本の感想, 作者名 あ行小椋春歌

片田舎でひっそり暮らすライラは、長老から預かった不思議なランプから聞こえる声を聞き、ランプに封じられたという魔神ルーダイナの要望でバスラムの都にランプを連れて行くことになる。しかしその翌日、そのランプを探してやってきたシャルカーン王子とその従者ザインの懇願により、魔術の力を見込まれたライラは悪神にさらわれたというジャスミンを助ける旅に加わることになる。

すがすがしいまでに腹黒かった。

本の感想, 作者名 た行月本ナシオ

星が落ちてくるため大きな被害が生じることがあるが、一方で星の力が人に宿るという<聖降誕祭>で両親を亡くしたキアラは、そこでクラウスと名乗る少年に助けられる。成長したキアラは、念願の「アストロラボス」の研究員となり、星の動きを研究していた。キアラの担当している境界石から大きな被害をもたらす「落星」の予兆を読み取ったキアラは、星の力を宿した神聖士官らとともに現地調査を行うことになる。

研究バカのキアラちゃんの行動がおもしろい。

作者名 か行喜多みどり

19世紀末、奨学金を得て英国の男女共学のパブリックスクールに入学した亜夜子は、ロンドンの街中で彼女を助けた不思議な青年・レイと学校で再会し、かれのファグになることになる。「切り裂きジャック」とも恐れられるレイのファグとして忙しく働くことになる亜夜子は、学園で起きた謎の変死事件の真相を追うレイの手伝いをすることになる。

19世紀末のイギリスというだけで心躍るものなのです。

本の感想, 作者名 は行文野あかね

イーノットと突如連絡が取れなくなってしまったケイトだが、大学での勉強は容赦なく進んでいき、イーノットと会えない日々が続いていた。そんな中、ケイトとリオは帰宅途中にケイトに対し「棺の手帳」を要求する少年を保護する。「革命派」の首謀者の息子ということを聞き出したふたりは、イーノットを頼り軍部に向かうことにする。

イーノットさんったら。

本の感想, 作者名 や~わ行・他山咲黒

力はあるが魔法を使うにはいろいろと制約のある魔女ナナイは、領主の息子シスを見事射止め、安泰な生活を手に入れるという目標に近づいていた。ついに領主の館に招待されたナナイだが、その日の夜にシスが何者かにさらわれてしまうという事件に巻き込まれてしまう。館では最近謎の殺人事件も起きたらしく、シスの行方を探すことにしたナナイは無理やり同行させた幼なじみのレイダにもその調査を手伝わせるのだが……

幼なじみは正義だな。

本の感想, 作者名 な行永瀬さらさ, お兄ちゃん

仲間とともに運営する店も軌道に乗りはじめるメロウだが、間近に迫った精霊歌士予備試験は今までの試験とは違い、実技の一発勝負でしかも試験官はメロウの母である女王ということが告げられる。そして同時に今までの女王の態度が嘘のようにメロウに接する女王にメロウは戸惑いつつも試験の準備をするが、店を拡張しようとした矢先に事件が起こり……

「このボンクラ!」が一番冴え渡った最終巻でした。

本の感想, 作者名 や~わ行・他悠木美羽

隣国に留学していたユーグストの従兄で伯爵家の跡取りジラートが数年ぶりに帰ってくる。情報収集の対象として、新たなご飯の種がやってきたことに張り切るラビットのもとに、謎の女性から国一番の貴公子を探してほしいという妙な依頼が入る。ラビットは該当する貴公子としてユーグストを紹介するが、探しているのはユーグストではないと一刀両断されてしまい……

ユーグさんが相変わらずピュア。

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

ついに皇帝の「寵姫」になったらしい花蓮だが、相変わらず梅花殿にとどまり、ときめきの赴くまま、天綸をあごでつかいつつの日々を送っていた。そんな中、花蓮が拾った不思議な石のせいで、鳴鳴が眠れぬ夜を過ごすことになってしまい……

一冊まるごと壮大なエピローグでした(好物です

本の感想, 作者名 や~わ行・他山本瑤

婚約者エリスの治めるネイヴァロンで動物になりつつある使用人達をもとに戻すことに成功したケイトリンだが、次はエリスが黒ウサギに変わってしまう。引き続き妖精王の仕業と睨んだケイトリンは、妖精王のご機嫌を取るべく大々的なお茶会を計画する。

エリス(※黒ウサギ)が妙に可愛くてときめいた。

作者名 や~わ行・他梨沙

刻子を探しているらしい思議な少年(の外見をした)水狐がいるという連絡を受けた刻子は、ジャンとともにその少年に会いに行く。図らずしも一緒に九十九市に帰ることになった三人だが、九十九市では結界が次第に解け、よくないものが街に溢れだしていた。

ジャンの想像力がたくましいなー。