本の感想, 作者名 さ行白川紺子

「生まれて間もなく乳母に誘拐されて下町で花売り娘として育った」ハートレイ伯爵令嬢メアリは、なかなか社交界に馴染めずにいた。ハートレイ家で開催された催しものの席で、メアリの「秘密」を知っているという奇妙な青年に出会う。「秘密」を暴露されることを恐れたメアリは青年に出された交換条件を飲むことにするのだが……

ちょっと不思議な19世紀ロンドン社交界ものでした。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

リゼランドの女王に気に入られたミレーユは、彼女の主催する少女劇団の公演中に父エドゥアルドの隠し子疑惑があるグレンの罠にかかってしまう。ロジオン達の尽力により無事救助されたミレーユは、駆けつけたエドゥアルドから事の真相を明かされたミレーユ達は、グレンにあわせて不審な動きをしていたフェデリオから彼の置かれている状況を

いろんな謎が一気に明かされておもしろかったー。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行白川紺子

マーチ伯爵家の跡継ぎのクレアは、伯爵家に代々伝わるジュエル「レディ・アン・ジュエル」の呪いを解くために、ロンドンで骨董品店を開業し、とある宝石を探しだそうとする。そんな彼女の前に現れたのは、最近巷で噂の王室御用達の宝石店の若きオーナー・ジェレミー。彼が手に入れたという「呪いの宝石」が偽物かどうか鑑定してほしいというジェレミーの依頼に、クレアは応じるがこの宝石にまつわるトラブルに巻き込まれていく。

お兄ちゃんはいいものですね。

本の感想, 作者名 さ行斉藤百伽

20歳になるまでに災厄をもたらすと予言され、人の踏み入れることのない山中に幽閉されている第二王子のアキは、教育係兼「看守」の目を盗んで「移動の神具」を使い(タイムリミット付きではあるものの)幽閉先から脱走した。そこで出会ったのは見た目はどう見ても清廉潔白な聖女だが、ある目的のために「偽巫女」をしているフィリア。初めての脱走でフィリアにいいように使われたアキはもう二度とフィリアに関わるまいとするが、移動の神具を使うたびに何故かフィリアと出会ってしまう。そして成り行き上、アキはフィリアのとある目的に付き合うことにするのだが……

偽巫女様が面白かったー!

本の感想, 作者名 さ行清家未森

アルテマリスでリゼランドの国宝盗難事件を解決したお礼として、リゼランドの女王に王宮に招かれたミレーユたちは、予定を変更してリゼランドを訪れる。今は大公の婚約者とはいえ、一般庶民として生まれ育ったリゼランドの女王に謁見するということで緊張するミレーユだが、リゼランド女王にも気に入られて噂の乙女の花園にも招待される。しかし、警備が万全なはずの花園で、ミレーユは不審者に襲われてしまう。

女王様が想像以上に素敵でした(読んでてよかった)。

本の感想, 作者名 さ行瀬川貴次

止むに止まれぬ事情で右近の少将が、そして兄から逃げるために吉昌が道冬の家に居候を始める。憧れの先輩と当代きっての貴公子との同居を楽しむ道冬だが、自身の従者と吉昌の会話から詳しく教えられていなかった父の真実を知ってしまう。

畳のヒロインっぷりが怖いほどだ。

本の感想, 作者名 さ行瀬川貴次

やる気のない陰陽師・安倍晴明のもとに、呪詛問題を解決して欲しいという有力者の依頼が入る。力の強い術者が関係していると踏んだ晴明は、事件の真相を追ううちに蘆屋道満にたどり着く。

うるわしききょうだいあい。

本の感想, 作者名 さ行瀬川貴次

右近の少将が鬼たちに利用されていることを知った道冬は、しばらくの間宇治に避難するという少将の護衛のために行近とともに都を離れた。怪我の養生を兼ねて道冬の家の留守を守ると都に守ることにした吉昌だが、融の大臣や付喪神達の熱意に負けて少将らの後を追うことになる。

た、たたみ……

本の感想, 作者名 さ行清家未森

盗まれた秘宝をネタに、罠にはめられたミレーユだが、持ち前の根性でその場を何とか乗り切る。一方、ミレーユが危機に陥っている時に「熱烈」な猛攻を受けていたリヒャルトは……

歴代王子さま詣でがよいものでした。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行斉藤百伽

親が負った借金を肩代わりしてもらうかわりに、富豪の息子で歩く迷惑・バートと婚約したクレアは、20歳までに肩代わりしてもらった借金を全額返済すれば婚約を解消するという約束を果たし、無事婚約の解消にこぎつける。バートから次のバートの婚約者候補に会うための隣国への旅行に誘われたクレアは、珍妙なバートの婚約者としてのノウハウを記した「引継ぎ書」を次の婚約者に渡すためにその誘いに乗る。

これはよいラブコメでした。