2021年のお気に入り特選
例年は十選とかなんとか書いてましたが今年はあまり読めておらず……振り返り的に少しご紹介という体で例年通りのことやります。
■「指輪の選んだ婚約者」シリーズ / 茉雪ゆえ
記事作成時点で8巻まで刊行されており、最新刊まで読んでます！（感想は4巻くらいまでで追いついてない……）
お噂はかねがねというシリーズだったんですが、お噂通りの面白さと甘さにひぇーーーとばたばたしながら読んでます。すごい破壊力だよ！個人的にはユールさんに幸せになってもらいたい今日このごろ。
理性が紙とか言われるフェリクス（ヒーロー）と、フェリクスにベタぼれなもののたまにヒーロ＜趣味（刺繍）となるアウローラ（ヒロイン）のカップルがすごく良いので、少女小説好きは必読かと思います。
指輪の選んだ婚約者
指輪の選んだ婚約者2 恋する騎士と戸惑いの豊穣祭
指輪の選んだ婚約者3 花嫁修業と騎士の最愛
指輪の選んだ婚約者4 妖精の試練と騎士の花嫁
■続・金星特急 竜血の娘 / 嬉野君
あの金星特急が帰ってきた！しかもめちゃくちゃ不穏で謎に包まれている幕開けで最初からワクワクが止まりませんでした。
続編としては2巻までは文庫化されており、連載していた本誌（小説Wings）の刊行が残念ながら終了してしまったものの引き続き物語は続くようで一安心。
■死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから (※ただし好感度はゼロ) / 六つ花えいこ
ラブコメ的なやり直しモノと見せかけて、一気にシリアス、そして最後はそっちにやり直しか！という展開で続きが気になって気になって！（本巻は多分前半部分の書籍化なので、そのまま後半をwebで読みました）。続きの書籍化もすごく楽しみです。
死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから (※ただし好感度はゼロ)
■王女の遺言 ガーランド秘話 / 久賀理世
4巻予定で3巻まで刊行済み、最新刊まで読んでるんですけど感想が（略）。
王女様と、王女にそっくりな舞台女優の入れ替わり陰謀モノなのですが、この二人がそっくりな一気に明かされた3巻でなるほどなー、と感心していました。想像以上にドロドロとややこしい展開で、このどろどろがたまりませんね……。王女様と側近の護衛のあれこれにもついに、ついにというのもあり、最終巻が楽しみです。
