本の感想, 作者名 か行木村千世

皇帝暗殺未遂を事前に食い止めた蒼刻と朧月の前に、朧月が昔世話になったというさすらいの道士が現れる。徐々に目覚めつつある朧月の「力」のことを教えるという道士に誘いを受け、彼が指定した場所に出向く朧月は……

話はたぶん進んでない。

本の感想, 作者名 か行九月文

シュリーク商会の令嬢マィヤは、商会を都で一番の店にしようと、普段はアティルと名乗り男装した上で見習いとして地道に営業活動を続けていた。ある日、買い付けに出ていた父が戻ったものの、皇宮に品物を納めにいったまま行方知れずとなってしまう。父を捜すために皇宮にアティルとして乗り込んだマィヤだが、皇宮に集められた「王子様」に一瞬で女と見破られる。

マィヤのお目付け役のサフィードの苦労がしのばれます。

本の感想, 作者名 か行木村千世

謎の凄腕の男と対峙し、蒼刻が怪我を負ったという知らせを聞いた朧月は、急いで彼が収容されている治療所に向かう。しばらく安静が必要な蒼刻だが、蒼刻の付き添いなしで朧月への仕事の依頼がきてしまう。自分にできることをとその仕事を引き受けた朧月は、調査に入った寺院で不思議な少年に出会う。

話がこれまたでかくなってきたなー。

本の感想, 作者名 か行喜多みどり

ロンドンに再び「切り裂きジャック」が現れ、容疑者として捕まったのは、レイの(自称)親友マーヴィスだった。マーヴィスの無罪を証明するため、レイはロンドンで手がかりを得ようとし、レイのファグである亜夜子も無理をいってレイとともに行動を共にする。しかし、校長はレイの捜査活動をよく思わず、これ以上の捜査を続けるのであれば退学という条件を出す。

面白くなってきたのに、なぁ……。

本の感想, 作者名 か行かたやま和華

銀座の路地裏にひっそり佇む紫陽花茶房で給仕のバイトをする女学生・月子は、店主の紫音にちょっかいをかけられながらも日々勤労に勤しんでした。梅雨の時期、やってきたお客は男装の麗人、頑固ものの老人。そして夏になって茶房を訪れたのは紫音の旧友で……

頑固なじいさんはよいものなのです。

本の感想, 作者名 か行霧島まるは

初めて取った休暇に家に転がり込んでいる妹ジャンナの買い物に出かけたウリセスとレーアは、出先でウリセスの副官エルメーテと遭遇する。田舎には珍しい伊達男のエルメーテに熱を上げるジャンナに困ったウリセスはエルメーテに取引を持ちかけられる。

ほんわかしつつも今回は若干緊迫感。

本の感想, 作者名 か行河上朔

ひっそりと山奥に暮らしていたアリシアは、暗殺をしたこともないのに諸事情で暗殺の依頼を受諾し、その対象がいるらしい神殿巡りを行う王太子デュカイエ一行に潜り込む。都への帰還もあと少しというところで、アリシアはデュカイエとともに谷底に落ちるというハプニングに見舞われるが、尋常ではない不幸体質の二人の前には次々とトラブルが襲い掛かる。

少々ほっこりしてしまったのですが、ほっこりするどころかわりと大変なお話でした。

本の感想, 作者名 か行如月天音

カメリアード王国のグウィネヴィア姫は、両親と腹心の侍女しか知らない「秘密」があったが、アーサー王の求婚に応じブリテンに嫁ぐことになる。アーサーと無事「家族」になったグウィネヴィアはアーサーとも秘密をわかちあうことになるが、アーサーの騎士になるためにブリテンにやってきたランスロットにも秘密を知られそうになる。

確かに、「許されない恋物語」ではなかった。

作者名 か行喜多みどり

19世紀末、奨学金を得て英国の男女共学のパブリックスクールに入学した亜夜子は、ロンドンの街中で彼女を助けた不思議な青年・レイと学校で再会し、かれのファグになることになる。「切り裂きジャック」とも恐れられるレイのファグとして忙しく働くことになる亜夜子は、学園で起きた謎の変死事件の真相を追うレイの手伝いをすることになる。

19世紀末のイギリスというだけで心躍るものなのです。

本の感想, 作者名 か行木村千世

皇帝暗殺未遂の手引をしたと目される葉家の当主からの面会の依頼を受け、蒼月は朧月を連れて葉家・冬泉に向かう。冬泉は朧月よりも年下の少年で、朧月たちは当主からこの事件の手引をした理由を聞かされる。一方、謎の暗殺者に心当たりのあるという星彩は、ついに朧月たちに自身が幽鬼となる前の人生を語る。

星彩さんの生前は結構ハードだなぁ。