本の感想, 作者名 あ行石田リンネ

着実に「円卓の騎士」を揃えるレティの次なるターゲットは、レティにかわり「下衆」なことも平気でやってのける「軍師」。軍師候補のひとり。メルディの適正を見るために、地方への視察への道案内を依頼する。

お兄ちゃん分とノーザルツ公分が足りない。でもクレイヴさんが素敵だった(通常営業)。

作者名 あ行岡篠名桜

祖父の跡を継ぎ、内神田の手習所の師匠を務める上谷家の長女・理与は、妹の皐と義母のお純とともに手習所を切り盛りしていた。上谷家は理与の父の死後、嫡男である弟幸太郎が出仕のかなう年齢に達することを待つ必要があったが、幸太郎はまだ成人しておらず、なかなかその日はきそうにない。そんなある日、手習所に通う男の子が行方不明になるという事件が起きる。幸太郎と同年代の少年がさらわれたため、幸太郎の身の安全にお純は過敏になってた、

幸太郎君がどこまで妨害するのか……気になります。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行岡篠名桜

千代太郎の祖父から花歩に峯岸家に嫁ぐことを提案された花歩は、その後千代太郎から武家の女は似合わないという一刀両断にされてしまったことも重なり、町案内中にミスをして怪我を負ってしまう。旅籠を継ぐか、峯岸家に嫁ぐかの選択を迫られる中、花歩の元に

この千代ちゃんがひどい(褒めてる)。

本の感想, 作者名 あ行文野あかね

アドリア王国の第一王子ルースに仕えともに聖杯を捜すことになったエマは、バルトらととも一旦東都に入る。ルースの配下として認められるため、聖杯の情報を求めて迷宮の街に向かうことになった一行は、そこで領主の娘が狙われているという話を聞き、エマがその身代わりとして彼女の結婚相手を選ぶための宴に出ることになる。

エマとバルトさんの距離感がたまらない。

本の感想, 作者名 あ行あさば深雪

幼いころ母をなくし、血のつながりのないリリを引取り育ててくれた婆婆も亡くなってしまったリリは、一念発起して道士を目指して凄腕の道士ユーフェイが住まう福山宮に向かう。リリを追い払おうとするユーフェイに食らいつくリリは、なんとかしばらく修行をする許可を得たがユーフェイは鬼のような課題をリリに与える。そんな中、リリが育った街で疫鬼が発生したという知らせを聞き、リリは街に降りようとするが……

後ろ向きなヒーロに前向きなヒロインはよい取り合わせです。

本の感想, 作者名 あ行石和仙衣

水派の巫女姫・玉藻は、水派と敵対していた丹土の王のもとに友好の証として嫁ぐこととなるが、丹土に向かう前夜、水派で反乱が起きる。兄である岬となんとか逃れることができた玉藻だが、岬は水派を出る際に獣と化す呪いをかけられてしまう。追手をかわしながら丹土に向かうふたりは、途中で隠れ里の二神に助けられる。

わりとざっくりと容赦の無いお話でしたが面白かったです。

本の感想, 作者名 あ行宇津田晴

権力闘争から逃れるために田舎の城館で医者として研鑽を積む第二王子ファラールは第三王子ホネストの治療のために城に呼び戻される。ファラールに助けられ彼に命を捧げる(と言っても過言ではないほど心酔している)侍女のリーリアは、ファラールとともに城に向かい、ファラールの世話をしつつホネストの話し相手になることになる。ファラールの帰還により、第一王子を追い落とそうとする一派の動きが活発になり、ファラールもその動きに乗るような素振りを見せて……

これも、またいいお兄ちゃん(略

本の感想, 作者名 あ行藍川竜樹

漣に出没した魍魎騒ぎを収めた蓉華たちだが、間を置かずして各地で魍魎が各王府を制圧していった。混乱する状況の中、魍魎を操る月淑妃に捕らわれた蓉華を助けるために蒼翔は追われながら体制を整えようとするが、次々に魍魎に襲われる。

女の子の強い話はよいものでした。

本の感想, 作者名 あ行宇津田晴

超常現象に対応するための秘密結社の次期総統となる令嬢ノワイエは、第一王子の呪いを肩代わり呪われてしまった第二王子ソールの呪いを解くため、兄イリスとともに王子と三人で離宮で共同生活を送ることとなる。とある方法なら問題なくソールの呪いはとけるということだが、その方法以外の方法を捜すノワイエの心を乱す行動をソールはとる。

これは、いいお兄ちゃん小説だった。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

次の帝となることになった東宮の継母・縋子の思いつきで急遽伊勢・熊野参りをおこなうことになり、東宮の明槻親王とその東宮妃候補・塔子。1年たったら熊野に帰ってもいいという明槻の言葉に揺れる塔子は、その揺れる原因に名前をつけないでいたが……

熊野編、塔子がかわいかった(デレ