本の感想, 作者名 か行菊地悠美

新しい女神に就任することになったユーノ。しかし、ミネルヴァからの引き継ぎの儀式のまっただ中に”紫苑のレセス”の手下となったラキアが現れ、公にされていなかったレセスの復活が国内に知れ渡ってしまう。レセスが完全復活する条件が整う皆既日蝕の日までに奪われた聖宝を回収しようと、ユーノとファルディオはエスロットのもたらした情報に基づき現場に赴く。

ど、読者はその本編とおまけの間が読みたいんだ!

本の感想, 作者名 は行ひずき優

両親を亡くし、叔父の家で肩身の狭い思いをしてくらしていたキヨの元にとアーウィンと名乗る青年が訪ねてくる。アーウィンが言うには、キヨの父は異国の貴族で、キヨには父から残された莫大な遺産の相続権があるらしい。父母と過ごした想い出の地・夜来香にアーウィンと共に向かったキヨは、幼い頃の想い出の君を捜すのだが……

シンデレラストーリー+初恋の君はどこへ?というお話でした。

本の感想, 作者名 か行樹川さとみ

聖都にやってきた<黎明の使節団>一行はついに教皇との対面を果たす……かに思えたが、枢機卿の張り巡らせた罠がシーカ達を待ちかまえていた。なんとかその罠をくぐり抜けた一行は、後日極秘に教皇との対面を果たすが、教団の内部紛争に巻き込まれ……

シーカの願いがとても切なかったです。

本の感想, 作者名 は行氷室冴子

瑠璃と高彬の結婚を阻止するべく、瑠璃の「浮気」の現場を押さえるため吉野に向かった守弥は山道で足を踏み外し、一時的に記憶喪失になってしまう。そして、守弥の「訪問」後、帰京の意を固めた瑠璃は、小萩と二人秘密裏に都に向かうが、都ではとある事件が勃発し高彬が奔走していた。

瑠璃姫帰還編。とてもお騒がせな姉弟です。

本の感想, お気に入り, 作者名 は行響野夏菜

とある「取引」に釣られて長年司祭が不在であったグメーラに赴任した新人司祭のミーナ。奇怪な噂ばかりが聞こえてくる領主での伯爵のナリスフレイとの対面も順当に終わり、久しぶりの司祭ということで、ミサには大勢の村人が詰めかけ、ミーナの滑り出しは順調なように思われた。しかし、伯爵家に仕えるファランドや村人達のよそよそしい態度がどこか引っかかったミーナは……

若手女性司祭と謎の伯爵兄弟の物語のはじまり。面白かったです。

本の感想, 作者名 さ行斎王ことり

十年ぶりに太陽神イスファーンの巫女が選ばれた。新しい姫巫女となったシュエラは、イスファーンの傲岸不遜な態度に反目しつつも、徐々にイスファーンの心に触れる内に、イスファーンの孤独を知る。一方、太陽神の自由を奪う力を持つ国王は、久方ぶりに現れた姫巫女を利用してイスファーンの力を利用しようとするが……

神様と神に仕える巫女の物語。

本の感想, 作者名 さ行菅原りであ

紅茶屋のオーナーを務めるご令嬢ヴィクトリア。彼女の店は順調に人気を博していたが、ある日近所に伝説の紅茶店が復活開店する。客を取られるだけでなく、ヴィクトリアの店にまつわる不名誉な噂まで流れてくる始末。ことの顛末を探ろうと件のヴィクトリアは件の紅茶店に潜入することにする。

まさかのコラボレーション:縦巻ロールお嬢様+メイド喫茶

本の感想, 作者名 は行春河ミライ

名家のご令嬢・ユノは幼い頃から彼女に仕える従者グレンに恋をしていた。ユノは思い切ってグレンに想いを伝えるものの彼に取り合ってもらえないことに傷つきつく彼女の元に使用人からラブレターが届く。ラブレターの扱いに困ったユノはグレンに相談を持ちかけるが……

お嬢様と執事のベタ甘ラブストーリー……む、胸焼け……

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行本宮ことは

異界との「門」をその腹に封じる「巫女」は、代々王と契り、次代の巫女を生み門を封じるといういうことが運命づけられていた。当代の巫女・雪は閉ざされた聖域である「塔」でひっそりと暮らし、間近に控えた王との婚姻を待つばかりであった。しかし、雪はある男性に想いをよせていて……

ひっそりとした雰囲気の中での珠玉のラブストーリ

本の感想, 作者名 か行九月文

嫁入り途中で時を遡ってしまったあこは、嫁ぎ先予定の井伊家にやっかになりつつも元に戻る方法を探していた。そんな折り、次期将軍秀忠の御成りが近づき準備に追われる井伊家。そして徳川の世を混乱におとしめようとする亡者の罠も張り巡らされ……

直継と小一郎のあこへの思いが切なすぎた。