本の感想, 作者名 や~わ行・他吉村りりか

双子の兄と家出同然での巡礼の船旅の途中、嵐に巻き込まれ船が難破し兄セバスチャンとはぐれてしまったヴィオラ。しばらく生き延びるため、男装してシザーリオと名乗り、気難しい公爵オーシーノの小姓として使えることにする。オーシーノは伯爵令嬢オリヴィアに求婚しており、オーシーノに代わりオリヴィアに求婚の言葉を伝えにいったシザーリオ(ヴィオラ)にオリヴィアは一目惚れをする。

男装は時を超える……

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行藍川竜樹

辺境の修道院に預けられ、修道院の運営費用を稼ぐために「聖女」を演じ続けているルチア。ルチアの血に奇跡が宿るという設定のため、常に貧血状態で死にかけていたルチアだが、ある日修道院に皇太子クラウディオが訪れ、ルチアを連れて教皇に面会しにいくという。偽物聖女であることがバレる前にクラウディオのもとから逃走しようとするルチアだが、クラウディオと行動するうちに……

引き続きおもしろかったー!

本の感想, 作者名 あ行秋杜フユ

魔術師の元締め、かつ現王太子妃の実家・ルビーニ家に引き取られ実の娘同然に育てられたアメリアは、お世話になっているルビーニ家への恩返しのためと、ルビーニ家と付き合いのある商会の主(かつルビーニ家の親戚)との結婚を考える。アメリアを溺愛する兄二人は、アメリアの結婚には大反対で……

初手のお陰でお兄ちゃんが逃げ切ったお話。

本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

吉報に湧くコルドン家に、コルドン家が封印を施していた悪霊の魔女復活の知らせがもたらされる。一人対応に向かったジェイクを追ってサアラが出発し、そのサアラを連れ戻すという名目でエリオスまでもが現地に向かう。さらに、コルドン家に加えてギルとミゼルカまでもが魔女への対応を要請されたとやってきて……

これ以上はないという大団円でした。

本の感想, 作者名 や~わ行・他吉村りりか

モンタギュー家の跡取りロミオは女性にモテるが特定の恋人を作らず幼馴染とともにフラフラしていた。ある日忍び込んだ仇敵キャピュレット家のパーティーで、ロミオはキャピュレット家の一人娘ジュリエットと出会い、恋に落ちる。周囲に内緒で二人は結婚するが……

少女小説仕様のロミオとジュリエット、面白かったです。

本の感想, 作者名 あ行秋杜フユ

政略結婚でアレサンドリアに嫁いできたティファンヌ。釣り合う年齢の男性独身王族がアレサンドリアにいないということで、光の巫女の専属騎士レアンドロに嫁ぐことになったティファンヌだが、レアンドロからはティファンヌは光の巫女の次、二番目にしかなりえないということを早々に宣言される。故国で地味に目立たず暮らしていたティファンヌはこれ幸いと腹心の侍女を連れて趣味の覗き見(と妄想)に励み……

コメディと思ってたらシリアス展開で不意をつかれました。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行藍川竜樹

拡大をつづけるブルク帝国の花嫁として嫁ぐことになったアルディナの王女ヘルミナだが、彼女自身はこの年まで生きていること不思議なくらいの虚弱体質かつ病気持ちだった。ブルク帝国に半死になりながらたどり着いたヘルミアは、結婚の日までの世話係としてヘルミナ付となったカエサルが皇帝への反旗を翻そうとしていることに気付く。カエサルの同士として自分を迎えるようもちかけたヘルミナをカエサルは……。

おもしろかった!少女小説ヒストリカルロマンはよいものだ……!

本の感想, 作者名 あ行御永真幸

王立警察の出世街道の先頭をはしっていたジークだが、一つのミスから雑用係として有名な「シグザール警察刑事課・十三区特別命令班」に左遷されてしまう。そこでのただ一人の同僚イリスは、持ち込まれた依頼を朝から晩までこなしている。警察官になった理由になにやら黒いものがあるらしいイリスだが、ジークはだんだんイリスのペースにまきこまれていき……

サブタイトルが秀逸だなぁという作品でした。続き読みたい。

本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

サアラたちの前に、ジェイドを父と呼ぶ幼女の幽霊が現れる。ジェイドの子であれば我が子も同然と喜々として受け入れるサアラに、ジェイドは幽霊にこれ以上関係するなと強く言い渡す。

相変わらずのサアラの強さにただただ脱帽。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行宇津田晴

無事恋人同士になったマリアーヌとロベルトだが、噂が先行し、マリアーヌは実家から勘当の通告を受けてしまう。なんとか実家の疑いをマリアーヌが晴らそうとする中、マリアーヌの故郷があるシノンで謎の盗賊団が各地を荒らし回っているという情報がもたらされる。ロベルトが一計を講じ、マリアーヌとともにシノンの救護に向かうことになり……

だいぶ間が空きましたが、きれいに完結の第3巻でした。