本の感想, お気に入り, 作者名 さ行妹尾ゆふ子

青鉄の鉱床発見の褒章として突如皇帝から隠居を許されたヤエトだが、残務処理に黒狼公の引き継ぎなど様々な仕事に忙殺されていた。そんなヤエトのもとに皇妹が訪問し、ヤエトはなし崩し的に皇妹とともに第ニ皇子の元を訪れることになる。

相変わらずヤエト先生はぶっ倒れておりましたが……

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行石田リンネ

外交問題が一旦落ち着いたレティは、ウィラードとマリアンネの二人を騎士に迎えるべく画策を開始するが、レティの勧誘に対しふたりとも開口一番にと「個人的な事情」と「多忙」を理由にレティの申し出を断ってくる。そんな中、数年前から騎士団が中心となって取り組んでいるとある大規模作戦の決行が近づき、ウィラードとマリアンネそれぞれからその作戦にレティ本人が協力すれば騎士になる、という条件を提示される。

相変わらず面白いですねぇ、このシリーズ。

本の感想, 作者名 あ行藍川竜樹

竜娘の選考審査に参加するため、皇都にたどり着いた蓉華は、蝶麗とともに竜娘の能力を増幅させるという「竜魂薬」に絡んだ事件を追うことになる。この事件には竜府の役人も絡んでいるらしく、竜府の弱みを握ろうとする蒼翔は蓉華が全面に出て事件を追うことを禁止しようとするが……

お蝶さまいいなぁ。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

教員養成のための研修に参加することになったナクシュデルだが、研修会に参加しているご婦人方は上流階級の少し年上の方々ばかりで、しかもナクシュデルの「黄金の寵妃」の肩書から敬遠されてしまうが、彼女に妙に構ってくるアイオリアという婦人にあれこれと構われる日々を過ごしていた。

弟たちの苦悩が……(こういうの大好きです)

本の感想, 作者名 か行九月文

アズィールの侵攻からローレンシアを守るため、アルシェイドとしてアズィールにとどまり続けることを選んだスメラギだがアズィール皇帝はスメラギをスメラギ本人として扱う。一方、ローレンシアに保護されたあるシェイドに、シエラはとある協力を求める。

アズィール編の完結。

作者名 や~わ行・他渡海奈穂

封印から目覚めかけた花竜を倒せる「花婿」を探すためにデイン公国の騎士団に魔法使い見習いとして入団したリカリプスの王女リナだが、見習いゆえ「最強の騎士」とは程遠い落ちこぼれを集めた隊に配属される。

リナちゃんが強くて前向きでかっこいい。

本の感想, 作者名 た行高殿円

伝説の外商部員・葉鳥の退職準備に伴い、バイトからの叩き上げで正社員になった静緒は葉鳥の顧客を受け継ぐ候補生として、富久丸百貨店外商部初の女性として抜擢される。今までの百貨店バイヤーと全く違った世界の仕事の方法に戸惑いつつも、一癖も二癖もある「上流階級」の顧客の要求に対応していく。

安定の「痛快お仕事」モノ。楽しかったです。

本の感想, 作者名 ま行毛利志生子

ネパールから吐蕃にようやく帰ってきた翠蘭は、落ち着くことなくリジムの葬式とラサに建立された寺院の法要の準備に忙殺される。同時期にガルが主導する軍の再編計画と、ラセルの即位の準備も重なり、それらを快く思わない者達がさらなる事件を引き起こしてしまう。

9年越しの物語の最後の一冊、相変わらず面白かったです。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行藍川竜樹

代々飛鳥戸家に課されている「託宣の赤子」の見極めを依頼された玲雅だが、その方法を受け継ぐ前に先代が急逝したため方法がわからず、過去の記録からその方法を突き止めようとする。「託宣の赤子」の見極め方法を探るうちに、都に張り巡らされた陰謀の「黒幕」としてある宮様が浮上してくる。

切ないところもありましたが、「たしかに文字通りの「大団円」でしたねー。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行茅田砂胡

豪華客船にトラブルが生じ、乗船している乗客を脱出させたリィだが、全員脱出したはずの客船にここにいるはずのない人物・ウォルを見つける。ウォルと再開したリィはしばしウォルと過ごした後、ルゥの力でウォルを送り返すが、送ったついでにつながった「リィが去ってから十年後のデルフィニア」の世界を覗いたリィはデルフィニアが危機にさらされていることを知り、デルフィニアに向かうことを決意する。【紅蓮の夢】

あの人達ふたたび!の大満足な書き下ろしでした。