本の感想, 作者名 あ行大黒尚人

借金返済のために民間軍事会社D.O.M.Sへの就職が内定した達哉は、厳しい訓練を終えて夏休みの終了した学校に戻ってきた。のんびりとした最後の学生生活が始まるかとおもいきや、始業式のその日にリーナとクララが学校に潜入してきた。

おお、この王子いいキャラっ!(と思ったら出番少なかった)

本の感想, 作者名 あ行荻原規子

夏休みも終わりに近づき、熊野に里帰りしていた泉水子は深行とともに学園に戻り、間近に迫る学園祭の準備に生徒会の執行部として準備に追われる。「戦国時代」をテーマにした学園祭のため、戦国の装束の着付け教室が行われ、そこで泉水子は予定外のモデルを務めることになってしまう。モデルをするには「三つ編み」を解かねばならないが、なんとかそれを乗り切った泉水子。しかし、その後深行は姫神の乗り移った泉水子と対峙することになり…

想像以上にスケールが大きい!

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

一流女優を夢見るド貧乏な新人女優ロッテシアの次の仕事は、話題の新作への出演なのだが役名は「死体」。一流の死体を演じるために、作品の舞台となる町に出向いたロッテシアだが、滞在費を安く済ませようとして演じた「天涯孤独の少女」という設定が災いし、その町から十七年に一度供されるという生贄にされてしまう。そして、生贄となったロッテシアの前に現れたのは、「吸血が苦手」な吸血一族のサーディ。一族から逃げ出したいというサーディと、ロッテシアのある思惑が合致し、ロッテシアはサーディを連れて都に戻ることにする。

ヒロインの信条が「女は度胸、時々打算」という非常に清々しいものでした。

本の感想, 作者名 あ行石倉リサ

アイドルの作曲家を目指す七海春歌は芸能専門学校早乙女学園に入学したのはいいものの、肝心の一緒にデビューを目指すパートナーを未だに決めかねていた。そんな中、学園長の思いつきでいきなり修学旅行に行くことになる。気になる6人のアイドル候補に親友のトモちゃんと修学旅行を満喫する春歌だが、とある事件から退学の危機に……

シャイニーの意味がわかならい(通常営業です)。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行宇津田晴

世界を股にかける一流の商人を目指すカヤは、用意された婚約話から逃げ出すためにツテを頼って通訳の仕事を獲得する。しかし、その仕事先の地でカヤを迎えたのは、幼なじみかつカヤの「婚約者」であるエリク。エリクからの「エリクが参加するあるオークションで、エリクの助手兼婚約者を見事に演じ切れたら婚約はなかったことにする」という挑戦を受けたカヤは、カヤの雇い主(予定だった青年)の快諾もありエリクと行動を共にすることになる。

このシリーズ、最高だわ……(ゴロゴロゴロ

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

ブラーナの皇女リュビアは、カラ・ブライの国王の後妻として嫁ぐことが決まっていたが、国王が急死しためにその息子である次期国王アレグに嫁ぐことになる。リュビアに持たされた「ブラーナから」の持参金に、宗教の問題が絡む厄介な「港」をつけられてしまったため、リュビアは今まで経験のない政治問題に頭を悩ますことになるが、とある理由からアレグに相談するのもためらわれて……

おお、政治とロマンスがこれまたいい具合に。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行和泉統子

7年間の片思いを成就させたノエルは二日後にギィとの結婚式を控えていたが、いつも通りの「ノエルの乙女思考」によって結婚の撤回を主張しだす。自らの家族のノエルに対する微妙な態度を危惧するギィは、いつものこととノエルよりも家族の対処を優先したためにさらに事態はねじれだす。

面白かった!素晴らしいグランドフィナーレ!

本の感想, 作者名 あ行神尾アルミ

魔法と科学が融合する世界で、空賊団アルトレオを率いるヤフェトは、飛空艇の動力源となる”魔石”の探索中にイスカと名乗る不思議な少女を保護する。自分の名前と弟を助けたいということしか覚えていないイスカをとりあえず次の街まで同行させることとしたヤフェトだが、アルトレオは途中ルバトの軍艦に捕捉されてしまう。

お空はロマンだなぁ。

本の感想, 作者名 あ行尾久山ゆうか

天変地異により未曾有の被害を被った世界。この難局を乗り越えるべく、世界統一国家の初代「カイザー」を選出するために、各国からその候補者を集めた閉ざされた島「カナリア」が作られた。ライデンは亡くなった兄に変わり、東アジア連合共和国の代表としてカナリア入りするが、カナリアの中で行われていることはライデンが聞いていたものと様変わりしていた。

……これ、もしかして中二病の世界っていうやつかな?(楽しみました)

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

キアスの兄である王太子クラウの爆弾発言により、学院を舞台にクラウの公妾選びが開かれることになる。主家の命でティエサは選考会に出なければならないが、学友達と共に選考会を中止させるために動き出す。一方、キアスは独自にクラウの動きを探ることにするが、クラウの元には意外な人物がいた。

えらくきれいにまとまった最終巻でした。