ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん Disc 2 / 恵ノ島すず

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行恵ノ島すず

ジークは神の神託(実況と解説)のおかげでリーゼロッテと良好な関係を順調に築いており、リーゼロッテのラスボス化は防げるかと思われたが、ジークと相思相愛になっているにも関わらずリーゼロッテは悪夢に悩まされていた。リーゼロッテの体を乗っ取ろうとする古の魔女を討伐するために、遠藤くんと小林さんの指示に従い考えられうる最高の戦力を集めたジークは、ついに古の魔女が復活する日を迎える。

ありとあらゆる方向に完全無欠のハッピーエンドで大満足でした。よかったよかった。

ツンデレのリーゼロッテと婚約者の王太子ジークと愉快な仲間たち+乙女ゲームの実況と解説を通してウルトラハッピーエンドを目指す高校生二人のお話、完結編。たぶん一番乙女ゲー的なものに触れていたとき、Disc2があるような時代だったのでなつかしいーとタイトル見ながら思いました(懐古)。

ラストバトルと(私が)想定していた古の魔女パートは、出落ちというかスライディング土下座で決着がついてしまい、せっかく最強の布陣(力がすべてを解決する正ヒロインやその他(ゲーム内の)攻略キャラを含む)を整えたのに、みんな消化不感すごいだろうなぁ。ただ、物語通じての空気感というか、流れとしては全く問題ない(笑)。まだページあるよどうするの?と思っていたらそこからまさかの神様(遠藤くんと小林さん)サイドでの最終決戦(仮)という流れで、これは想定してなかったので意表をつかれました。そういえば上巻のときから妙にこの話題引っ張るなぁというのはあったし、「神の声」システムも言われてみればそのためか!というような納得感でスッキリ。

メインの3カップルが全ていい感じに着地したのも満足度高し。神様サイドというか、現代パートの遠藤くんと小林さんの「お前ら付き合ってなかったのか!」からの「(正攻法で)お付き合いはじめました!」の一連の展開は、これはもうなんというか青春っていいね……とため息をつきたくなるようなもので美味しくいただきました。ごちそうさまでした。1)ただし、元野球少年の遠藤くんがこんなに簡単に文化部に馴染んだ上に(ゆるい文化部ですが)、小林さんの熱量についていけるくらい乙女ゲーを理解して、あまつさえ小林さんの語りについていけるのは正直ファンタジーだなと思わなくもないですが……最近はこのあたりの垣根も低いのかなー。この二人の恋模様も素晴らしく楽しかったので些細な問題といえば些細な問題です

ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん Disc 2
恵ノ島すず/えいひ
カドカワBOOKS(2019.08)
amazon/honto/BOOKWALKER

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1. ただし、元野球少年の遠藤くんがこんなに簡単に文化部に馴染んだ上に(ゆるい文化部ですが)、小林さんの熱量についていけるくらい乙女ゲーを理解して、あまつさえ小林さんの語りについていけるのは正直ファンタジーだなと思わなくもないですが……最近はこのあたりの垣根も低いのかなー。この二人の恋模様も素晴らしく楽しかったので些細な問題といえば些細な問題です