本の感想, 作者名 た行智凪桜

戦で父を失った市は、遠縁の織田信長に義妹として織田家に迎え入れられる。信長の実妹・犬の朗らかな人柄もあり、織田家に馴染んでいく市は、同時に信長に恋心も抱きはじめる。信長もまた市への想いを募らせるが、その立場上市への想いを封印していた。信長への想いが届かないことに絶望した市は、謎の青年と出会い……

なかなか斬新な長政様でありました。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行湊ようこ

地方貴族の娘アイリスは、氷雪王と呼ばれる皇帝エドリックの7番目の正妃として皇室に嫁ぐことになる。夫婦となったからには心を通わせたいと奮闘するアイリスであったが、エドリックは皇帝と皇妃の間に情は必要ないと取り合わないが、アイリスの猛攻にエドリックの態度は少しずつ軟化する。

これは、なんという……!(好きです)

本の感想, 作者名 さ行桜木はな

革命の嵐が吹き荒れるフランスで零落した男爵家ボーモン家。男爵の次女アテネーは彼女を迎えに来た謎の軍人から自身が前フランス国王の隠し子であることを告げられ、家族の身の安全と引き替えに第一王女マリー・テレーズの身代わりとしてウィーンにいくように告げられる。

おお、清く正しい少女小説ロマンス!

本の感想, 作者名 あ行相羽鈴

古代の都市アーレイティカで女神の生まれ変わりとされる有力者の娘アリアセラは、有力な商人の跡取り息子との結婚を控えていた。婚約者に連れられて初めて円形闘技場に行ったアリアセラは、そこで人気の高い無敗の剣闘士サラーガに密かに心惹かれるが……

きついことをばっさり描く作品でした。

本の感想, 作者名 さ行縞田理理

エレンの弟コーディがケヴィンの生まれ変わりではないかと疑ったキャスは義母タニアに虐げられているコーディを勝手に連れ出す。キャスから不穏な連絡を受けたコリンは、エレンとトッドと三人でキャスの足取りを追うことにする。

綺麗な大団円で満足です。

つれづれ

明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。
2011年は、本も観劇も今のところは昨年と同じように適当にのんびりまったりやっていきたい所存です。それ以外のところは、うん、去年と同じく地道にがんばる。とりあえず、目標は現状の点数維持とかなんとか。

観劇については、なんと年明けから非宝塚の予定が目白押し(当社比)ですよ!というか、減らすとか言ってたのに3月までのこの予定は何ですかいったい。
本関係につきましては、それほど新規開拓はしないんじゃないかなぁと思ってますがどうなるんでしょうねぇ。喫緊の課題としては年明けに迫ったアレのための銀英伝(とりあえず1・2巻)の再読!もうすぐ1巻は読み終わる!ヨブちゃんやっぱりうっとおしい!
そして、昨日ついったで少女小説レーベルがまた増えるという情報をキャッチいたしました→さらさ文庫。なんかえっらいきらきらしてるし胸焼けしそうとか言いましたが、また楽しみが増えたかもー(新規開拓はしないとかいう数行前のコメントをもう忘れている)。

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そして、年明け恒例の第6回(2011年)少女小説人気アンケート調査が開催されております。
Vanilla Letterさん(サイト名変更されました)、毎年ありがとうございます!
投票期間は1月31日まで

つれづれまとめ

2010年に読んで面白かったーと読んで大満足した本からさらに10作くらい抜き出してみました。
(これはお気に入り!という本については「お気に入り」カテゴリにだいたい入っておりますので、そこからの抜粋になります)

※だいたい、読んだ順に並べています。
※やっぱり少女小説ばかりになりました。うふ。
※前回選んだのは外そうと思いましたが、面倒くさくなったので(略
※毎度のことながらいろいろ適当に選んでいるので(略

本の感想, 作者名 ま行望月もらん

有力な後見をもたず、宮廷内でも誰にも顧みられることのない存在である第八公子の星淑は、異母兄にいじめられていたところをとある宮女に助けられる。恩返しのために彼女の超絶汚い部屋を宮廷で話題の風水術を使ってきれいにしようとする星淑は、書庫で古ぼけた羅盤を見つけ、それにとりついていたミニサイズの仙人に風水を学ぶことになるになるが……

主人公のヘタレぶりがちょっと新鮮。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行宇津田晴

マリアーヌは騎士である叔父に憧れ、そのあたりの騎士よりも騎士らしい凛々しい女性に成長する。しかし、同僚への初恋に玉砕したことをきっかけにマリアーヌは誰よりも女性らしく生きることを決意し、叔父の薦めにしたがい病弱な王女の話し相手として王宮に上がる。過去を捨てて貴族の令嬢として生きようとするマリアーヌだが、なりゆきで王宮に巣くう謎の教団の悪を暴くことを手伝うことになる。

おもしろかったー!これはツボ……!

本の感想, 作者名 あ行雨川恵

アネットにかけられた「反逆の疑い」をかわすためにユージンが取った行動は、ユージンがアネットに求婚するというものだった。リチャードを護るためにはこの話に乗るのが一番と揺れるアネットにリチャードはユージンとの結婚を勧める。そしてアネットが選んだ行動は……

ユージンに幸せに……なってほしい……。