本の感想, お気に入り, 作者名 か行栗原ちひろ

戦争に勝利し、軍人の出番がなくなり平和を謳歌するマディス王国だが水面下では各国の思惑が入り乱れ、新たな火種が勃発しようとしていた。そんな中、ロディアはあのランセが海賊になってしまう現場に遭遇し、ランセを止めるために元レーン号の面々を集め、初の女性艦長として新生レーン号でランセを追うが……

ロディア様がいちいち格好良すぎる。これは惚れざるを得ない。

本の感想, 作者名 か行片瀬由良

藤森神社に新たに持ち込まれた事件は、持ち主が次々と凶事に巻き込まれるという刀・蘇芳丸の取り扱い。九十九神となった蘇芳丸は、過去の心残りから鬼となりかけているらしく、なんとか彼の心残りを解消しようとカフェのメンバーは奮闘する。

アップルパイおいしそうだなこれ。

本の感想, 作者名 か行かたやま和華

父が突如再婚相手を連れてきたことに反発するスズメだが、味方と思っていた結人も蛍もスズメに味方してくれなく、「レディ・キャンディを辞める」という置き手紙を残して家出を決行する。スズメの行方を捜す結人と、怪しい再婚相手を探る蛍は……

相変わらず執事がいろんな意味でおかしいです。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行木村千世

幽鬼が見えるという特殊能力のおかげで、引きこもり生活を続ける黒烏州刺史の妹・朧月の元に、主上の命を受けて名門・劉家の蒼刻が朧月の力を借りに訪れる。朧月は拒否権なく蒼刻につれられ、幽鬼がらみの事件らしい唐突に屋敷ごと「消失」した公主の行方を調査することになる。

ひゃー面白かった~!凸凹コンビが素敵!

本の感想, 作者名 か行香月せりか

身よりがなく、孤児院で育ったリデルの前に突然実父からの迎えがやってくる。実父が国王陛下であるということ、そして原因不明の昏睡状態に陥っている双子の姉ローディアに代わり、姉の身代わりとして大国に嫁ぐことを申し渡されたリデルは、幽霊状態でつきそう姉と共に結婚に臨むこととなる。

おねえちゃんがおもしろい。

本の感想, 作者名 か行リン・カーランド

フランス貴族の娘・エレオノールは義母が整えた嫁ぎ先が大陸にもその名を轟かすイングランドの騎士、バーカムシャーのコリンと知り、逃げることを決意する。「騎士アンリ」と名乗りどうにかこうにか2年間逃げ延びたエレオノールだったが、仕えている令嬢が近々結婚する、その相手がコリント知り大あわて。令嬢に付き添ってイングランドに向かうことになったエレオノールは、何とか隙を見て逃げだそうとするが、花嫁を迎えに来たコリンが「騎士アンリ」のふがいなさに一人前の騎士に育て上げると妙な使命感に目覚めてしまう。

面白かった!男装なんだけど、なんだけど……!

本の感想, お気に入り, 作者名 か行栗原ちひろ

2年前の< 数秘戦争>で英雄的な活躍をしたものの、敵前逃亡したウィルは、亡命先でのらりくらりと生きていたが祖国の姫君の逃亡を助けるというやっかいな仕事を請け負ってしまう。当の姫君・アンジェリンは自身が錬金術師であり、殺された従者を蘇らすために錬金術に必要な材料を求めて遺跡に行きたいらしく……

箱入り王女+元英雄+毒舌幽霊従者の見事なコンビネーション。面白かった!

本の感想, 作者名 か行黒川裕子

海賊ネルヴァーリの一味に身を寄せるシルッカと流浪の公子リンゼイ・ヴォーだが、帝国に立ち向かう海賊達の中、帝国に利する行動を取った公子は投獄されてしまう。一方、様子のおかしい竜のファティオータの騎士として、引き続き戦場に出るシルッカは、ファティオータの圧倒的な力を前に彼女と離れる事が最善の策だと考えるようになる。

コンビはいいものだ。あと、ラブ虎の王様もいい(鉄板)。

本の感想, 作者名 か行リン・カーランド

唯一の庇護者であった兄を失い、父に虐げられているジリアンは黒い竜などと呼ばれ世間から恐れられているブラックモアの領主クリスファーの元に嫁ぐ。クリストファーに殺されると信じ込み、かといって実家にも帰ることのできないジリアンは決死の覚悟でこの結婚に臨む。

これが13世紀のイングランド、なのか!

本の感想, 作者名 か行河上朔

王立騎士団への入団試験は合格間違いなし、といわれて試験自体を三年連続受けられなかったカンナは、四度目の試験を目前に控えていた。今年こそは試験を受けるとやっかいごとには極力かかわらないことにかかわるまいとするが、道ばたで行き倒れていた謎の少年・シンクを拾ってしまう。

前向き×後ろ向き