本の感想, お気に入り, 作者名 か行喜多みどり

「悪魔の花嫁」としての条件を満たす容姿を備えてしまったため、男の子として育てられた助祭少女コンスタンティンは、16歳の誕生日に予告通り迎えに来た悪魔に無理やり花嫁にされてしまう。悪魔にはめられた契約の指輪を外すためには、「善行」を行えばよいという情報を悪魔から無理やり聞き出したコンスタンティンは、伝説の正義の使者「黒い羊」に扮し、悪を成敗することを決意する。しかし、彼女の前には悪魔を追っているという司祭ユリエルが立ちふさがり……

吾輩は猫である。名前は……悪魔というかまだついてない!

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行篠原まり

「青の神殿」の長老達が見た夢に基づき、バーゼオンのガイルズ王子とエルマスのアリシア王女は婚約した。いよいよアリシアがバーゼオンに嫁ぐことになり、異民族の侵攻を阻む城塞に詰めていたガイルズは、出会ったことはおろか手紙のやりとりもしたことがないアリシアの様子を探るため、少数の部下を伴い身分を隠して花嫁行列に接触することにする。

予言の婚姻+男装のお姫様+身分をかくしてすれ違い=ツボ

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行本宮ことは

女子禁制の音楽学院に男装して乗り込んだアティーシャは、父親の遺品捜しを行うものの難航する上に、次から次へと事件に巻き込まれていた。そして学院では学院祭シーズンを迎える。アティーシャはクラスの出し物で四苦八苦する上に、上級生との出し物で歌劇のヒロインに選ばれてしまう。

バケツプリンは全甘党の夢。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行嬉野君

花婿候補者がどんどん脱落していく「金星特急」、次の停車地は密林のど真ん中。「王の火」を見つけ出せという金星からの指令らしきものが与えられた錆丸達は、「王の火」目指して密林の中に分け入るが……(祇園精舎に孔雀鳴く)

砂鉄が保父さん状態。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行本宮ことは

身寄りを亡くした幼い少女を拾い、信頼できる友人に託した王城の衛士の菖莉。そして、その少女は帰蝶と名付けられ、育ての親にも恵まれ美しく育った。帰蝶は菖莉を想っていたが、菖莉はそんな帰蝶から距離を置こうとし……。

切なくて、でも少し幸せで。素晴らしい年の差胸キュンストーリーでした。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行古戸マチコ

西方の大学で植物を学ぶカナンは、「どんな植物でも成長させることができる」という特殊能力を見込まれ、東方の淵国に伝わる『奇蹟の実』を生育させるため、淵国の宮廷に招かれる。淵国では、不思議な呪いを受けた五人の皇子がおり、呪いを解くために『奇蹟の実』を必要としていた。

五人の皇子さまが個性的すぎて!(好きです)

本の感想, お気に入り, 作者名 た行高殿円

父親からの「結婚相手は見つかったか」攻撃に疲れたリュリュカは、手紙に嘘八百を並べ立て取り繕おうとするが、その手紙を信じた当の父親が王城に来てしまう。とっさに近くにいたある人を恋人に仕立てるリュリュカだが……(「恋のたまご」)

ジルとリュリュカが可愛すぎる。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行清家未森

無事リヒャルトと婚約したミレーユだが、偽ギルフォードと交わしかけた「結婚契約書」が行方不明だという事実をつきつけられる。花嫁修業の一環として太后から結婚契約書の捜索を命じられたミレーユは、伯爵令嬢としての花嫁修業と第五師団の一員に扮しての結婚契約書捜索作業という二重生活を送ることになる。

だ、だれか塩を、塩分を……!というジャック団長の言葉が雄弁に物語の内容を語っている新章開幕。

本の感想, お気に入り, 作者名 た行谷瑞恵

新校長の方針で男子校での授業を受けられなくなってしまったエリカ達は、下級生と一緒に勉強会を開くことで勉強を続けられる場をなくさないようにと奔走する。そして、学校を卒業後、オールソップの当主として街に残ったエリカは連絡のとぎれたジェラルドを心配しながら、女準男爵としての道を歩み始める。

卒業後の大人編で大満足の最終話でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 た行築山桂

自害の直前に母から聞いた衝撃的な言葉から心揺れる日々を送る茜。そして、茜に詳細を伝えず、待っていろという言葉のみを残してどこかに行ってしまった大助。逗留先の旅籠の奥で引き篭もっている茜であったが、生き残った父の忠臣との会合の手はずがつくと聞き、一人でその地に向かうことにする。

いろいろキュンキュンしたした!