本の感想, 作者名 あ行青木祐子

有名執事の娘シャロンは、初めてメイド勤めをするカルヴァート家の別邸に向かっていた。そこではカルバート伯爵の長男の婚約者の披露が行われるらしく、邸の中はてんやわんやの大騒ぎ。更にそこに別邸の「主」だというカルバート伯爵の次男で売れない作家のロイが現れる。そしてシャロンはロイと邸に滞在していた女性が死亡しているのを発見してしまい……

今度も男性サイドは乙女思考かもしれない……

本の感想, 作者名 ま行麻木琴加

ヴィスコンティ国の政務官試験に最年少で合格し、若手の出世有望株として期待されるエレーナは、そのほほ笑みを絶やさない姿から「鉄壁の笑顔」と呼ばれていた。そんな彼女に、問題が多発しているミモザ州に執政官として赴任することが命じられる。まだ年若いエレーナを派遣する交換条件として、同じく若手有望株のディノと二人で執政官としてミモザに赴くことになったエレーナだが、ディノには「本性」を見破られてしまった上に、「気に入った」発言までされてしまい……

才女というより体育会系だった。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行嬉野君

最後の「金星特急」から6年、あのとき「金星堂」に集められた少女たちが日本に集まり、錆丸の所にやってきた。錆丸は少女たちにあることを頼み、そして休暇ごとに錆丸を訪れる「兄達」や旅の仲間にも自身の決意を語る。

最後の最後は、家族の物語。

本の感想, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

花蓮とのデート中に、思わぬところから実母について知った天綸。天倫の山盛りの出生の謎に息巻く花蓮だったが、さらにひょんなことから今をときめく煌星男子グループの解散騒動に首を突っ込んでしまうことになる。

次はついにアイドルだって(行くとこまでいっちゃってください)。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行朝香祥

亡き親友・孫策の意志を受け継ぎ孫家をもり立てる周喩。赤壁の戦いで劉備の軍を利用し曹操軍を退けるが、十分な休息をとる間もなく江陵の戦いに臨むことになる。

待ってて良かったけどこれで(たぶん)最後かと思うと切ない……

作者名 あ行小田菜摘

幼いころの大火災で両親を失ったマリアンジェラは、兄の庇護のもと美しく育っていた。アルベルティ家のために「四度目」の結婚をすることになったアリアンジェラは、今後は有力な商家ヴィスコンティ家のレオナルドに嫁ぐことになる。今までの結婚相手と違い、年も近くマリアンジェラにかまってくるレオナルドに、期限付き関係ではあるものの次第にマリアンジェラは心を開いていく。

やっぱり、小田さんの堅めのお話は鉄板だなぁ。

本の感想, 作者名 あ行藍川竜樹

陵王蒼翔の後見を受けて竜女を目指すことになった蓉華は、皇都に向かう道中に蒼翔の叔父である烏王の地に立ち寄り、烏王が後見する竜女候補・蝶麗と合流することになる。烏への滞在中に特殊な魍魎オクヨルンを対峙することになった蓉華は蝶麗とともに「オクヨルン」と対峙するが……

ツンデレが、最強のツンデレがふたりも……

本の感想, 作者名 は行文野あかね

試験を終え大学が夏季休暇に入り、ケイトは友人のリオとノーマンとともにリオの祖母が住んでいる東部のソールヒルに遊びにいくことになる。風光明媚な都市として知られているソールヒルだが、ちょうど若い女性ばかりを狙う連続殺人事件が起きており、そこでケイトは捜査に駆りだされていたイーノットと再会する。

あらあら、まあまあまあ。それにしてもリオくんがいい人すぎる。

本の感想, 作者名 ま行みどうちん, みどうゆか

幼いころに両親を無くし叔父夫婦に引き取られたラウラは、叔父の家族にいじめられて成長する中、自身の華麗な外見を最大限利用して腹黒く賢く生きることを決意する。そんなラウラに叔父が地方の伯爵家との縁談を用意してきた。叔父の家から出ることができるチャンス、とラウラはその縁談に飛びつくが、伯爵家に到着と同時に伯爵が代替わりしていることを知る。

ラウラの考える「悪」がかわいい……

本の感想, 作者名 あ行岡篠名桜

大坂の武士の情報を集めた「浪華御役録」の最新版に千代の名前が載っていなかった。不審なものを感じた花歩と千代の実弟松次は、浪華御役録の版元にその真相を確かめに行くことにする。<浪華御役録>

千代ちゃんっ!