本の感想, 作者名 あ行藍川竜樹

紀伊での怪の解決を命じられた玲雅は真澄と、そして真澄の家系の本家であり玲雅とは気の合わない賀茂正直とともに紀伊に向かう。そこでは紀伊の神域に封じ込められているという妖の封印がとけていた。[よっつ、黄泉姫は愛を願う]
真澄の「離反」から賀茂家の結束を強めるために「真子姫」との結婚を承諾した正直。正直の母が真子と正直の結婚話を強引に勧めようとするため、真澄は玲雅に「真子」の恋人役を演じてもらうことにする。[いつつ、色にでにけり我が恋は]

玲雅様が、ぼ、爆走というか暴走。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行宇津田晴

国の改革を推し進める国王ジュールが招聘したのは、護衛から政務の補佐まですべてをサポートするというイデア学園出身の”アテナ”エール。実はジュールの婚約者エトワルだったエールは、事故で死んだとされていたが、アテナとなるために厳しい過程を経てジュールの元に戻ってきたのであった。

エールちゃんがスーパー有能すぎて、ここまで来ると気持ちいい……!

本の感想, 作者名 さ行白川紺子

「生まれて間もなく乳母に誘拐されて下町で花売り娘として育った」ハートレイ伯爵令嬢メアリは、なかなか社交界に馴染めずにいた。ハートレイ家で開催された催しものの席で、メアリの「秘密」を知っているという奇妙な青年に出会う。「秘密」を暴露されることを恐れたメアリは青年に出された交換条件を飲むことにするのだが……

ちょっと不思議な19世紀ロンドン社交界ものでした。

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

有名執事の娘シャロンは、初めてメイド勤めをするカルヴァート家の別邸に向かっていた。そこではカルバート伯爵の長男の婚約者の披露が行われるらしく、邸の中はてんやわんやの大騒ぎ。更にそこに別邸の「主」だというカルバート伯爵の次男で売れない作家のロイが現れる。そしてシャロンはロイと邸に滞在していた女性が死亡しているのを発見してしまい……

今度も男性サイドは乙女思考かもしれない……

本の感想, 作者名 ま行麻木琴加

ヴィスコンティ国の政務官試験に最年少で合格し、若手の出世有望株として期待されるエレーナは、そのほほ笑みを絶やさない姿から「鉄壁の笑顔」と呼ばれていた。そんな彼女に、問題が多発しているミモザ州に執政官として赴任することが命じられる。まだ年若いエレーナを派遣する交換条件として、同じく若手有望株のディノと二人で執政官としてミモザに赴くことになったエレーナだが、ディノには「本性」を見破られてしまった上に、「気に入った」発言までされてしまい……

才女というより体育会系だった。

素人の観劇日記宝塚, 月組

北翔さん主演の月組さんドラマシティ公演「THE MERRY WIDOW」を観てきました。
元々がオペレッタだしこれはきっと楽しい公演だろうな!と楽しみにしていたのですが、想像以上に楽しくよかったです。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行嬉野君

最後の「金星特急」から6年、あのとき「金星堂」に集められた少女たちが日本に集まり、錆丸の所にやってきた。錆丸は少女たちにあることを頼み、そして休暇ごとに錆丸を訪れる「兄達」や旅の仲間にも自身の決意を語る。

最後の最後は、家族の物語。

本の感想, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

花蓮とのデート中に、思わぬところから実母について知った天綸。天倫の山盛りの出生の謎に息巻く花蓮だったが、さらにひょんなことから今をときめく煌星男子グループの解散騒動に首を突っ込んでしまうことになる。

次はついにアイドルだって(行くとこまでいっちゃってください)。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行朝香祥

亡き親友・孫策の意志を受け継ぎ孫家をもり立てる周喩。赤壁の戦いで劉備の軍を利用し曹操軍を退けるが、十分な休息をとる間もなく江陵の戦いに臨むことになる。

待ってて良かったけどこれで(たぶん)最後かと思うと切ない……

作者名 あ行小田菜摘

幼いころの大火災で両親を失ったマリアンジェラは、兄の庇護のもと美しく育っていた。アルベルティ家のために「四度目」の結婚をすることになったアリアンジェラは、今後は有力な商家ヴィスコンティ家のレオナルドに嫁ぐことになる。今までの結婚相手と違い、年も近くマリアンジェラにかまってくるレオナルドに、期限付き関係ではあるものの次第にマリアンジェラは心を開いていく。

やっぱり、小田さんの堅めのお話は鉄板だなぁ。