本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

ナクシュデルの「黄金の寵姫」の名を利用して芸術会館での公演を実現させた舞踏団だが、直後に国でも一・ニを争う評判のシルケル舞踏団の公演が同じ会場で行われ、二つの公演を比較した論評が新聞に掲載される。憤慨する舞踏団のメンバーだが、このまま舞踏団をいつまでも続けることができないという現実にも直面してしまう。そして、ナクシュデルにはリュステムの母である大統領婦人から学校教師にならないかという誘いがかけられる。舞踏団と教師になるという夢と、どちらを選ぶか迫られたナクシュデルの下した決断は……

リュステム兄が登場してないのに楽しすぎる。

本の感想, 作者名 あ行, 作者名 か行, 作者名 や~わ行・他木村千世, 夕鷺かのう, 石田リンネ

女子高生名探偵として名を馳せるレティーツィアは、殺人容疑で拘束されかけている兄の友人の要請を受けて、彼(とレティの友人で被害者の婚約者)の無実を証明することになる。<おこぼれ姫と円卓の騎士:事件ではじまるアイラブユー>

どの話も面白かった~!

本の感想, 作者名 あ行秋月志緒

海を翔る聖獣・水棲馬の主が所属する騎士団ネプトゥス隊への仮入隊を果たしたリリアは、正式配属のために見習期間中に水棲馬に認められる必要があったがどうしてもうまくいかない。暴君と呼ばれる隊長クラウディオにどやされる日々を送るリリアは、手違いでクラウディオの家に下宿しており、職場でも家でもクラウディオに振り回されていた。

お、面白かった……!(ラブコメ的に)

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

クリスとシャーリーが結婚して二年経ち、シャーリーはクリスを女王陛下の宮廷舞踏会に連れて行く時期を見定めていた。舞踏会になれないクリスの予行練習のために、クリスの顧客であるパトリシアの家が主催するパーティーに出席することを提案する。(二年目の舞踏会)

うわ、やっぱりシャーリーめんどうくさ!(そして乙女)

本の感想, 作者名 あ行伊藤たつき

性別を偽り白虎家の跡取り白桜として生活する里桜は、他の四家の跡取りとともに宮廷に出仕することになり、そこで青丞の従妹姫・胡蝶と誼を結ぶ。女であることがばれたと戦々恐々とする白桜は、「里桜」に熱烈に求婚してくる青丞と、「白桜」に求婚してくる胡蝶と両者とのお見合いを同日にこなすという日程を組まれてしまい……

うわー、混沌としてるなぁ。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行石田リンネ

キルフ帝国の帝位争いに巻き込まれ、次期皇帝候補の一人で行方不明だったアルトールに乗り移っているらしい「誰か」に囚われたレティ。レティの持つ「力」を知るその者は、レティの力を利用ようとしていた。キルフに残っていたデュークとアストリッドは、旧知のキルフの将軍ワレリーの力を借りてレティの救出を画策する。

デュークとアストリッドが頑張るお話。

作者名 あ行岡野めぐみ

ナソックス王城騎士団の副団長を父に持つリセは、目覚めた時見覚えのない部屋にいた。彼女を助けたのはクレハと名乗る不思議な青年で、リセの母親が遠縁であるクレハを頼り、リセを助けるよう依頼してきたという。クレハから、リセの父の「謀反」により家が断絶したことを知らされたリセは、クレハとその主・少年リューイが住まう大霊廟で静かな日々を過ごすことになるが、それはすべての始まりでしかなかった。

これはよいファンタジーなだなぁ。

本の感想, 作者名 あ行藍川竜樹

蓉華は布に竜気を込める事ができる「竜娘」としての力を持っているが、経済的事情から試験を受けることができず、もぐりの「竜娘」として布を織る日々を過ごしていた。蓉華を残し師匠が旅に出ているある日、蓉華は借金を返すために「もぐりの竜娘」を探しているという陵王の元に連れて行かれる。陵王は蓉華を国で最高位の竜娘「竜女」候補として中央に送り込むことが狙いらしく……

ずれてる、蓉華ちゃんがズレ過ぎてる……!

本の感想, 作者名 あ行藍川竜樹

中級貴族から、姫君の周囲で巻き起こる怪異を解決して欲しいという依頼を受けて屋敷を訪れた玲雅と真澄だが、当の幸世姫は怪異をそれほど気にしておらず、姫君付きの女房に邪険にされるしまつ。このままでは引き下がれないと闘士を燃やす玲雅は邸に泊まりこんで対策を練る。そんな中、幸世の縁談の相手として邸を訪れたのは、玲雅の上司右近であった。

恋する力は強し。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

革命により後宮を追われたナクシュデルは、彼女を助けたリュステムと喧嘩をしつつもお互いが気になる存在として距離を縮めていた。クレボスの王太子レオンティウスがクランノープルに留学することになり、レオンティウスからその歓迎会に招待されたナクシュデルはリュステムに縁談があることを知る。

これはよいけんかっぷるだ。