本の感想, お気に入り, 作者名 か行久賀理世

冒険家である父の死去後、長男が家督を継いだアッシュフォード子爵家の令嬢セシルは、「婚約者とは結婚まで会わない」ということを条件に、兄が整えた婚約を承諾する。さらにセシルは、身分と性別を隠して新聞記者見習いとして働き始めるという大冒険まで始めてしまう。そんなセシルの相棒となった絵師のジュリアンは、なにかと不思議な良家の子息のようで……

イギリスで男装で相棒が実は…とか、美味しすぎた!

本の感想, 作者名 か行剛しいら

エバンズをおとなしく王女として見送ったミーナだが、城内で連れ去られてしまい、ハッシュウィルの貴族イアンに捕らえられてしまう。助けに来てくれた神様の力を借り、イアンの義母であるイライザにとりいることに成功したミーナは、「イアン」としてハッシュウィルの宮廷デビューを果たすことになる。

ミーナは間が悪いなぁ。

本の感想, 作者名 か行九月文

身分を隠して黒竜隊で修行中のシェーラは、スメラギと両思いになれたのはいいものの、まだ自分が王女シエラであることを告げられずにいた。16歳の誕生日に王女としてお披露目を迎えることになっているため、タイムリミットはあと数日。ようやくやってきた二人っきりのお出かけで、なんとか自分の口からスメラギに真実を告げようとするルーシェだが、せっかくいい雰囲気になったところにグリフォン関係のトラブルに巻き込まれてしまう。

ルーシェがまるでナウシ……いやいやまあそんな感じで。

本の感想, 作者名 か行香月沙耶

想いが通じあったラウラとヒューバートだが、二人が触れ合おうとするとキルラが間に挟まるという現象が発生する。ヒューバートが一刻も早い原因究明を決意する中、行方不明となっていたヴァハラから誓約を迫られたクロエがラウラを訪ねてやってくる。

しょーぐん、ちょっと、自重(でも見ていておもしろい)

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

世の中の悪と呪いが集まる街・百塔街。先日街を救った「英雄」になったものの、変わらず気ままに過ごしていたアレシュだが、街に突然謎の大きな穴が出現する。再度「六使徒」を結成し真相究明に乗り出すアレシュだが、この穴にはアレシュのメイドのハナに関わりのあるものらしく、彼女を迎えに来たという魔界の紳士が現れる。

クレメンテさんがいろいろ最強。

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

士官学校を飛び級の上優秀な成績で卒業したアルだが、配属先は主席卒業者が配属されることが考えられないような「お飾り部隊」のエトワール近衛だった。怖ろしい美貌の持ち主のシャリオとその右腕のフラム、さらに妙にキラキラしい隊員の面々に、主業務はご婦人方の「おもてなし」。自分の存在意義を問い直したくなるアルだが、実はエトワール隊にはお気楽業務以外の裏の顔があった。

おもてなし業務の今後やいかに。

本の感想, 作者名 か行木村千世

黄巾党の資金源を探るため、そして「混沌魔王」と呼ばれる蒼刻の兄の足取りを得るため、蒼刻は朧月とともに朧月の実家である黒烏州に向かう。朧月の兄・静心の協力も何とか得ることのできた蒼刻は、朧月の屋敷を拠点に捜査活動を開始する。

四面楚歌とは、すなわち武人さんの状況……。

本の感想, 作者名 か行茅田砂胡

型破りなデルフィニアの王妃付きの唯一の侍女シェラは、王妃の胃袋を満たすためにとっておきの料理を用意していた。しかし、当日思わぬ邪魔が入り、窮地に立たされたシェラは、主人に気付かれず事を収めることに奔走することになる。(シェラの日常)

やっぱりデルフィニアは面白いなぁ。

本の感想, 作者名 か行倉本由布

ダミアーノのもとに嫁いだアリーチェは、ダミアーノにとって二人目の妻。一人目の妻はアリーチェの従姉ヴェロニカで、ヴェロニカは三ヶ月前に謎の死を遂げたばかりであった。ヴェロニカの死の真相をダミアーノに尋ねようとするアリーチェだが、ダミアーノの態度はそっけなく取り付く島がない。しかし、アリーチェが夢で出会うダミアーノはアリーチェに優しく、アリーチェの理想そのものであった。

優しいけど切なくて辛い、そして若干後味が悪い良い少女小説でした。

本の感想, 作者名 か行剛しいら

ゴシュラムの王女ミーナ姫は、最近国内で頻発する野盗を成敗しているという「黒い騎士」の存在。黒い騎士の正体が自分の兄(双子のどちらか)ではないかと睨むミーナは、城から出るチャンスを得て、黒い騎士探索に出かけるが、そこで野盗に襲われてしまう。そんなミーナを救ったのは当の黒い騎士で、更に「神様」の手助けもあり黒い騎士に弟子入りすることになってしまう。

元気なお姫様はよいものだ。