本の感想, 作者名 か行古戸マチコ

海女兼観光案内人の大食らいの少女ミリアは、幼馴染のライが作る料理が世界で一番好き。島民たちにも愛されて<迷子島>でのんびり暮らしていたミリアだったが、海の中で偶然見つけた「女神像」の呪いにかかり、ありとあらゆる男性にもてまくるという状況に直面してしまう。迷子島ではミリアを「妖精」として売りだし、島の活性化を図ろうとするが……

ライの料理がどれもこれも美味しそうで……(空腹時に読めません)。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

盗まれた秘宝をネタに、罠にはめられたミレーユだが、持ち前の根性でその場を何とか乗り切る。一方、ミレーユが危機に陥っている時に「熱烈」な猛攻を受けていたリヒャルトは……

歴代王子さま詣でがよいものでした。

本の感想, 作者名 あ行榎田ユウリ

都に「慧眼児」の偽物があふれるという事態に、藍晶王子は「慧眼児」たちを宮廷に集めるという対応をとる。その中に、どうやら何かしらの力を持つらしい少年がいた。もう一人の慧眼児と認められた少年と「見極め」を行うことになった天青は、その勝負に負けてしまい修行と称して故郷の村に帰ることになるのだが……

干しいも……

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行斉藤百伽

親が負った借金を肩代わりしてもらうかわりに、富豪の息子で歩く迷惑・バートと婚約したクレアは、20歳までに肩代わりしてもらった借金を全額返済すれば婚約を解消するという約束を果たし、無事婚約の解消にこぎつける。バートから次のバートの婚約者候補に会うための隣国への旅行に誘われたクレアは、珍妙なバートの婚約者としてのノウハウを記した「引継ぎ書」を次の婚約者に渡すためにその誘いに乗る。

これはよいラブコメでした。

本の感想, 作者名 あ行榎田ユウリ

夏になり、深刻な水不足に悩む王都だったが、天青は水不足にそれほど頓着せず、友人とともに夏休みを満喫することになる。しかし、天青は町で金持ちの御令息と間違えられて誘拐されてしまい……

女装が板についてきた。

本の感想, 作者名 か行木村千世

ひきこもりの朧月は「見た目は怖いが面倒見のいい」蒼刻に連れだされ、皇都でとある事件の解決に一役買った。用事も終わってさあ帰ろう、という段階で、世継ぎの公子・天祥から引き続き都にとどまり、今度は朧月・蒼刻と二人揃って天祥の「寵姫」になってほしいという依頼を受けてしまう。

えー、女装ないんだー。

本の感想, 作者名 は行平川深空

歴史書を編纂することに従事する一族に生まれたミアナは、念願の史官となり最初の仕事として、約百年前のウールス王国の王であり、戯曲の題材としてもよく取り上げられる<恋死に王>について調べることになる。少しでも正確に歴史を記したいと悩むミアナは、突如100年前にタイムスリップし、<恋死に王>本人であるウールス王サグェンに保護される。

最後のオチに、ふむふむ、と。

素人の観劇日記宝塚, 月組

宝塚歌劇99周年の最初の公演、ベルばらのオスカルアンドレ編を見て参りました。
宝塚のベルばらは様式美、といいますか、綿々と受け継がれたアレコレがあって(そんなに長い間ファンをやっているわけではありませんが)昔から変わらないなぁ、変わらないのもいいけどもうちょっと変えてもいいんじゃないかな(つまり、少々古臭すぎる)というところがあるんですが……今回は結構演出に変更があって、「ベルばらなのに!面白い!」(※ベルばらは元から面白いです。が、あーベルばら……と思うところがあんまりなかった)と感心しました。面白かった!

本の感想, 作者名 た行時海結以

地元福井に戻った新は、祖父の介護とかるたの練習を両立させていた。永世名人である祖父のかるたの再現を目指す新だったが、祖父の病の進行とともにつきつけられる現実に新は……

いろんな人がちょこちょこ出てるのがなんだかよかった。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行嬉野君

グラナダへの空爆を阻止するため、テレビの生放送で金星特急をグラナダに呼び寄せた錆丸。自ら潜伏先を明かしたことにより、イェニツェリの錆丸らへの襲撃が激しくなる。グラナダに到着した金星特急に乗り込むために残っている花婿候補たちが電車に向かうが……

素晴らしい最終巻でした。