本の感想, 作者名 あ行, 作者名 か行, 作者名 は行片瀬由良, 葵木あんね, 深山くのえ

両親を亡くし、身分を捨て良家の姫君の女房として生きる綺は不思議な紙売りから一枚の薄様を買う。そして、青年貴族の高季は綺姫の買った薄様の残りを買うことになり……(冬の蝶)

「花嫁」にかけた短編3本。ごちそうさまでした。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

強大な力を誇るブラーナ帝国の皇女エウノミアは現皇帝の一人娘であり、彼女の夫となる人物が次の皇帝になると目されていた。そんなエウノミアの教育係として、週に一度大学からやってくるリフィニクスから歴史を学ぶことにより、エウノミアは戦争を早く終わらせたいと強く願うようになり……

驚きの三世代物語

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

無事にカノンと婚約したノトは、スライと結婚したローロのお茶会に出席し、そこで貴族の妻の鑑といわれる夫人に「結婚生活の秘訣」を伝授される。夫人の話を聞き、それぞれ思うところのある、ローロ、キルテ、そしてリリィにノトは……

各所で花が咲き乱れておりました。

本の感想, 作者名 あ行宇津田晴

祭を目前にしてにぎわう登の都にやってきた香琴一行は、香琴の従兄・礼明の手配で都の高級宿に滞在することになる。宿の楽師・桃華と友達になった香琴は、桃花と桃花に想いを寄せる青年の恋模様を何とかしたいと気をもむが、そこには登国の政争も絡んでいた。

最後まで直視できない恥ずかしさでした(ほめてる)。

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

母と共にスコットランドに渡ったクリスを追って、シャーロットは単身クライン卿の城に乗り込む。一方、クリスはギルレイに命じられ、クライン卿の一人娘リコのドレスを作ることになるが、その前にクライン卿の奥方で女優のコルベールのために『カサンドラ』の舞台衣装を作り直すことを決意する。

男性陣が格好良かった一冊。

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

シリウス国の存亡をかけてターラに聖剣をふるうため、王家の霊廟であるウスラに向かったカノンは、サリクの体を使い表に現れたターラと対峙する。一方、カノンが戦線離脱したクラーハ要塞攻略戦では、カノンの授けた策とエリオの「カリスマ」でシリウス軍は立ち直ったかに見えたが……

本当に素晴らしい最終巻でした。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

継母との折り合いがつかず、宮殿を離れて暮らす皇女イリアティーヌは、17歳を迎え父である皇帝から暗に結婚相手候補となる男性を紹介される。しかし、結婚相手の候補である外国出身の若き将軍シリウスは、皇帝になりたくはないという。そんな中、皇帝が倒れたという報がイリアティーヌに告げられ……

いつも以上にラブが薄目で政治色が強かったかと。

本の感想, 作者名 あ行雨川恵

領地でのんびりとした日々を送っていたアネットの元に、シャーリーが約束通り遊びにやってくる。そして、シャーリー(の兄のウィリアム)のもたらしたユージンの手紙から、リチャードは単身ロンドンに戻ることになる。リチャードと離ればなれになることに寂しさを感じるアネットだが、しばらくしてロンドンよりアネットを連行するという一団が領地を訪れる。

最後の最後にどっかんきました。

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

国王カノンと隣国の王女ノーラの結婚式が行われている最中にシュトルーフェの宰相が刺されて重傷を負うという事件が勃発、そのままなし崩し的にシリウスとシュトルーフェは交戦状態に陥ってしまう。戦勝を祈願するために神殿にこもることになったノトだが、サリクの罠にはまり……

えらいことになってきた、クライマックス直前巻。

本の感想, 作者名 あ行荻原規子

夏休みに宗田真響の地元・長野県戸隠で合宿をすることになった生徒会執行部。執行部の一員として、修学旅行以来の二度目の泊まりがけ旅行に胸を躍らす泉水子と、とある理由から合宿へ喜んで参加することになった深行だが、合宿ではとある思惑を持つ真響、さらに宗田三きょうだいの巻き起こす事件に翻弄される。

学園祭が酷いことになりそうだ(ほめてる)。