本の感想, 作者名 や~わ行・他柚木空

休暇をもぎとり避暑地エジリンへやってきたユリウス一行はつかの間の休みを満喫すべく、とある貴族とその友人、そしてその従者として羽を伸ばす。けが人助けた縁から近郊の村の薬草園通いを始めるミナワだが、その薬草園には裏の世界に通じる植物も栽培されているらしく……

本の感想, 作者名 ま行皆川ゆか

核実験場に設置された謎の装置「メデューサの首」。その装置の中にプロメテウスの協力者・ラスプーチンの亡骸が組み込まれていることを知った≪女教皇≫たち。メデューサの首の秘密を探るべく、≪恋人≫たちと文華と共に婦メデューサの首に潜入する≪女教皇≫だが、そこではラスプーチンの罠が待ちかまえていた。

本の感想, 作者名 ま行皆川ゆか

失った記憶を取り戻すために、≪死神≫とのフェーデに臨むことになった≪女教皇≫。ソビエトから発射される核ミサイルを西側に落とし、全面的な核戦争を引き起こそうとする≪死神≫の協力者田村の計画を阻止するため、≪女教皇≫は≪魔法使い≫と共に核の実験場のある中央アジアに向かう。

本の感想, 作者名 か行樹川さとみ

シアシーカーと無事合流した< 黎明の使節団>は新たな目的地を目指して世直しの旅に再出発した。次に彼らが向かったのは、とある田舎の山の中。ハルセイデスは田舎のミトラーダ支部に左遷されたとある人物に会うという目的があるらしいのだが……。

本の感想, 作者名 か行岐川新

母親の出自と自らが持つ特殊な能力から表に出ることなく、ひっそりと暮らしていたロクソンの第二王女レウリアは自ら志願して隣国ブロウに間者として潜入する。レウリアは誰にも怪しまれることなく順調に任務を遂行していたと思われたが、彼女の正体をいぶかしむブロウの第二王子ジェラール。折しもブロウの王宮内で謎の病が流行し、なんとかその病を食い止めたいと動くレウリアはジェラールに助力を請う。

本の感想, 作者名 ま行皆川ゆか

≪教皇≫とその協力者ピーターが”改変”を起こすためにゴーリキー教授の命を狙う。ようやく協力者である≪魔法使い≫と合流することができた≪女教皇≫は、≪教皇≫たちに立ち向かうが、ゴーリキー教授が生み出したという虚数強化体である趙にも思わぬ苦戦を強いられて……

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

合奏コンクールに有力な王子が観覧にやってくるという報を受け、学院をあげてコンクールに取り込むことが決まった聖楽学院。そして、時を同じくして性別を偽って学院に潜入しているアティーシャにとって最大の難関・健康診断が立ちはだかる。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行小川いら

男勝りで剣術もたしなむ武家の娘・吉川雛は望まぬ結婚を厭い師匠と仰ぐ松尾芭蕉とその弟子・曾良の東北への旅について行くことを決意する。雛の大脱走に気付いた幼なじみで剣術道場の次男・鹿之助は雛をひとりで行かせぬために大急ぎで雛に合流する。俳句を詠むためののんびりとした旅だと思われていた芭蕉の旅は、謎の一団に命を狙われるといった波瀾万丈の旅で……。

本の感想, 作者名 ま行皆川ゆか

記憶を失い、街をさまよう少女。気のいい青年・菊沼と彼の知り合いの婦警・織藤に保護され、病院で精密検査を受けることになる。記憶を失っているはずなのに、菊沼や織藤に既視感を感じる少女だが、病院の精密検査で「虚数体」という不思議な存在である事実をつきつけられ……

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行西東行

オパリオンの貴族の娘プルーデンスは年に似合わず論理的に物事を捕らえ、黄金律の美しさについて熱弁するような一風変わった少女。亡くなった祖母の遺品を納めるため、家族で祖母の故郷であるアラニビカ島に向かったプルーデンスは、祖母が残した「鳥の塔」の謎を巡る事件に巻き込まれる。祖母の意思を受け継ぎ塔の謎を解こうとするプルーデンスの相棒は、とてもうさんくさい蒼い衣の詩人ただひとり。他の大人とは違い、プルーデンスを子ども扱いしない詩人にうさんくささを感じながらも信頼のようなものを感じるプルーデンスは……