2010年のお気に入り 適当に10作くらい

つれづれまとめ

2010年に読んで面白かったーと読んで大満足した本からさらに10作くらい抜き出してみました。
(これはお気に入り!という本については「お気に入り」カテゴリにだいたい入っておりますので、そこからの抜粋になります)

※だいたい、読んだ順に並べています。
※やっぱり少女小説ばかりになりました。うふ。
※前回選んだのは外そうと思いましたが、面倒くさくなったので(略
※毎度のことながらいろいろ適当に選んでいるので(略

■ 築山桂 / 「浪華疾風伝 あかね」 シリーズ
imgimg2010年はあかねシリーズからはじまり、築山桂祭を開催いたしました。いっちばん気に入っているのは「緒方洪庵の事件簿(既刊2冊)」シリーズなんですが(ヘタレ章君とかっこいい左近殿もえ)、サイトに感想を書いたのがこのシリーズなのでこのシリーズをばピックアップ。江戸の世の中で弟との再会を目指す豊臣の姫のストイックさと胸キュンさが素晴らしいでのです!続きが出るものと信じて待ってるんですが、待ってていいんですよね?
◇感想:浪華疾風伝 あかね 壱 天下人の血弐 夢のあと

■ 清家未森 / 身代わり伯爵シリーズ
imgimg花嫁修業編、つまりは婚約期間編になってもノンストップで面白い身代わりシリーズ。もうこれ外で読めない……表情筋との戦いには潔く負けを宣言したいと思います。塩分大事(by団長)。
◇感想:身代わり伯爵の花嫁修業 I.消えた結婚契約書II.嵐を呼ぶ花嫁合宿

■嬉野君 / 金星特急 シリーズ
imgimg1巻の時点でも十分面白かったのだけどまだまだつかみの段階で、2巻でいろいろきたっっっ!となりました金星特急。かなりシリアスかつきつい展開で、謎が謎を呼んで、そしてあの人この人どうなるの!というワクワク感も味わえてとてもドキドキしながら読んでいます……が、12月に出た3巻は実はまだ読んでないんですよね(画像載せちゃったけど)。いろんな人の感想見るに、生殺しみたいなので。今、ここで変に読んで生殺しよりも大人しく次が出るのを待っていた方がいいような気がしてます……。
◇感想:金星特急2

■喜多みどり / シスター・ブラックシープ シリーズ
imgimg喜多さんの「男装助祭と悪魔(ただし、諸事情で猫型)と司祭」の三角関係な新シリーズ。助祭と司祭は(助祭が)性別隠して一つ屋根の下、悪魔の吾輩は猫である状態がかわいくて面白すぎる、司祭も退魔モードと人畜無害モードのギャップがたまらんとかもういろいろツボすぎてニヤニヤを我慢するのが大変です。
◇感想:シスター・ブラックシープ I.悪魔とロザリオII.林檎と堕天使

■ 和泉統子 / 姫君返上! シリーズ
imgimg諸事情で姫君として育てられてしまった元気いっぱいの男の子、アレクが姫君を返上するまでの長く厳しい道程を描いた作品、2010年は2冊出ましたね。アレクのお兄ちゃんとお姉ちゃんがパワフルで大好きです。特に、お姉ちゃん!がメインの3冊目(聖者の~)は笑い転げました。最終巻にはその後日談が掲載予定とのことで今からとても楽しみ。
◇感想:姫君返上! 運命を試す者聖者の花嫁となる者

■黒川裕子 / 四界物語 シリーズ
imgimg今年もいろんな新人さんの作品を読みまして、どれも楽しくおいしくいただきましたが、個人的に一番面白かったなぁと思ったのがC-Novelsの新人さんの黒川さんの作品。とはいっても3冊分冊(だったはず)の1冊しか読んでなくて、11月に出た2冊目まだ読んでないんですが!(しかし、書影は見つけたので貼っておく)。(私基準で)骨太ファンタジーなのもいいですが、なにより1巻は小動物もえなのです(ここに落ち着いてごめんなさい。
◇感想:四界物語1 金翅のファティオータ

■ 華宮らら / 嵐に舞う花 クラシカルロマン
imgシリーズものですが単体でも十分楽しめるので、単体扱いで。去年もこのシリーズを上げましたが2010年も素晴らしクラシカルロマンでした。がんばる王女様と護衛の青年……!ご飯五杯は軽い。そして、密かに脇の登場人物達でのスピンオフに期待しています。
◇感想:嵐に舞う花 クラシカルロマン

■ 古戸マチコ / 淵国五皇子伝
imgimgいわゆる「はなひらく」シリーズといいましょうか、東の呪われた皇子さまと西からやって来たその呪いを解く鍵を持つ女の子のお話。皇子は五人ともとても面白く一筋縄でいかなさすぎですが、それぞれが兄弟を大切に思っている様子が愛らしい(仲のいい兄弟大好き)。そして、誰が何と言おうと律がかわいすぎます。
◇感想:はなひらくはなうたう

■ 前田栄 / 天涯のバシュルーナ シリーズ
imgimgimg
赤子の頃に行方不明になった王子様を捜せ!事業が国を挙げて行われ、その王子様候補になった少年が「温かいご飯を食べたい」という理由その他から王子様にはなりたくないのに、王子様街道を突き進みまくるお話。2巻出たのが2009年ですが読んだのは2010年だし、12月に出たの4巻はまだ読んでおりませんが書影を(略)。
主人公の生存能力の高さと、お話ごとに感じる「してやったり」感がとても好きです。
◇感想:天涯のバシュルーナ2,天涯のバシュルーナ3

■ 宇津田晴 / レディ・マリアーヌの秘密
img年末ギリギリに読んで、すっとーんと転がった宇津田さんの新シリーズ。元騎士だけど完全な淑女を目指すヒロインと、彼女に迫る王子様の息詰まる攻防(ただし、ヒロインは確実に勘違いしている)が楽しすぎました。これは今後が非常に気になるシリーズです!
◇感想:レディ・マリアーヌの秘密

■ シャンナ・スウェンドソン / (株)魔法製作所 シリーズ
imgアメリカ本国での売り上げがイマイチだったらしく、5巻が出ないでないと悶々していたら日本だけの書き下ろしで12月に5巻「スーパーヒーローの秘密」が発売された!魔法製作所シリーズを挙げずにはいられません。この記事を書いている段階では感想を書いていないんですが、そんな些細なことは置いておいてこれはとても素晴らしい書き下ろしでした。日本人で良かったと日本人である自分に感謝してしまった、そんな瞬間。
でも、これってえらいところで終わってるので続き読みたいんですよねぇ……ファンレターとか書けばいいのかな?(目が真剣)