本の感想, 作者名 ま行毛利志生子

唐の僧王玄策一行がギャカルで捕らえられているという知らせを受けた翠蘭は、ラセルとともに自らネパールに向かう。ネパールまでの道案内に、隠遁している知恵者ゲンパを引っ張りだした翠蘭だが、道中花嫁行列を狙った山賊に関する事件に巻き込まれる。

ついにネパールまで。

本の感想, 作者名 か行ゲイル・キャリガー

紆余曲折を経て人狼のマコン卿と結婚したアレクシアは、ロンドンで突如発生した「異界族の能力消滅」の黒幕を疑われてしまう。原因追求のために、別件で故郷に帰ってしまっていた夫のマコン卿を追い、アレクシアは親友のアイヴィ、妹のフェリシティ、メイドのアンジェリク、そして男装の発明家ルフォーらとともに飛行船でスコットランドに向かう。

結婚してもアレクシアは強い。

本の感想, 作者名 さ行佐槻奏多

特殊な音である星振を操る星振術師を目指すレイチェルは、絶望的な音痴ゆえに学院一の劣等生の名を欲しいままにしていた。ある日、星振を使って偶然見かけたニワトリを巨大化させてしまったことが縁で、そのニワトリの「飼い主」である学院の教師で天才術師と名高い若手のホープ・ジェイドから特訓を受けることになる。

前向きなレイチェルが可愛かった。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行ゲイル・キャリガー

人と吸血鬼や人狼が共存する19世紀のロンドン。ルーントウィル家の長女アレクシアは舞踏会を抜けだした先の図書室で、「アレクシアのことを知らない」吸血鬼に襲われるが、返り討ちにしてしまう。理を外れた謎の吸血鬼に襲われたことで、異界管理局の責任者である人狼のマコン卿の取り調べを受けることになったアレクシアだが、続いて謎の人物にも襲撃され……

面白かった~!

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

オルドブライの皇子アスライの新たな任地に向かうため、西に向かったイリーナ。二人は道中、ごたごたを抱えているという属国パラスティンに立ち寄る。パラスティンの前王の不審な死の真相を探ることになった二人は、パラスティンが抱える複雑な問題に頭を抱える。

今回はローテンションだったなぁ……

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行須賀しのぶ

全てを捨てて建明を追い、馬賊の一員となったフミ。徐々に馬賊の仲間たちにも認められ、愛馬との息のあった活躍ぶりに仲間に「仏子」とありがたがられる存在となる。そして、モンゴル独立運動のために機をうかがう建明は、失脚したセミョーノフの腹心ウンゲルンに目をつけ、そして過去の因縁のある相手も運動に取り込もうとする。

圧巻、という一言に尽きるラストでした。

本の感想, 作者名 か行香月沙耶

突如現れたリムルと名乗るキルラの「黒版」は周囲を混乱に陥れ、行方をくらましてしまう。ユリシーズたちはリムルの行方を追う一方で、ヴァハラ獣界との「扉」となる舞台の穴をふさぐ事を優先させるが、穴を塞ぎきる前にリムルと契約を交わしたらしいラウラの姉クロエがヴァハラ獣界に行ってしまう。姉を追ってヒューバートとともにヴァハラ獣界に降りたラウラは、キルラの力を借りて通常の人間では耐え切れない環境で姉を探すことになる。

キルラの可愛さが巻を重ねるごとにあざとくなってる(褒めてる)。

本の感想, 作者名 は行文野あかね

軍部が力を持つウェスハバート王国で、史上初の女性医師を目指すケイト。大学の入試直前に突如失踪した親友イライザを心配しながらも試験勉強に励んでいたが、イライザが軍部に発したメッセージにより、「英雄」と呼ばれるイーノット少佐に保護される。イライザの行方を追うイーノットと利害が一致したケイトは、イライザの残した謎のメッセージから彼女の居場所を推理することになる。

意地っ張りな女の子とできる軍人……これはおいしい。

本の感想, 作者名 か行古戸マチコ

10歳くらいの体から成長しなくなってしまった18歳のシエラは、活版印刷にのめり込む父のお陰で火の車の家計を支えるため古書修復業の内職に勤しんでいた。ある日、ハレムに召し上げられて数日で行方不明になった従妹の行方を探すため、やる気のないランプの精の力を借りてハレムに潜入するシエラだが、ハレムにはシエラには理解できない様々な慣行があり……

アラビアンで巫女ものかーと思ったら、巫女はヒーローだった。

本の感想, 作者名 か行九月文

無事王女としてお披露目を果たしたルーシェに、帝国の第一皇子アルシェイドが婚姻を申し込んできた。アルシェイドに王女として対応するルーシェは図らずともあるシェイドを「挑発」してしまう。一方、アルシェイドと瓜二つの容姿をもつスメラギはシリスの命令で拘束されるが、この機会に帝国に潜入することになる。

いやなんというかもうシリスが幸せになれば……