本の感想, 作者名 か行香月沙耶

突如現れたリムルと名乗るキルラの「黒版」は周囲を混乱に陥れ、行方をくらましてしまう。ユリシーズたちはリムルの行方を追う一方で、ヴァハラ獣界との「扉」となる舞台の穴をふさぐ事を優先させるが、穴を塞ぎきる前にリムルと契約を交わしたらしいラウラの姉クロエがヴァハラ獣界に行ってしまう。姉を追ってヒューバートとともにヴァハラ獣界に降りたラウラは、キルラの力を借りて通常の人間では耐え切れない環境で姉を探すことになる。

キルラの可愛さが巻を重ねるごとにあざとくなってる(褒めてる)。

本の感想, 作者名 は行文野あかね

軍部が力を持つウェスハバート王国で、史上初の女性医師を目指すケイト。大学の入試直前に突如失踪した親友イライザを心配しながらも試験勉強に励んでいたが、イライザが軍部に発したメッセージにより、「英雄」と呼ばれるイーノット少佐に保護される。イライザの行方を追うイーノットと利害が一致したケイトは、イライザの残した謎のメッセージから彼女の居場所を推理することになる。

意地っ張りな女の子とできる軍人……これはおいしい。

本の感想, 作者名 か行古戸マチコ

10歳くらいの体から成長しなくなってしまった18歳のシエラは、活版印刷にのめり込む父のお陰で火の車の家計を支えるため古書修復業の内職に勤しんでいた。ある日、ハレムに召し上げられて数日で行方不明になった従妹の行方を探すため、やる気のないランプの精の力を借りてハレムに潜入するシエラだが、ハレムにはシエラには理解できない様々な慣行があり……

アラビアンで巫女ものかーと思ったら、巫女はヒーローだった。

本の感想, 作者名 か行九月文

無事王女としてお披露目を果たしたルーシェに、帝国の第一皇子アルシェイドが婚姻を申し込んできた。アルシェイドに王女として対応するルーシェは図らずともあるシェイドを「挑発」してしまう。一方、アルシェイドと瓜二つの容姿をもつスメラギはシリスの命令で拘束されるが、この機会に帝国に潜入することになる。

いやなんというかもうシリスが幸せになれば……

本の感想, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

花蓮が懇意にしている作家・真奏の担当編集者・紫夕と知り合った花蓮は、彼女の勧めで最近話題の煌恋歌劇なるものを観劇する。案の定歌劇にはまりまくった花蓮は連日後宮を抜けだして観劇に向かう。同じ頃、歌劇を見た妙齢のご令嬢たちが引きこもりになってしまうという事件が勃発し、花蓮は天綸とともに捜査に協力することになる。

う、うわー、身に覚え、が……

本の感想, 作者名 さ行桜木はな

西の孤島出身のエステリアーナはロマーナ王国本土の寄宿学校を卒業し、故郷に戻る途中で海賊に襲われそのままさらわれてしまう。セリムと名乗る海賊と舌戦を繰り広げたエステリアーナは、売り言葉に買い言葉で帝国の後宮に売り飛ばされることになる。そこでのエステリアーナは、皇子の花嫁候補を集めた「学校」で妃候補たちにロマーナのことを教える、という仕事を受け持つはずであったが、いつの間にか一緒に妃教育を受けることになってしまう。

後宮と海賊がどうやって両立するんだ!と思ったらなんとなく両立してた。

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

家の方針で引きこもってゲーム道を究めんとするお嬢様・遥は、ある日届いた一通のメールの招待(挑戦)を受け、孤島で開催されるという『ヴィエルジュ・ヘルツ』というゲームに参加する。そのゲームは参加者が不変不滅の愛を証明するという「恋愛ゲーム」で、参加者同士で協力してゲームに挑まなければならない。恋愛ゲームに興味のない遥は傍観モードに入ってしまうが、ゲームが進むごとにただの「ゲーム」ではなく、進め方によっては命にも関わるという展開になってきて遥はついに本気をだす。

最後までどうなるかわからなくて、面白かったー!

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

クリスとの結婚のため、父の命でイギリスを離れアメリカに渡ったシャーロックは、ボストンで機械工のラリーとともに車の開発を続けていた。イギリスに残ったクリスは、新体制の「薔薇色」でドレス作りに打ち込んでいたが、ある日アルフレイドから結婚を許す代わりに2つの条件を受け入れるように提示される。

最後までシャーロックがシャーロックで笑い転げた。

本の感想, 作者名 は行平川深空

家に帰ると望まぬ結婚が待ち受けるローダは、遊学先のフロリンダ大陸でお目付け役の教育係の目を盗み、逃亡を図る。意を決して飛び乗った電車でローダを助けたフェルウスと名乗る青年は、暫くの間ローダを「助ける」代わりに、自身も望まぬ結婚を回避するために、「偽装結婚」の相手になって欲しいとローダに提案した。

なかなかに手堅い少女小説でした。

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

精霊王の巫女となったアイシャと、父王に代わり国を治めるカファスは結婚まであと一歩の所まで来ていた。ふたりとも忙しくなかなか時間がとれないでいた。ある宴でアイシャが助けた吟遊詩人イーサーの歌声を披露することになったが、その詩人はある目的を持ってアイシャに近づいており……。

あ ま い!