本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

東方出身の薬師カナギ、謎の詩人ソラ、元暗殺者のミリアンの三人組は帝国に追われつつも行く先々で騒ぎに巻き込まれる珍道中を繰り広げていた。そして、詩人を異様なまでの執念で追いかけるバシュラールの詩人との奇妙な因縁は……

本の感想, 作者名 か行片瀬由良

王子親衛隊の陰謀により学園祭の実行委員となってしまった比奈。学園祭の準備のために毎日遅くまで学校に残る比奈に隠すことなくアプローチを続けるもう一人の実行委員の白川君。白川君が比奈に近づくたびに不機嫌になる王子は、周囲に乗せられ学園祭で主役を演じることになる。

本の感想, 作者名 か行かたやま和華

月見の夜に風祭道場の前に捨てられていた赤ん坊。そして、赤ん坊には紗那王に子どもを託す旨をしたためた結び文。紗那王と鷹一郎に疑惑のまなざしが向けられる中、風祭道場の面々は赤ん坊にすっかり骨抜きになる。そんな中、「悪い狐を落としてあげる」と桐緒に近づく謎の男が現れて……。

本の感想, 作者名 か行片瀬由良

比奈を追って人間界にやってきた王子は普通に高校生活にとけ込んでいた。そんなある日、王子の旧知がこちらの世界に落ちた「卵」を捜すためにやってきた。ご近所の猫の力を借りてその卵を捜すことにした一行だが、なかなか見つけることができない。

本の感想, 作者名 か行樹川さとみ

金髪の女性ばかりが誘拐される事件が起こり、周囲の反対を押し切り囮となって捕まったシーカ。そこで出会ったのはとても威勢のいい美人の女騎士だった。≪黎明の使節団≫の活躍により女性達は無事救助されたが、件の女騎士アスティルは自分は男であると主張する。

本の感想, 作者名 か行喜多みどり

≪学園≫を出奔したミカを追って≪学園≫と対立する≪貴族院≫の本拠地フレアバタンにやってきたリティーヤとヤムセは、ミカがヤムセの宿敵ユローナに囚われていることを知る。リティーヤの≪昼≫魔術に強い執着を見せるユローナは、ミカを利用してリティーヤをおびき出そうとする。それを知ったミカはどさくさに紛れユローナの元を逃げ出すが……

本の感想, 作者名 か行花衣沙久羅

貴族の端くれアディントン家の長女アリスは途方に暮れていた。急逝した父の残した財産は残った家族を養うどころか支払うのに困る額の借金だったからだ。借金を返済し、なおかつ残った家族を養うためにとアリスは苦手な舞踏会に出席し、貴族の中でも当代一といわれる資産家の花嫁の座を狙うことにする。

本の感想, 作者名 か行かたやま和華

桐緒と紗那王の前に現れた高飛車な茶々姫は以前紗那王が憑いていた柳生家のお姫様で、紗那王の元婚約者だという。紗那王は自分との劇的な恋のために柳生家を離れていったと信じて疑わない茶々と何故か友達になってしまった桐緒。柳生家が一途をたどっていくと知らされ、茶々の守り役から助太刀を頼まれた桐緒は、その人のよさで柳生家に手助けすることにするが……。

本の感想, 作者名 か行紅玉いづき

魔物の住まう森に食べてもらうためにやってきたミミズクは、夜の王フクロウに出会う。死にたがりの少女と人間嫌いの夜の王、そして人の国の王や騎士達が織りなす物語。

本の感想, 作者名 か行壁井ユカコ

北陸の旧家に生まれた双子の佐々右布子と左馬之助は世にも珍しい一卵性の双子。お陰で病弱に育った右布子は左馬之助に頼り切った生活をしているが、最近左馬之助の態度が素っ気ないことに若干の不満を感じていた。
二人が所属する映画研究会で文化祭に出展するための映画を撮影することになり、右布子は主役を演じることになる。会長の西丸と部員の清野の4人での撮影で、今まで味わったことにない充実感を感じていた右布子だが……。