本の感想, 作者名 さ行清家未森

アルテマリスとの誓約の儀を目前に控え、盗まれたシアランの国宝を秘密裏に探しつつ外交に勤しむミレーユは、同じく目前に控えたリヒャルトの誕生日プレゼントに頭を悩ます日々を送っていた。お妃活動で仲良くなったシュヴァイツのユーディア姫に誘われて彼女のお茶会に参加したミレーユは、そこである事実を知ってしまう。

き、気づいてミレーユ(からかわれていることに……)。

本の感想村田栞

殷の王太子となった晄は仲間に支えられ国の復興に奔走していたが、ふとしたことでもう会えない汪李の事を思い出していた。久しぶりのまとまった休みに、舜の目を直すために崑崙に忍びこむことになった晄たちだが、崑崙の住人たちに追い掛け回されて……(『西王母の贈り物』)

化蛇がニートすぎて!

本の感想, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

農家の三男坊ラッドは、恋人で領主の娘であるアーシャとの結婚を目指し、「一旗」上げるために都会にやってきた。その巻き込まれ体質を遺憾なく発揮し様々なトラブルに巻き込まれつつも、なぜか貴族の跡取りに収まったラッドは果たしてアーシャと無事結婚できるのか……

巻き込まれすぎ!

本の感想, お気に入り, 作者名 か行木村千世

黄巾賊が支配する街の怪しげな儀式を探るべく、会場に潜入する朧月と蒼刻だが、撤退中に朧月が張宝にとらわれてしまう。朧月を取り戻すために、蒼刻は情報屋、花守、そして張さんとともに黄巾党の本拠地に乗り込む。

蒼刻が暴走してる!

本の感想, お気に入り, 作者名 た行天正紗夜

仕立て屋になるためにアイルランドからロンドンを目指すメロウは、道中親切にしてくれたウィルの好意で、彼のロンドンの帽子店で仕立て屋をはじめることになる。メロウの最初の客は吸血鬼のヴィオラ。彼女から写真に写ることのできるドレスを作って欲しいという依頼を受けたメロウは、相棒のカエルのビジューと共に難問に挑むが、同時期に吸血鬼絡みと思われる通り魔事件も勃発していた。

硬派よりの私好みのお話だった!

本の感想, 作者名 た行月本ナシオ

妖精の国で育てられたラシェル王家のフィリアナは、人間界に帰ると家族ができると言われて妖精界から人間界に帰ってきた。そこで彼女を待っていたのは、地方貴族の青年伯爵ライル。ライルは妖精王との約束で、現王室の第一王子の花嫁の後見人になるために、フィリアナを徹底的な花嫁教育を施すというのだが……

俗物すぎるユニコーンが!(笑った)

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

結婚して一年、互いの仕事も順調に進んでいるシャーロックとクリスだが、シャーロックは薔薇色でドレスを作りたいとやってきたベルナール卿のクリスへの態度にいらぬヤキモチを焼く。一方のクリスは、お客様の秘密とベルナール卿の真意をシャーロックに伝えないため、シャーロックのヤキモチは抑えきれず……

シャーロックが乙女すぎる。つまり通常営業

本の感想, 作者名 ま行緑川愛彩

その多才さで「才女」ともてはやされ、サロンで人気の伯爵令嬢マリオンだが、久しぶりに再会した幼馴染のジルが大嫌いな軍人になっていることを知り、ジルと一方的に絶交してしまう。しかし、ある日ジルがマリオンに宛てたらしい手紙を見つけたマリオンは、ジルの真意を尋ねるためにジルを追いかけてマリオンの故郷に向かうが、久しぶりに戻った実家は軍に徴収されていた。

じれじれ幼馴染。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

結蓮に結婚を迫っていた太子・崇怜が、御使いに宛てた結蓮の手紙を手に実は自分が御使いなのだという驚きの告白を結蓮にしてきた。疑問を感じながらも、御使いだという崇怜を邪険にできない結蓮は、彼と無理やり親交を深めさせられることとなる。一方、花街で起きている謎の妖怪絡みの事件のため、季隆は結蓮には詳しい事情を話さずに寝る間を惜しんでその対処に当たっていたが……

あら、わりと引きずらないようで。

本の感想, 作者名 さ行小田菜摘

皇太子であった兄の急死に伴い、なんの準備もなくブラーナ帝国の皇太子となってしまったアンティクレア皇女に、現皇帝でアンティクレアの母であるグラケィアは自身の腹心であるルキウスを指南役につける。アンティクレアの婿の座を狙う貴族たちは、アンティクレアからルキウスを引き離そうと陰謀を張り巡らせる。

やっぱり好きだな、このシリーズ。