本の感想, 作者名 あ行有川浩

高知県庁に作られた「おもてなし課」。そこに配属された若手職員・掛水は、高知を観光で盛り上げようと、わりとありきたりな「観光特使」計画を実行すべく、県内出身の有名作家・吉門に特使就任を依頼する。しばらく経って県庁流での仕事の進め方に吉門から痛烈な一言を食らったおもてなし課は、吉門のアドバイスを受け入れ、動き出すが……。

期待していなかった小説家方面で転がりましたすいません。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行小椋春歌

ペンテレイアの下級兵士ミラは、ペンテレイアを訪問中の隣国の王子アレクシスに助けられ、さらに異様なまでに気に入られてしまう。亡くなった初恋の人そっくりだという理由でミラをかまい続けるアレクシスに押され、ミラはアレクシスに付き合うが、ますますヒートアップするアレクシスのミラへの執着はとどまるところを知らず、ミラは困惑する。

ドタバタコメディ、面白かった!

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

初の学院祭を間近に控え浮かれる学院。ティエサはエステリアとともに「ラララの会」を発足させ、ラララ叢書を布教するために紹介冊子を作ることにする。ラララの会にはそれぞれの思惑が入り乱れ、ティエサの周囲の人物ほとんどが入会し、冊子作りも順調に進む。そして、時を同じくしてティエサの護衛対象であるネージュの妹シアーハが学院に入学するが、彼女は人をなかなか寄せ付けようとしない。

展開はやっ(ニヤ

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

フレンドル大公国の皇女イリーナは、大公の跡継ぎであり従兄のミハイルと婚約していた。遠方からの長期の視察から戻ったミハイルは、フレンドルに強大な騎馬民族であるオルドブライの脅威が迫っており、大公国一丸となってこの脅威をやり過ごすことが必要だと解く。そんなイリーナとミハイルに突きつけられたオルドブライの要求は、フレンドルの皇女を一人差し出せということで……

安心の硬派。

本の感想, 作者名 あ行秋月アスカ

反聖女派が近々王宮を襲撃するという情報を国王本人から告げられたシュリアスティーナ(の体に入ったユーナ)は、何とかして反聖女派を救う道はないかと思いを巡らせる。そして、行方不明となった妹が反聖女派の一味に参加している事を知ったアシュートは、ユーナについに過去の出来事を語り……

想っても想っても、報われない想い。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行宇津田晴

病床の国王に代わりローズウィークの采配を任された兄のアルベルトを補佐するロベルトだが、アルベルトを失脚させようとする一味の妨害工作を阻止するため、マリアーヌと恋人のフリをして人知れずのサポートを行う。そして、恋人役となったマリアーヌは相変わらずご令嬢方に大人気のロベルトの様子を見て、名前のつけられない感情を抱き……

面白かった!ニヤニヤしっぱなし!

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

何とか学園生活に慣れはじめた元暗殺者の卵・ティエサは主家のネージュの招待で、キアスらとともに冬休みを過ごすために保養地に向かう。そこでキアスは戦友であるトトに再会し、トトのすすめでトトの別荘で過ごすことになる。ティエサはトトの双子の弟・ノンノと意気投合するが……

いきなり冬休み!そしていろいろゴロゴロした。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

イリアティーヌは新たに帝位に就いた夫シリウスを支え、ブラーナの皇妃としてできることをしようとしていたが、イリアティーヌの知らないシリウスの過去に大きく関係する女性が現れることによって心乱される。そして同時に、新興宗教であるルシアン教の勢力が無視できない程の急拡大を遂げており……

一つの宗教が国教となるまで。

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

ヴェルヘル王国の第一王子レッドは家庭教師のリリーベルとともに、とある理由から故国を逃亡してフランスのアーブルに向かった。そこでリリーベルはレッドの予言に従い、レッドと面識があるというベルギーの姫君エレーナに接触を試みるが……

なんとも不思議な雰囲気のお話でした。

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

スコットランドのマクダフ城を脱出したクリスとシャーリーは、ある田舎町の宿に身を隠す。久しぶりにゆっくりとふたりの時間を過ごすクリスとシャーリーに対して、クリス不在の薔薇色を守るパメラの前に、行方しれずになっていたリンダが現れ……

アントニーが今回も素晴らしい。