出た莉杏だが、彼女の申し入れを受けたのは、同日に帝位を簒奪した暁月だった。ちょうどよくその場に居合わせたため暁月に皇后として選ばれた莉杏は、人手不足の赤奏国で、皇后の勤めをはたすべくはりきる莉杏だが、暁月は莉杏を子供扱いしていた。
莉杏がかわいかった。
少女小説中心の腰抜け読書感想文サイト。たまに観劇(主に某歌劇)の感想が混ざっていたこともありました。
莉杏がかわいかった。
隣国で奮闘する茉莉花がたくましかった。
茉莉花さん、えげつない……と楽しむと同時にちょっと背筋が寒くなってしまいました(いい意味で)。
後半の茉莉花がかっこよかったです。
四方丸く収まった大団円に大満足です。楽しかった!
表紙はデュークの妄想かと思ってしまいましたよ……(終盤の終盤まで)。
最終章開始の一冊、いつもながらに面白かったです。
あー、ほのぼのほのぼのってニヤニヤしながら読んでたら最後にすごい展開が待ってました。
ウルク編は芋にはじまって芋に終わった。
フリートヘルムの生命力が高くて(笑)。