本の感想, 作者名 か行香月沙耶

想いが通じあったラウラとヒューバートだが、二人が触れ合おうとするとキルラが間に挟まるという現象が発生する。ヒューバートが一刻も早い原因究明を決意する中、行方不明となっていたヴァハラから誓約を迫られたクロエがラウラを訪ねてやってくる。

しょーぐん、ちょっと、自重(でも見ていておもしろい)

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

世の中の悪と呪いが集まる街・百塔街。先日街を救った「英雄」になったものの、変わらず気ままに過ごしていたアレシュだが、街に突然謎の大きな穴が出現する。再度「六使徒」を結成し真相究明に乗り出すアレシュだが、この穴にはアレシュのメイドのハナに関わりのあるものらしく、彼女を迎えに来たという魔界の紳士が現れる。

クレメンテさんがいろいろ最強。

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

士官学校を飛び級の上優秀な成績で卒業したアルだが、配属先は主席卒業者が配属されることが考えられないような「お飾り部隊」のエトワール近衛だった。怖ろしい美貌の持ち主のシャリオとその右腕のフラム、さらに妙にキラキラしい隊員の面々に、主業務はご婦人方の「おもてなし」。自分の存在意義を問い直したくなるアルだが、実はエトワール隊にはお気楽業務以外の裏の顔があった。

おもてなし業務の今後やいかに。

本の感想, 作者名 か行木村千世

黄巾党の資金源を探るため、そして「混沌魔王」と呼ばれる蒼刻の兄の足取りを得るため、蒼刻は朧月とともに朧月の実家である黒烏州に向かう。朧月の兄・静心の協力も何とか得ることのできた蒼刻は、朧月の屋敷を拠点に捜査活動を開始する。

四面楚歌とは、すなわち武人さんの状況……。

本の感想, 作者名 か行茅田砂胡

型破りなデルフィニアの王妃付きの唯一の侍女シェラは、王妃の胃袋を満たすためにとっておきの料理を用意していた。しかし、当日思わぬ邪魔が入り、窮地に立たされたシェラは、主人に気付かれず事を収めることに奔走することになる。(シェラの日常)

やっぱりデルフィニアは面白いなぁ。

本の感想, 作者名 か行倉本由布

ダミアーノのもとに嫁いだアリーチェは、ダミアーノにとって二人目の妻。一人目の妻はアリーチェの従姉ヴェロニカで、ヴェロニカは三ヶ月前に謎の死を遂げたばかりであった。ヴェロニカの死の真相をダミアーノに尋ねようとするアリーチェだが、ダミアーノの態度はそっけなく取り付く島がない。しかし、アリーチェが夢で出会うダミアーノはアリーチェに優しく、アリーチェの理想そのものであった。

優しいけど切なくて辛い、そして若干後味が悪い良い少女小説でした。

本の感想, 作者名 か行剛しいら

ゴシュラムの王女ミーナ姫は、最近国内で頻発する野盗を成敗しているという「黒い騎士」の存在。黒い騎士の正体が自分の兄(双子のどちらか)ではないかと睨むミーナは、城から出るチャンスを得て、黒い騎士探索に出かけるが、そこで野盗に襲われてしまう。そんなミーナを救ったのは当の黒い騎士で、更に「神様」の手助けもあり黒い騎士に弟子入りすることになってしまう。

元気なお姫様はよいものだ。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行九月文

シリスの命令でしばらくの間国境近くの砦エルヴァの赤竜隊の応援任務につくことになったシエラ(ルーシェ)は、亡くなった父親と同期の赤竜隊の隊長グレンにかわいがられる。一方、ルーシェが目の届かないところに行ってしまったことにより否応なく自分の気持に気づいてしまったスメラギは、予定を前倒しにして定例会議の開かれるエルヴァに向かうことにする。

早っ!

本の感想, 作者名 か行古戸マチコ

奇跡の実によって三人の皇子の呪いを解いたカナンは、善都の結婚を目前に控えていたが、皇帝がカナンたちに「最後の賭け」を持ち出す。カナン、晃、そしパフュームの体に呪いの解けた皇子たちの母親が乗り移るかもしれないという異常事態に対し、五華園に五皇子たちの取った行動は…

「家族」の物語でした。

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

一族を滅ぼされ、育ての親も敬愛する巫女姫カミリアも殺されたアイシャは、アイシャを「エサ」として彼女についてくる精霊の力を借り4年の間に剣士としての力をつけた。残した魔法の指輪の魔法を使って美姫「ナシーマ姫」に変身し、復讐を果たすために一族を滅ぼしたと思われる一族の王子マハールのもとに「嫁ぐ」ことに成功したアイシャだが、同時にマハールの副官カファスに戦士として仕えることになってしまう。

精霊のナーギさんがお茶目で好きです。