ナクシュデルの「黄金の寵姫」の名を利用して芸術会館での公演を実現させた舞踏団だが、直後に国でも一・ニを争う評判のシルケル舞踏団の公演が同じ会場で行われ、二つの公演を比較した論評が新聞に掲載される。憤慨する舞踏団のメンバーだが、このまま舞踏団をいつまでも続けることができないという現実にも直面してしまう。そして、ナクシュデルにはリュステムの母である大統領婦人から学校教師にならないかという誘いがかけられる。舞踏団と教師になるという夢と、どちらを選ぶか迫られたナクシュデルの下した決断は……
リュステム兄が登場してないのに楽しすぎる。