本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他和泉統子

ジークの企てに見事乗り皇帝に即位した上に理想的な皇后と結婚したアレクはなんとか皇帝業を全うしていたが、ある日ジークの突然の自らの「2週間後の結婚式」宣言に時間が止まる。ジークの「結婚相手」であるらしいアレクの幼なじみかつ元有能な侍女かつ現筆頭秘書官のマーリも寝耳に水の宣言だったらしく……

ジーク兄ちゃんがまさかの……

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行小田菜摘

新聞記者である伯母の影響で職業婦人に憧れ、ジェントリの娘ながら看護婦として働くアデライドはその不器用な性格から友人がいなかった。そんな彼女に任されたのは、極秘で入院しているエスニア公国の公子クリスティアンの担当。医者や看護婦のいうことを全く聞こうとしないクリスティアンにいらだちを覚えるアデライドだが、彼の公子としての姿勢に感銘を受け彼が無理をして夜会に出るという事態をサポートすることになる。

これは、結構好きな部類だなぁ。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行永瀬さらさ

植物の育たなくなった大地で、唯一植物を育てることのできる手立ては「精霊歌」のみとなった世界で、ミュズラム王国では力のある精霊歌を歌う者たちを「精霊歌士」に叙し厚遇していた。精霊歌士を育てるムーサ音楽学院の入学試験に合格できず、予備学生としてムーサ学園都市で生活することになっったメロウは、予備学生への支援制度を利用して「野菜屋」を営みつつ精霊歌士を目指すことにするが、ムーサ音楽学院の首席新入生エイディがメロウの借りた家に住み着いてしまう。

おー、これは面白かった。好みです。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行石田リンネ

キルフ帝国の帝位争いに巻き込まれ、次期皇帝候補の一人で行方不明だったアルトールに乗り移っているらしい「誰か」に囚われたレティ。レティの持つ「力」を知るその者は、レティの力を利用ようとしていた。キルフに残っていたデュークとアストリッドは、旧知のキルフの将軍ワレリーの力を借りてレティの救出を画策する。

デュークとアストリッドが頑張るお話。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行白川紺子

マーチ伯爵家の跡継ぎのクレアは、伯爵家に代々伝わるジュエル「レディ・アン・ジュエル」の呪いを解くために、ロンドンで骨董品店を開業し、とある宝石を探しだそうとする。そんな彼女の前に現れたのは、最近巷で噂の王室御用達の宝石店の若きオーナー・ジェレミー。彼が手に入れたという「呪いの宝石」が偽物かどうか鑑定してほしいというジェレミーの依頼に、クレアは応じるがこの宝石にまつわるトラブルに巻き込まれていく。

お兄ちゃんはいいものですね。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行喜多みどり

次男ノアがファミリーを裏切り、当主の長男エミリオは爆弾事件に巻き込まれ重症、そんな中ファミリーを立て直すためにロージーは三男のダリオと結婚することを決断する。二人の結婚式の当日、デ・コスタに敵対するアリスタ家の襲撃があり、結婚式どころではなくなる。そこでデ・コスタを守るためにロージーが取った行動は、エミリオやダリオとは違う道を選ぶことだった。

ロージーが凛々しくて素敵!

本の感想, お気に入り, 作者名 は行ひずき優

困窮にあえぐ北の田舎・ペルナウのアンフェルト伯爵令嬢リゼットは、里帰りした義兄ユリウスからジークハルト大公が執り行うという花嫁探しへの招待状を入手する。冬を乗り切るためにと、領民たちと王都カナウスに向かったリゼットだが、ジークハルトは人嫌いかつ冷徹な大公として恐れられていて……

ドタバタ嫁取り物語、面白かった!

本の感想, お気に入り, 作者名 か行久賀理世

クリストファーが計画していた暗殺計画を食い止めたセシルとジュリアンだが、クリストファーはジュリアンに最後の勝負を挑むことを言い残し行方をくらましてしまう。双方誤解が解けたセシルとジュリアンは、ロンドンに戻り、クリストファーの陰謀を阻止しようと新聞社でのコンビを復活させる。

見事な大団円!でよいものでした!

本の感想, お気に入り, 作者名 か行久賀理世

ジュリアンの目的とその職責を知ったセシルは、ジュリアンがセシルに語る言葉がすべて信じられなくなってしまう。新聞社での二人のコンビもジュリアンが「一身上の都合」で退社したことにより解消され、セシルは一人で記者を続ける。そんなセシル達アッシュフォードきょうだいの元に、王室主催のクリスマスパーティーの招待状が届けられる。

うわ、切なっ!そしてまた凶悪な引きで!

本の感想, お気に入り, 作者名 か行木村千世

国を騒がしていた黄巾党の本拠地にたどり着いた朧月と蒼刻は、黄巾党の首領である張角から彼らの一族の目的を聞き、国のために共闘することを決意する。張さんや情報屋、花守たちらと合流し、黄魔の襲来を待つ朧月は張角から付け焼刃ではあるが術の手ほどきを受けることになる。

すえながくばくはつしてください。