本の感想, お気に入り, 作者名 か行香月沙耶

ラウラの儀式を取り仕切った教主でもあるオフラ教の教主・ユリシーズが何者かに狙われているらしく、ヒューバートはユリシーズの護衛任務につく。護衛に最適な場所としてヒューバートの副官シドの屋敷に向かった一行だが、そこは恐怖の屋敷として名高い屋敷だった。

キルラの相変わらずの鼻血出しそうなくらいの可愛さに転がってたら、将軍、が…!

本の感想, 作者名 か行喜多みどり

中学生の蓮は、親友に裏切られたショックで学校を抜け出してしまう。家に帰り着いた蓮は庭で見つけた怪我をした小鳥を助けたことから、愛犬のハチローに謎の「パン」と名乗る神が宿り、パンの宿ったハチローとともにパンの世界に連れていかれてしまう。蓮はそこでパンを封じた悪い神様を倒さないと元の世界に戻れないという衝撃の事実を告げられてしまう。

ハチロー可愛いな。忠犬はいい。

本の感想, 作者名 か行黒川裕子

独楽風と呼ばれる風の壁に遮られ、外の世界と数百年間隔離された村で育ったカルスは外の世界に強いあこがれを抱いていた。成人の日の夜に、急に独楽風が止み外に出るチャンスが訪れるが、村に外からやってきた軍団が現れ、カルスの村を滅ぼす。義姉と兄貴分の青年と命からがら逃げ出したカルスだったが、外の世界は想像以上に過酷な世界だった。

序盤から中盤にかけて、心の涙で前が見えなかった。

本の感想, 作者名 か行今野緒雪

鸞の王女・孌鳥は弟で次期国王である琲虯の反抗期に頭を悩ましていた。そんな中、父である国王が倒れたという知らせを受けるが肝心な時に琲虯がおらず、あまつさえ孌鳥のもとに琲虯をさらったという盗賊から琲虯を返してほしくば一人で取り返しにこいという伝言まで受けてしまう。琲虯をさらったのは、亞心王と名乗る不思議な青年で、彼と孌鳥は王宮の中で出会ったことがあった。

もうそろそろ来るかなぁ、と思っていたら、切ないお話でした。

本の感想, 作者名 か行片瀬由良

体の弱い幼馴染の病気を治すため、薬師を目指すアルマは経験をつむために出てきた都で早速トラブルに巻き込まれる。そこで出会ったのは、なんと当の幼馴染のマティアスで、しかも医者になって病院を開いているという。やむにやまれぬ事情でマティアスの病院で働くことになったアルマは、マティアスを陥れようとする殺人事件に巻き込まれてしまう。

なんだか若干いろいろ物足りなかったけど、最終的に転がったのでよしとする。

本の感想, 作者名 か行喜多みどり

ユリエルを救うために悪魔の花嫁として地獄へ行くことを選択したコンスタンティンは、地獄の悪魔の城で物足りないながらも穏やかな日々を過ごしていた。一方、コンスタンティンが去ったサクスでは、サクスを手に入れようとするサイラス司教が、領主を破門するという一手を打ち出していた。

最後の最後に悪魔のターンだったけど最終的には痛み分け(笑)。

本の感想, 作者名 か行今野緒雪

鸞の宰相の次男坊・山樝は、夢の宮から出られないはずの王に見込まれ、お忍びで麓国に行くという王の警護を務めることになる。麓王から花嫁を貰うという鸞の王らしき人物は、月季と名乗るなにやら不思議な少年。山樝は次第に月季に惹かれていき……

いやいやこれはこれは(意訳:おもしろかったです)。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行木村千世

蒼刻のいない間に太子・天祥からの依頼により天祥の「幽鬼」がらみの護衛をすることになった朧月は、天祥に無理やりつれられる形で睡蓮古城と呼ばれる、近年観光地として名をはせる街に向かう。途中で追いついてきた蒼刻と、天祥の護衛のためにやってきた呂将軍、そして怪しげな「情報屋」と名乗る青年ととある事件を調査することになる朧月だが、前回のひと悶着から蒼刻との関係は少々ギクシャクしており……

蒼刻、ちょっとゆっくり話を聞こうか!という気分でした。

本の感想, 作者名 か行今野緒雪

王宮に出入りする装身具屋は、次代の鸞王と目される青年からとある依頼を受ける。しかし、その依頼を受けられないとする装身具屋は、ある玉珥にまつわるいくつかの物語を青年に語る。

玉珥の不思議な縁の物語。

本の感想, 作者名 か行今野緒雪

十年前に結婚の約束をした鸞王である蒼鷹のもとに嫁いだ萃の王女瑠璃だが、蒼鷹は十年とは別人のように変わっていた。恋愛結婚だと言い張る瑠璃に対し、あくまでも政略結婚だと突き放す蒼鷹。蒼鷹の心変わりには王家のある秘密が隠されていた。

これは悲恋か、悲恋なのか!といろんな意味でドキドキしながら読んでました。