嘘つきは姫君のはじまり 少年たちの恋戦 / 松田志乃ぶ 作者名 ま行

嘘つきは姫君のはじまり 少年たちの恋戦 / 松田志乃ぶ

東宮妃候補の座を辞退し、薫子と共に初瀬に引き篭もった宮子は初瀬で五節の姫らとともに、東宮に想いをはせながらも心安らかに過ごしていた。一方、宮子の秘密に気付いた東宮は、蛍の宮の助力を得て五条の邸に向かい、そこで真幸と対峙する。

蛍の宮関係が 唯一の いやし……

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そして花嫁は恋を知る 月の女神は黎明を導く / 小田菜摘 作者名 あ行

そして花嫁は恋を知る 月の女神は黎明を導く / 小田菜摘

イリアティーヌは新たに帝位に就いた夫シリウスを支え、ブラーナの皇妃としてできることをしようとしていたが、イリアティーヌの知らないシリウスの過去に大きく関係する女性が現れることによって心乱される。そして同時に、新興宗教であるルシアン教の勢力が無視できない程の急拡大を遂げており……

一つの宗教が国教となるまで。

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異玉の騎士 四界物語2 / 黒川裕子 作者名 か行

異玉の騎士 四界物語2 / 黒川裕子

海賊ネルヴァーリの一味に身を寄せるシルッカと流浪の公子リンゼイ・ヴォーだが、帝国に立ち向かう海賊達の中、帝国に利する行動を取った公子は投獄されてしまう。一方、様子のおかしい竜のファティオータの騎士として、引き続き戦場に出るシルッカは、ファティオータの圧倒的な力を前に彼女と離れる事が最善の策だと考えるようになる。

コンビはいいものだ。あと、ラブ虎の王様もいい(鉄板)。

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[ミュージカル]愛と青春の宝塚~恋よりも 命よりも 素人の観劇日記

[ミュージカル]愛と青春の宝塚~恋よりも 命よりも

戦争にも負けずにタカラジェンヌとしての想いを貫き通したタカラジェンヌ達の物語、「愛と青春の宝塚」のリバイバルを観て参りました。
私、これ一度観たことあるのにやっぱり心の中で大洪水を起こしながら観てしまいました。主題歌がとても好きなので、OPのフィナーレ(相反していますが、作中作のフィナーレ)から半泣きです。

リュータン、ついていきますっっ!(間違いなくベニが一番共感できる)

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宝塚-宙組 / 記者と皇帝 素人の観劇日記

宝塚-宙組 / 記者と皇帝

宙組さんのバウホール公演、『記者と皇帝』を観てきました。
思えば、わたくしがバウホールデビューを果たしたのは、北翔さんの(初?)主演バウホール「セカンドライフ」だったりするので……思えば遠くにきたものだ。

笑いあり涙ありのとても楽しいお芝居でした。

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わたしの黒い騎士 / リン・カーランド 作者名 か行

わたしの黒い騎士 / リン・カーランド

唯一の庇護者であった兄を失い、父に虐げられているジリアンは黒い竜などと呼ばれ世間から恐れられているブラックモアの領主クリスファーの元に嫁ぐ。クリストファーに殺されると信じ込み、かといって実家にも帰ることのできないジリアンは決死の覚悟でこの結婚に臨む。

これが13世紀のイングランド、なのか!

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愛のかけらは菫色 / ローラ・リー・ガーク お気に入り

愛のかけらは菫色 / ローラ・リー・ガーク

所領での遺跡の発掘に情熱をもやすトレモア公爵アントニーは、貴族の義務として無難なところで結婚問題を片付けようとしていた(結婚より遺跡が大事)。そして、アントニーの元で修復士として働くダフネは、遠くからアントニーを観察するだけで幸せという勢いで密かに想いを寄せていた。しかし、ある夜、アントニーがダフネのことを「竹節虫」と呼んでいるところを聞いてしまい、ダフネは仕事を辞めることを決意する。

ダフネと公爵の一進一退の攻防が面白すぎました。

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≪呪肉≫の徴 グヴィノール年代記1 / 縞田理理 作者名 さ行

≪呪肉≫の徴 グヴィノール年代記1 / 縞田理理

両親と死に別れ、伯母の家に身を寄せるメルには誰にも言えない秘密があった。左腕に突如現れた謎のできもの、これが原因で畸端審問官に連行されるかもしれないと日々おびえるメルは、市場で審問官に見とがめられたところを変わり者と評判の大公家のアラストリナ姫に助けられる。アラストリナに恩返しするため、城に上がることを決意したメルは、読み書きの師匠であるトレガーに教えを受け、城に上がるだけの体裁を整えて……

がんばる女の子はよいものだ。

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宝塚-宙組 / ヴァレンチノ 素人の観劇日記

宝塚-宙組 / ヴァレンチノ

宙組さんのドラマシティ公演、ヴァレンチノを観に行ってきました。
再演であるということ、くらいしか情報なくて、ポスター等事前にふれるビジュアルからはめっちゃシリアスでハードボイルドな作品なのかなぁと思ってたんですが……そんなことないんですね。シリアスであることは確かなんですが、笑えるシーンがあり、そして主役がちょっとかわいかったです。

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