2018年のお気に入り 適当に8選くらい
2018年に読んで面白かった本を（例年なら10シリーズ上げてるんですが今回は読書量が少なく数えてみたら8つだったので苦汁を飲んで）8つピックアップ。
※順番は2018年に該当シリーズを一番最初に読んだ順（だいたい）。
※書影や感想は、2018年に読了したものを挙げております。
■ 令嬢エリザベスの華麗なる身代わり生活 / 江本マシメサ
めちゃくちゃかっこいいエリザベスさんが公爵令嬢の身代わりをするお話（三冊完結）。身代わり元（？）の真・エリザベスさんのエキセントリックぶりもなかなか読み応えがあって面白かったです。ダブルヒーローモノで、別ルートはオンライン版を読めば報われるという一粒で二度美味しいお話でした。
江本さんは筆が早くてかなりいろんなシリーズを執筆されている方なんですが、（個人的には多分どれもストライクゾーンだなと思いながら）追いかけ切れていないのが非常にもったいなく感じているので、追いかけていきたいなぁ……。
令嬢エリザベスの華麗なる身代わり生活
令嬢エリザベスの華麗なる身代わり生活2
令嬢エリザベスの華麗なる身代わり生活3
■ ひみつの小説家の偽装結婚 恋の始まりは遺言状!? / 仲村つばき
コバルト文庫、さいこう！！！というような偽装結婚モノの読み切り、2018年内にスピンオフも出ていますが、私は電子の海に積んでいます（ありがち）。当時の感想を読むと読書しながらムズムズキュンキュンで瀕死の状態だったみたいなので（私が）、早くスピンオフも読まねばなるまい……。
■ 悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました / 永瀬さらさ
1冊目が出たのは2017年ですが、（積んでたので）読み始めたのは2018年のため、現時点での刊行分が全部2018年の読了リストにはいっている「乙女ゲーの悪役令嬢転生モノ」。ヒロインのアイリーン様の無双っぷりがすごく楽しく、（ゲーム内ヒロイン、本書的には悪役というかむしろラスボス）リリアさんの悪役っぷりもこれまたすごい楽しいシリーズ。現時点で3冊出ているのですがシーズン４（というのでしょうか？続編？）もオンラインで連載中らしく近い内に出るのではないかと思います、楽しみ……！
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました2
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました3
■ 後宮天后物語 ～簒奪帝の寵愛はご勘弁!～ / 夕鷺かのう
夕鷺さんの新シリーズで、中華ファンタジー後宮モノでさぞやラブラブなもんだと思わせておいて絶対裏でいろいろどろどろしたものあるだろう待ってました！！！！というようなシリーズ1冊目。2018年末時点で3冊目まで出てますが、ちゃんとこの前3冊目も買って電子の積み本リストに入れてあります！（定番）
■ ニセ恋シンデレラ / 八巻にのは
脳筋女子の警察官と、女性不信のハイスペックイケメンとのラブコメで大変楽しゅうございました。
現代モノのラブコメを読みたければライト文芸かなぁということに最近ようやく気付き始めています。
■ 転生先が少女漫画の白豚令嬢だった / 桜あげは
悪役（モブ）転生ものですが、転生先が白豚令嬢というひねりありすぎだろうというシリーズ、刊行分は2冊。
ダイエットに励んだり領地経営のために事業始めたりと一歩一歩着実に進んでいくところが楽しく、元婚約者とのなんとも微笑ましい関係も可愛くて読んでいて楽しいシリーズです。続き出るかなぁ？
転生先が少女漫画の白豚令嬢だった
転生先が少女漫画の白豚令嬢だった2
■ 腐男子先生！！！！！2 / 瀧ことは
（web連載分）全部出して！！！！！と思った腐女子女子高生と腐男子高校教師の楽しいオタ活+ラブコメもあるよシリーズ2冊目。web連載分は完結済みで今の所その後のお話がボーナス・トラック的にたまに更新されており、何やらこの年末年始に更新された分がなかなかのものだったらしく早く読まねばと思っている次第です。好きなものを好きと大きな声で言えるのはいいよね～と思う熱量の凄さが楽しいシリーズなので、ぜひ商業版も完結させてほしいなぁ。あ、漫画版も面白いよ！
■ 異人街シネマの料理人 / 嬉野君
映画オタクの桃ちゃんと若干込み入った事情を持つお兄ちゃんたちとのハートウォーミング家族モノ……なわけないだろう！という（なんとも説明が難しい）シリーズ。2018年に全4巻で完結しました。3巻くらいから大きな話になっていってどうやって落としどころに持っていくんだろうと若干ハラハラしつつ、最後は「妹が最強だった件について」というようなハートウォーミング家族モノとして終わったのがすごいなぁと思いました。さすが嬉野さんだなぁ。
