本の感想, 作者名 あ行奥山鏡

嫁ぎ先の公爵家に向かう途中で「結婚式には戻る」という手紙を残し姿をくらました双子の姉アニスに変わり、結婚式前日までアニスのふりをすることになったフラン。女性嫌いだという(姉の)婚約者の仰天宣言を聞いてしまったフランだが、姉が嫁ぐまでになんとかいい関係を築こうと持ち前の人の良さで公爵との距離を縮めていくが……

変化球ながらも面白かったんだけど、だけど!

本の感想, 作者名 さ行佐槻奏多

諸事情で並の男性陣よりも剣が使えてしまう男爵令嬢リーヴェは、結婚という言葉に騙されて王妃付きの女官になってしまう。王妃と愛妾が水面下で激しい攻防を繰り広げられている宮殿で、王妃の有力な後見人であるの公爵の病の原因をさぐるため、先輩女官と一緒に公爵家を訪問することになる。

元気な女の子と何を考えているのよくわからない騎士殿……なかなかの組み合わせ

本の感想, 作者名 あ行大黒尚人

借金返済のために民間軍事会社D.O.M.Sへの就職が内定した達哉は、厳しい訓練を終えて夏休みの終了した学校に戻ってきた。のんびりとした最後の学生生活が始まるかとおもいきや、始業式のその日にリーナとクララが学校に潜入してきた。

おお、この王子いいキャラっ!(と思ったら出番少なかった)

本の感想, 作者名 あ行荻原規子

夏休みも終わりに近づき、熊野に里帰りしていた泉水子は深行とともに学園に戻り、間近に迫る学園祭の準備に生徒会の執行部として準備に追われる。「戦国時代」をテーマにした学園祭のため、戦国の装束の着付け教室が行われ、そこで泉水子は予定外のモデルを務めることになってしまう。モデルをするには「三つ編み」を解かねばならないが、なんとかそれを乗り切った泉水子。しかし、その後深行は姫神の乗り移った泉水子と対峙することになり…

想像以上にスケールが大きい!

本の感想, お気に入り, 作者名 か行九月文

シリスの命令でしばらくの間国境近くの砦エルヴァの赤竜隊の応援任務につくことになったシエラ(ルーシェ)は、亡くなった父親と同期の赤竜隊の隊長グレンにかわいがられる。一方、ルーシェが目の届かないところに行ってしまったことにより否応なく自分の気持に気づいてしまったスメラギは、予定を前倒しにして定例会議の開かれるエルヴァに向かうことにする。

早っ!

本の感想, 作者名 は行響野夏菜

筆頭位の退位と「魔法使いをやめる」ことを正式に切り出すことができたゼルイークは、エルレインとともに幸せな未来を掴み取れるかと思われたが、ある日突然、エリアルダの魔法のみなものとである「イの王」の気配が消えてしまう。急いで魔界に戻ったゼルイークからの連絡もなく、不安な日々を過ごすエルレインはゼルイークを追い魔界に向かう。そして、エルレインに事件の原因を教えたのは、予想外にもエルレインたちに関係するある魔族だった。

さすがのクライマックス直前、先が見えない。

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

一流女優を夢見るド貧乏な新人女優ロッテシアの次の仕事は、話題の新作への出演なのだが役名は「死体」。一流の死体を演じるために、作品の舞台となる町に出向いたロッテシアだが、滞在費を安く済ませようとして演じた「天涯孤独の少女」という設定が災いし、その町から十七年に一度供されるという生贄にされてしまう。そして、生贄となったロッテシアの前に現れたのは、「吸血が苦手」な吸血一族のサーディ。一族から逃げ出したいというサーディと、ロッテシアのある思惑が合致し、ロッテシアはサーディを連れて都に戻ることにする。

ヒロインの信条が「女は度胸、時々打算」という非常に清々しいものでした。

本の感想, 作者名 あ行石倉リサ

アイドルの作曲家を目指す七海春歌は芸能専門学校早乙女学園に入学したのはいいものの、肝心の一緒にデビューを目指すパートナーを未だに決めかねていた。そんな中、学園長の思いつきでいきなり修学旅行に行くことになる。気になる6人のアイドル候補に親友のトモちゃんと修学旅行を満喫する春歌だが、とある事件から退学の危機に……

シャイニーの意味がわかならい(通常営業です)。

本の感想, 作者名 か行古戸マチコ

奇跡の実によって三人の皇子の呪いを解いたカナンは、善都の結婚を目前に控えていたが、皇帝がカナンたちに「最後の賭け」を持ち出す。カナン、晃、そしパフュームの体に呪いの解けた皇子たちの母親が乗り移るかもしれないという異常事態に対し、五華園に五皇子たちの取った行動は…

「家族」の物語でした。

本の感想, 作者名 た行月本ナシオ

アイリとのコンビ解消を切り出したハイヅカは、ひとりコゲツのもとに向かった。コゲツと対峙したハイヅカは、『黒の七星旅団』がすでに必要な情報を入手していることを知る。そして、対策室は旅団との最終決戦のため、セントパレスに戻ることになるが、道中旅団に襲われ、ダリウスがさらわれてしまう。

は、ハイヅカ!ハイヅカめ!(またこれ)