本の感想, 作者名 な行仁賀奈

北海道の零細牧場で父と二人ギリギリの生活を送っていた寧々は、アラブ某国の王子様カディールに見初められて、愛馬サチを盾に無理矢理ハレムに入れられる。寧々はサチと共に日本に帰ることばかりを考えるが、カディールは寧々に正妃となる儀式を受けるように命令する。

さらわれた平凡な日本人女子がハレムでいろんな目に遭う話。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行須賀しのぶ

育ての父親に置き去りにされ、生きるために女郎になることを決意したフミは人買いに連れられ、ハルビンの「酔芙蓉」にやってきた。「大陸一の女郎になる」と宣言したフミは、持ち前の機転の良さと機敏さと記憶力で思いもかけない自らの人生を切り開くことになる。

やっぱり須賀さんだ!おもしろい!という作品でした。

本の感想, 作者名 か行喜多みどり

異常な気象と魔力の嵐が渦巻く北部の遺跡に向かうことになった≪学園≫の調査チーム。中継地点のとある街でミカと再会するリティーヤは、ミカも同じく遺跡に向かうという。そして、リティーヤを監視するスタッフの目を盗みキツネの元に単身乗り込んだリティーヤは……

いろんなところでクライマックスで手に汗握った。

つれづれ

琥珀流し葉月さんのスイーツ巡りをええなぁええなぁと指をくわえてみていましが、昨日所用で京都に行く必要があったので、少し早い目に家を出て京都スイーツを食べよう!と思っいたってみました。途中までは順調だったんですが、乗りたい電車は遅れてるし更にその上途中で踏み切り点検を始めるしで間に合わないのではととても焦ってしまいましたが(18時まで)、何とか食べることができました。
地下鉄烏丸御池から徒歩五分くらいの所にある「栖園」の≪琥珀流し≫。
シロップが毎月変わるのが売りらしく、8月のシロップはなんと冷やしあめ!冷やしあめのシロップにトッピングとしてのったショウガの刻んだのがぴりりときいてとてもおいしかったです。
わらび餅セットを頼んだんですが、このわらび餅もなかなかのもので。濃厚な黒蜜がとてもウマーでした。ただ、黒蜜つけたわらび餅は琥珀流しのあとにした方がいいです。琥珀流しはさっぱり系だから黒蜜に負ける。

今年の夏っぽい近畿はこれで最初で最後な予感です。
天神さんは駅を素通り、PLの花火は駅に群がる人をみてすごいなぁと思い、琵琶湖の花火は駅を素通りし(あ、でも帰りの電車からちょっと見えた)、昨日の淀川の花火大会は素通りして京都に向かう。ここまで見事にでかい有名イベントを素通りしまくっているのもすごいなぁと思いながら、来年はちょっと考えようかな?と数秒思いました。

そして本日、冷やしあめがとても飲みたくなってパックを大人買いしてきました。風呂上がりの至福の予定。

本の感想, 作者名 さ行崎谷真琴

父親の仕事の都合で姉が一人暮らす北の都ミンスラーに引っ越すことになったグレーテは、移動中の電車でギルベルトと名乗る少年に絡まれる。彼の提案で「宝探し」をすることになったグレーテは、不思議な空間に迷い込み、ミンスラーの伝承に語られる「雪の人(ニアリード)」と出会い……

北国を舞台に繰り広げられるちょっと冒険?物語

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

話し相手(コンパニオン)を生業とする好奇心旺盛な少女ミルカの次のお相手は、美人だがとっつきにくい資産家のご令嬢ローズマリー。ローズマリーは親友のクラリスとそのコンパニオン・ニノと三人で「アヴァロン」と呼ぶ塔の中でアーサー王伝説になぞらえた不思議な遊びをしていた。アヴァロンではクラリスの兄がなぞめいたメッセージを残し少し前に行方不明になったことから、ミルカはその謎を解こうとするが……

ミルカとスティーヴンのつかず離れずの距離にとてもニマニマした。と思ったらそこで所長!

本の感想, 作者名 た行高殿円

ナンセの新領主に誰を据えるかを巡って攻防を繰り広げるルシード・ジル組に対するオズマニアのオース。賭博祭で開催されるトーナメントにそれぞれの推す新領主候補が出場することを利用し、トーナメントでの勝者を新領主とするというルシードの案が採用されるが、それを黙ってみているオース王子ではなく……

賭博祭完結編。ナンセ問題の決着の付き方にほほぅとなりました。

本の感想, 作者名 た行谷瑞恵

妖精国への地図を手に入れたリディアとエドガーであったが、謎に包まれた地図を解読するには至っていなかった。ある日、地図解読の鍵をリディアの元を訪れた妖精から得たリディアは、その妖精を追ってニコとロタとともに妖精の道に入る。一方エドガーは、青騎士伯爵にゆかりのある貴族の所有していた屋敷のコレクションがオークションにかけられると知り、ポールとともにそのオークションに乗り込む。

レイヴンのボケとつっこみが更に精度を増してきた。

本の感想, 作者名 か行木村千世

アルビオンの「夜」の平和を守る<青の薔薇十字団>を率いるセシアは、「夜の女王」として日々頼もしいがトラブルばかり起こす三人の仲間と悪魔が巻き起こす問題に対処していた。ある日、貴族のご令嬢が行方不明なるという事件が勃発。どうやらその事件にはセシアの実の妹でありアルビオンを統治する「昼の女王」でもあるクローディアの在位記念の精巧な人形がかかわっているらしい。とある悪魔と交換条件で得た助言で事件の真相に迫っていくセシアは……

執事が最強すぎる。

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

長期夏休みに突入した学院。アティーシャは同室のネイトに追い出され、家庭教師として同行する先輩らとともに級友のトールディの別荘に招かれる。そして、別荘地の湖で出会った少女に女であることを知られてしまい、アティーシャはやむなく彼女の計画を手伝うことになる。

アティーシャ、恐ろしい子……