本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

新しい帝の即位に伴い人事移動が行われ、東宮妃候補であった大納言の姫君を娶った報復措置として、明槻の異母弟である三の宮の職が解かれてしまう。そんななか、塔子は三の宮の実母である更衣から面会を求められて……

ナチュラルにイチャイチャしてて……(たのしい

本の感想, 作者名 あ行一原みう

1920年にドイツでロマノフ朝の最後の皇女アナスタシアを名乗る女性が現れる。今まで何人ものアナスタシアが現れたが、今度のアナスタシアは本人しか知り得ない情報を知っているという。ロマノフ家に最後まで付き添った侍医の息子でアナスタシアの幼なじみのグレヴは、本人かどうかを確認するためにドイツに向かう。彼の胸のうちにはアナスタシアと過ごした最後の数年があった。

コバルト流のアナスタシア伝説の真相を描いた一作、面白かったです。

作者名 ま行宮野美嘉

男爵家の一人娘アイラは、困った人を放っておけないはつらつな令嬢だが持病を持っており、隣人のアンダーソン医師とその息子キールの世話になっていた。

双方初恋がこじれてて楽しかったです。

素人の観劇日記宝塚, 宙組

桜木さんのバウ主演公演「相続人の肖像」を観てきました。
英国貴族、ばん、ざい……というような演目で若干感じるもやもやに目をつぶると楽しかったです。

本の感想, 作者名 あ行朝前みちる

憧れのライアンの後妻に収まるためにライアンの呪いを解いたフェイだが、混乱のさなか結婚はのびのびとなってしまう。ライアンの息子(フェイの義息子予定)でフェイの幼なじみのエセルは責任をとってフェイと結婚すると言い出す始末。なかなか事態の収集が付かない中、父親との冷戦状態に突入してしまったフェイは父親が事情を説明してくれるまで折れないと薬屋に籠城することにする。

全部丸く納めての後日談、とも言えなくない完結編。ご苦労様でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行深山くのえ

皇女として生まれるものの幼いころ何者かにさらわれ、小舟に捨てられたところを老夫婦に助けられた純子はその出自を知らずに育っていたが、老夫婦が亡くなったことをきっかけに身元が判明し、都に戻ることになる。宮中にもどり姫君教育をうけることになった純子だが、庶民として育った純子にとって宮中の暮らしは窮屈なものだった。そんな純子に書を教えるために、兵部卿宮が純子の元を訪れることになる。

じわじわと見せかけて展開早くて面白かった。にやにや。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行宮野美嘉

男爵家の次女アシュリーは絶世の美女と名高い姉が突如結婚してしまったことに伴い、祖父の旧友の孫である伯爵家の当主かつ貿易商を営んでいるロイに嫁ぐことになる。嫁ぐにあたり理想の夫婦になろうと決意するアシュリーだが、ロイはお互いに干渉しない当世風の夫婦となることを提案する。さらに伯爵家ではロイの子ども5人に出迎えられ……

どんな「不実」な旦那さんかと思えば、不器用な旦那さんでした。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

憧れの従兄と憧れの上級生の婚約に動揺する有紗だが、上級生が何者かに狙われている事を知る。京四郎に止められたことで、有沙は反抗心から京四郎に内緒で婚約披露パーティーに参加し、そこで怪しい人物を見つけようとする。

すっかり騙されてた)
(のせられやすい読者)。

本の感想, 作者名 た行谷瑞恵

「ブロンズィーノの贋作」の話を聞きつけた千景は、透磨とともに疑惑の絵を取り扱う画廊の展覧会に忍び込むが目当ての物は見つからなかった。そんな折、透磨のもとに曰くがあるというコレクションについての相談があり、その中に怪しい絵画があるという。その相談を持ちかけてきたのが透磨の元恋人だと知った千景は……

ツンツン同士なりに近づいているところがよいものです。

素人の観劇日記宝塚, 花組

花組さんの源氏物語とショーを観て参りました。
美しければ、それでいい。という眼福な公演でございました。