本の感想, 作者名 や~わ行・他雪乃紗衣

国土を襲う「蝗害」対策への縹家の協力を求めるため、現在の大巫女である瑠花への面会を求める秀麗は、瑠花の居場所を知ることができる能力を持つ珠翠を探すことにする。王宮では蝗害と天変地異という災厄への次々と打ち出されていくが、劉輝の出番はなかった。

一気にたたみかけるラストスパートっぽかったです。まるでプロ△ェクトX……!

本の感想, 作者名 か行片瀬由良

高校生にして「歌姫」と呼ばれ、一躍人気歌手となったさくらだが、曲が書けないというスランプに陥っていた。PVの撮影と曲作りのためにスタッフと共にドイツに向かったさくらは、偶然天使のような囚人キースに出会う。自ら監獄に「とらわれている」キースとの逢瀬を重ねるうちに、キースに惹かれていくさくらは……

桜の季節にふさわしい恋の物語でした。

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

遠地参拝のため、キーカ神殿に向かったノトは、リリィの活躍で毎年キーカ地方で発生する「藍の民」の娘失踪事件の真相を探ることになる。一方、王宮に残ったカノンは、王宮で行方不明になった「藍の民」の女官失踪を探るため、護衛役のヒロクと人気騎手アナとともにノトに遅れてキーカ地方入りをする。

陛下がだだ漏れすぎる(ごちそうさまでした)。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行三川みり

たったひとりの身寄りである母親を亡くしたアンは、母親のあとを継いで「銀砂糖師」になるべく都で行われる王家主催の砂糖菓子品評会に出場すべく旅に出る。品評会まで時間がないため、危険な街道を突っ切ることにしたアンは、妖精市場で口の悪すぎる戦士妖精のシャルを雇い入れる。アンに助けられて恩返しをすると息巻く妖精と、アンに求婚するおぼっちゃまジョナスという妙な道連れと共に都への道程をすすむアンは……

おとぎ話っぽい雰囲気を醸し出しつつぴりりとスパイスのきいた物語でした。面白かった!

素人の観劇日記宝塚, 花組

花の道の桜花組の「虞美人」を見てきました。
ストーリーもさることながら、個人的にはとてもいろいろ眼福すぎてとても満足です。娘役さんのお衣装がかわいかったんだ!
ツボは張良と劉邦でした。
あと、花の道の桜があまりにもきれいだったのでとりあえず冒頭にどどんとはっておきます。

本の感想, 作者名 ま行宮乃崎桜子

朝廷から蝦夷討伐の命を受けた坂上田村麻呂は、帝から密かに彼の地に住まうという「邪神」である龍神の討伐の命も受ける。そして、その地で龍神の巫女として暮らすユーリャと出会った坂上は、どうしようもなく彼女に惹かれる。

硬派で切ないお話でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 た行築山桂

大坂夏の陣の折、大阪城落城時に真田衆と密かに落ち延びた秀吉の孫・茜は生き別れになった弟を探すために八年ぶりに大坂に戻ってきた。豊臣家の隠し財産の鍵を握るとされる豊臣家の遺児を探す者や、豊臣の残党を狩る者など、茜の前には様々な障害が立ちはだかる。

面白かったっ!

つれづれ

+anywhere+】内の「パルメニア人物辞典」(意訳)を更新しました。
現在刊行中のプリンセスハーツシリーズの最新5巻6巻までの人物を追加しています。

人物辞典のコンセプトは「私が読んだときに参考になるような情報」なので、情報にあまり深みはありませんし、何より「ケアレスミスが多い」ので有名な私が作っているものなので今ひとつあてにならないことは確実ですが、読書の共にしていただけるとうれしいです。
プリハーからは豆時代のものとファイルを分けようかとかいろいろ悩みましたが、もろにつながっているのでやっぱりそのままで。錯綜していてわかりにくい部分も多々ありますが、それは仕様ですのであきらめてください。

需要があるのかは分かりませんが、サイト内検索にも対応させました。しかし、そもそも私の記述が間違っている可能性がありますので役に立つかは疑問です……表示の調整もしていないので、とりあえずないよりはまし程度の扱いで。

++++

「高殿円さんの自称ファンサイト」、3年ぶりの更新となりました。人物辞典に至っては4・5年ぶり。……時間の有り余っていたときにファンサイトらしきものを作っていたのです。ちなみに、サイドバーにもちゃんとリンクはってあるんですよ……。プリハーの6巻からはそんなに溜めることなく更新できたらいいなぁと思いますが、さてどうなることでしょうか。

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

幼なじみかつ親友であるフィオナがロンドンにやってくるという情報を入手したミルカは、彼女の保護および自身が実家に連れ戻されることを阻止するために、オシアンの助力を得てフィオナの保護に乗り出す。一方、スティーヴンは雇い主の命令でにとある令嬢のためにスコットランドに向かうが……

ええ!ここからがクライマックスじゃないの?という最終巻でした。

本の感想, 作者名 か行木村千世

気になる言葉を残して忽然と姿を消したラゼリオンと彼の唐突な行動に悩むセシア。そして時を同じくしてセシアの「青の薔薇十字団」が追いかけていた謎の組織「アリスの箱庭」も消えてしまう。アリスの箱庭のリーダー・アリスについての情報を得たセシアは、裏の世界の住人ブラッドレイと協力してアリスを追い詰めることになるが……

魔王の継承者争いってつまりは壮絶な兄弟喧嘩だよね、と思った次第。