本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

ブラーナの皇女リュビアは、カラ・ブライの国王の後妻として嫁ぐことが決まっていたが、国王が急死しためにその息子である次期国王アレグに嫁ぐことになる。リュビアに持たされた「ブラーナから」の持参金に、宗教の問題が絡む厄介な「港」をつけられてしまったため、リュビアは今まで経験のない政治問題に頭を悩ますことになるが、とある理由からアレグに相談するのもためらわれて……

おお、政治とロマンスがこれまたいい具合に。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行和泉統子

7年間の片思いを成就させたノエルは二日後にギィとの結婚式を控えていたが、いつも通りの「ノエルの乙女思考」によって結婚の撤回を主張しだす。自らの家族のノエルに対する微妙な態度を危惧するギィは、いつものこととノエルよりも家族の対処を優先したためにさらに事態はねじれだす。

面白かった!素晴らしいグランドフィナーレ!

本の感想, 作者名 あ行神尾アルミ

魔法と科学が融合する世界で、空賊団アルトレオを率いるヤフェトは、飛空艇の動力源となる”魔石”の探索中にイスカと名乗る不思議な少女を保護する。自分の名前と弟を助けたいということしか覚えていないイスカをとりあえず次の街まで同行させることとしたヤフェトだが、アルトレオは途中ルバトの軍艦に捕捉されてしまう。

お空はロマンだなぁ。

本の感想, 作者名 あ行尾久山ゆうか

天変地異により未曾有の被害を被った世界。この難局を乗り越えるべく、世界統一国家の初代「カイザー」を選出するために、各国からその候補者を集めた閉ざされた島「カナリア」が作られた。ライデンは亡くなった兄に変わり、東アジア連合共和国の代表としてカナリア入りするが、カナリアの中で行われていることはライデンが聞いていたものと様変わりしていた。

……これ、もしかして中二病の世界っていうやつかな?(楽しみました)

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

キアスの兄である王太子クラウの爆弾発言により、学院を舞台にクラウの公妾選びが開かれることになる。主家の命でティエサは選考会に出なければならないが、学友達と共に選考会を中止させるために動き出す。一方、キアスは独自にクラウの動きを探ることにするが、クラウの元には意外な人物がいた。

えらくきれいにまとまった最終巻でした。

本の感想, 作者名 あ行小椋春歌

ようやく元に戻ったモニカと、無事モニカの心を射止めたアレクシスは国に戻るが、モニカの父親は言うに及ばず、アレクシスの父である国王までもが二人の婚約を認めないという。しかも、王宮ではアレクシスの第1婚約者候補まで滞在しているという。なんとかモニカとの婚約を認めてもらおうとするアレクシスとモニカにとある「罠」が仕掛けられてしまい……

総じて反対派しかいないとか、どれだけ四面楚歌なんだ…アレク王子。

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

王太子領の離島への臨海学校で、凄腕の神武官に「ある勝負」を挑むことになったティエサとキアス、そしてフィム。限られた時間で勝たなくてはならないのに、臨海学校を中止に追いやりかねない事件まで勃発してしまい……

交換日記に書ける情熱。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行宇津田晴

三ヶ月以内に借金が返せない場合、ごうつくばりの金貸しの後妻となることになってしまったパミーナは、最後の手段として「高給で待遇もいいけど、人が居着かない」悪魔の屋敷で働くことにする。その屋敷の主人・天才科学者クルトは、なんとしてもパミーナを追い出そうとあの手この手を仕掛けてくるが、パミーナはそれにめげずに完璧な侍女ぶりを発揮して……

パミーナとクルトの攻防がすっっっごく楽しかった!これはお薦めっ!

本の感想, 作者名 あ行大黒尚人

陣代高校に通う達哉は、実家のお仕事の関係でASの操縦がちょっとうまいという以外はごく普通の高校3年生だったが、実家の家業を手伝っている最中に軍事用ASの暴走に巻き込まれ、期せずして戦闘用ASに乗り込むことになる。この事件をきっかけに、民間軍事会社にスカウトされた達哉は、諸処の事情からひとまずAS乗りとしての訓練を受けることになるが……

おー、これまた楽しいボーイ・ミーツ・ガール!

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行和泉統子

療養と称して藤花選定候領に滞在中のアレクの元に、帝国への隣国からの侵略とそれに対して選定候たちが動かないという報が届けられる。アレクを盾にジーク皇子の出陣を阻止しようとするという藤花選定候の思惑にアレクは……

アレク、最後まで不憫な子……。