井上さんと坂本さんの二人芝居なミュージカル「ダディ・ロング・レッグス」を見てきました。見たいなーと思っていたのにタイミングがあわなくて(と言うかぼやぼやしていて)チケット取ってなくて、初演、再演、そして再再演の2014年3月になってようやくです。これは見られて幸せな作品でした。
王子様と鉄壁の聖獣医 お迎えは、間違えだらけ! / 月本ナシオ
幼いころの経験から極度の人間不審に陥っているフィオナは、(拝金主義で性格の悪い)伝説の聖獣医ミアウフルに育てられた。ミアウルフが仕事で家をあけている間いつもどおり留守番をしてフィオナだが、ミアウフルを訪ねてきたジェレミーとロイドという二人の王子の勘違いで聖獣医として城に向かうことになってしまう。
あと、あともうちょっとなのに!(兄弟モノ的に)
にせもの公主の後宮事情 再会は絆を試すものです? / 雨川恵
天黎との結婚を控え、淑蓉のもとに各方面から祝いのための訪問客が次々とやってくる。そんな中で、都で一二を争う商家・陶家から祝いの品として淑蓉好みの書物が届けられる。天黎は淑蓉にこの贈り物を受け取ることを許さず、また、陶家ともかかわることを禁じる。
お、お兄ちゃんが……(お兄ちゃんもの認定いたします)。
お嬢様にしかできないい職業~公爵様の婚活事情~ / 悠木美羽
若くて身分があって見た目も良くて文武両道な上に王太子の腹心というユーグスト・パウエル公爵は、特定の相手がいないということもあり宮廷でご令嬢たちの熱烈なアプローチを受けていた。そんなユーグストは宮殿の片隅で偶然「可憐な少女」にぶつかってしまう。彼女が立ち去った後に残されたのは、ユーグスト本人に対するなんとも辛辣な報告書だった。
ユーグストさんが報われないピュアボーイで切ない。
宝塚-月組 / 「宝塚をどり」「明日への指針-センチュリー号の航海日誌-」「TAKARAZUKA 花詩集100!!」
100周年記念公演と思われる、月組さんの公演を見てまいりました。総じて楽しい公演だったなぁと思います。
(以下、若干ネタバレしてます)
にせもの公主の後宮事情 君主は豹変するものです? / 雨川恵
母が皇帝の寵姫となったことで、後宮で暮らすこととなった淑蓉は女官見習いとして働いていたが、「なりこそないの公主」として周囲は彼女を持て余していた。そんな中、彼女に皇帝の正妃から縁談が持ち込まれる。母のためにもとこの縁談を受けることにした淑蓉だが、この縁談に淑蓉が兄と慕う第二皇子の天黎は反対する。
たしかに、豹変だー。
聖女の結婚II 策士、罠に掛かる / 夏目翠
ブラッドフィールド家の後継者選抜に参加することになったジョシュアは、婚約者であるリリアナを連れて前当主の妹シャーロットの住まう邸に向かう。シャーロットは後継者候補を支える伴侶を判断基準に後継者を選ぶという。しかし、全員が集まって程なくして、ブラッドフィールドの顧問弁護士が死亡し、ジョシュアが手を下したと容疑をかけられる
ジョシュアは囚われの姫君か。
最愛の勇者、射止めました!花竜の王女と緑竜の騎士団 / 渡海奈穂
花竜を倒す勇者兼婿探しに身分を隠してデイン公国の騎士団に潜入したリカリプス公国の王女リナは、騎士に昇格し、一緒に昇格した仲間たちと魔物退治に出るようになっていた。そんな中、リナにリカリプスの竜が目覚めそうであること、そしてその竜を倒すために帝国が「兵器」を使うことを通達してきたという報告を受ける。国を焦土にしないために、リナはデイン公や仲間達の力を借りて帝国より先に竜と対峙する方法を模索する。
やっぱり!というところに落ち着いて満足ー。
精霊歌士と夢見る野菜 虹色の祝祭 / 永瀬さらさ
「精霊歌士」になるための「予備学院」に何とか入学したメロウは、仕事と学業の両立で忙しい日を送っていたが、成績があまりパッとしないらしくまさかの補講を言い渡されてしまう。補講を経て収穫祭の舞台で与えられた役割を果たせない場合は退学、という状況に追いやられてしまうメロウだが、一緒に補講を受ける同級生とどうもうまくいかない。一方、長期休み中ということでメロウの店に居候しているエイディは収穫祭でトリを務めるらしく、エイディにしてはまじめに取り組む姿にメロウは一抹の寂しさを感じていた。
思ったよりもシリアス寄りなのかも。
音狩り魔女の綺想曲 / 斉藤百伽
迫害された魔女の末裔のリュリは人里離れた山奥で暮らしていたが、隠遁生活に嫌気が差し街にでてきてその能力を活かして「音箱」を売って生活していたが、音楽にすべてを捧げる変人王子ユトに捕まってしまう。音を封じる能力を持つリュリを理想の女性とし、いきなりリュリに求婚してきたユトに引きずられてリュリはユトの元で「お妃教育」を受けることになってしまう。
そうそう、こういう話が少女小説だよ!と握りこぶしで読んだ作品でした。