素人の観劇日記宝塚, 月組

100周年記念公演と思われる、月組さんの公演を見てまいりました。総じて楽しい公演だったなぁと思います。
(以下、若干ネタバレしてます)

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行雨川恵

母が皇帝の寵姫となったことで、後宮で暮らすこととなった淑蓉は女官見習いとして働いていたが、「なりこそないの公主」として周囲は彼女を持て余していた。そんな中、彼女に皇帝の正妃から縁談が持ち込まれる。母のためにもとこの縁談を受けることにした淑蓉だが、この縁談に淑蓉が兄と慕う第二皇子の天黎は反対する。

たしかに、豹変だー。

本の感想, 作者名 な行夏目翠

ブラッドフィールド家の後継者選抜に参加することになったジョシュアは、婚約者であるリリアナを連れて前当主の妹シャーロットの住まう邸に向かう。シャーロットは後継者候補を支える伴侶を判断基準に後継者を選ぶという。しかし、全員が集まって程なくして、ブラッドフィールドの顧問弁護士が死亡し、ジョシュアが手を下したと容疑をかけられる

ジョシュアは囚われの姫君か。

本の感想, 作者名 や~わ行・他渡海奈穂

花竜を倒す勇者兼婿探しに身分を隠してデイン公国の騎士団に潜入したリカリプス公国の王女リナは、騎士に昇格し、一緒に昇格した仲間たちと魔物退治に出るようになっていた。そんな中、リナにリカリプスの竜が目覚めそうであること、そしてその竜を倒すために帝国が「兵器」を使うことを通達してきたという報告を受ける。国を焦土にしないために、リナはデイン公や仲間達の力を借りて帝国より先に竜と対峙する方法を模索する。

やっぱり!というところに落ち着いて満足ー。

本の感想, 作者名 な行永瀬さらさ

「精霊歌士」になるための「予備学院」に何とか入学したメロウは、仕事と学業の両立で忙しい日を送っていたが、成績があまりパッとしないらしくまさかの補講を言い渡されてしまう。補講を経て収穫祭の舞台で与えられた役割を果たせない場合は退学、という状況に追いやられてしまうメロウだが、一緒に補講を受ける同級生とどうもうまくいかない。一方、長期休み中ということでメロウの店に居候しているエイディは収穫祭でトリを務めるらしく、エイディにしてはまじめに取り組む姿にメロウは一抹の寂しさを感じていた。

思ったよりもシリアス寄りなのかも。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行斉藤百伽

迫害された魔女の末裔のリュリは人里離れた山奥で暮らしていたが、隠遁生活に嫌気が差し街にでてきてその能力を活かして「音箱」を売って生活していたが、音楽にすべてを捧げる変人王子ユトに捕まってしまう。音を封じる能力を持つリュリを理想の女性とし、いきなりリュリに求婚してきたユトに引きずられてリュリはユトの元で「お妃教育」を受けることになってしまう。

そうそう、こういう話が少女小説だよ!と握りこぶしで読んだ作品でした。

本の感想, 作者名 か行九月文

遠い西のファルバールに嫁いだ鳳龍国公主ルィンの出産祝いのために、流星とともにファルバールを訪れたユァン。遠縁でもあるルィンとユァンはそっくりな容姿をしており、ユァンは命を狙われていルィンの身代わりを申し出る。一方、ユァンをファルバールに呼び寄せたルィンは、ユァンをとある理由からファルバールに止めようと画策をするが、それに気付いた流星はルィンの策略を阻止しようとする。

女性は強くなるなぁ、と。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行小椋春歌

学校帰りにどう見ても猫耳をつけたイケメン(タマ)と目があってしまった普通の女子高生・要は、少女戦隊ドリーム5に勧誘されてしまう。なし崩し的にドリームピンクになってしまった要は、タマに連れられて公園に現れた「魔王」と戦うことになるが、当の「魔王」はまったく魔王らしくなく……

く、くやしい……(面白かった)。

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

サリアンを救うため、学院の仲間たちと共に王宮に向かったアティたちは、そこで次の王位につくという「あの」王子様に迎えられてしまう。演奏の合間をぬってサリアンの居場所を探ろうとするネイトたちだが、その行動を怪しまれてサティたちは危機に陥る。

サリアン様が!そしてあれはそっちか!といろいろ忙しい一冊でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行御永真幸

王の崩御に伴い、次期王の第一候補となったシエラ公爵家のユーフェミアは、宮殿でもう一人の王候補でありながらも今まで宮殿に出仕することのなかったクロヴナー公爵家のヴィンセントにであう。王位を争うライバルになるはずの二人だったが、ユーフェミアの「秘密」を知るヴィンセントは、とある目的からユーフェミアと親友になる、という作戦に出てくる。

これはよい男装ものでした!