本の感想, お気に入り, 作者名 あ行藍川竜樹

代々飛鳥戸家に課されている「託宣の赤子」の見極めを依頼された玲雅だが、その方法を受け継ぐ前に先代が急逝したため方法がわからず、過去の記録からその方法を突き止めようとする。「託宣の赤子」の見極め方法を探るうちに、都に張り巡らされた陰謀の「黒幕」としてある宮様が浮上してくる。

切ないところもありましたが、「たしかに文字通りの「大団円」でしたねー。

本の感想, 作者名 あ行藍川竜樹

紀伊での怪の解決を命じられた玲雅は真澄と、そして真澄の家系の本家であり玲雅とは気の合わない賀茂正直とともに紀伊に向かう。そこでは紀伊の神域に封じ込められているという妖の封印がとけていた。[よっつ、黄泉姫は愛を願う]
真澄の「離反」から賀茂家の結束を強めるために「真子姫」との結婚を承諾した正直。正直の母が真子と正直の結婚話を強引に勧めようとするため、真澄は玲雅に「真子」の恋人役を演じてもらうことにする。[いつつ、色にでにけり我が恋は]

玲雅様が、ぼ、爆走というか暴走。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行宇津田晴

国の改革を推し進める国王ジュールが招聘したのは、護衛から政務の補佐まですべてをサポートするというイデア学園出身の”アテナ”エール。実はジュールの婚約者エトワルだったエールは、事故で死んだとされていたが、アテナとなるために厳しい過程を経てジュールの元に戻ってきたのであった。

エールちゃんがスーパー有能すぎて、ここまで来ると気持ちいい……!

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

有名執事の娘シャロンは、初めてメイド勤めをするカルヴァート家の別邸に向かっていた。そこではカルバート伯爵の長男の婚約者の披露が行われるらしく、邸の中はてんやわんやの大騒ぎ。更にそこに別邸の「主」だというカルバート伯爵の次男で売れない作家のロイが現れる。そしてシャロンはロイと邸に滞在していた女性が死亡しているのを発見してしまい……

今度も男性サイドは乙女思考かもしれない……

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行嬉野君

最後の「金星特急」から6年、あのとき「金星堂」に集められた少女たちが日本に集まり、錆丸の所にやってきた。錆丸は少女たちにあることを頼み、そして休暇ごとに錆丸を訪れる「兄達」や旅の仲間にも自身の決意を語る。

最後の最後は、家族の物語。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行朝香祥

亡き親友・孫策の意志を受け継ぎ孫家をもり立てる周喩。赤壁の戦いで劉備の軍を利用し曹操軍を退けるが、十分な休息をとる間もなく江陵の戦いに臨むことになる。

待ってて良かったけどこれで(たぶん)最後かと思うと切ない……

作者名 あ行小田菜摘

幼いころの大火災で両親を失ったマリアンジェラは、兄の庇護のもと美しく育っていた。アルベルティ家のために「四度目」の結婚をすることになったアリアンジェラは、今後は有力な商家ヴィスコンティ家のレオナルドに嫁ぐことになる。今までの結婚相手と違い、年も近くマリアンジェラにかまってくるレオナルドに、期限付き関係ではあるものの次第にマリアンジェラは心を開いていく。

やっぱり、小田さんの堅めのお話は鉄板だなぁ。

本の感想, 作者名 あ行藍川竜樹

陵王蒼翔の後見を受けて竜女を目指すことになった蓉華は、皇都に向かう道中に蒼翔の叔父である烏王の地に立ち寄り、烏王が後見する竜女候補・蝶麗と合流することになる。烏への滞在中に特殊な魍魎オクヨルンを対峙することになった蓉華は蝶麗とともに「オクヨルン」と対峙するが……

ツンデレが、最強のツンデレがふたりも……

本の感想, 作者名 あ行岡篠名桜

大坂の武士の情報を集めた「浪華御役録」の最新版に千代の名前が載っていなかった。不審なものを感じた花歩と千代の実弟松次は、浪華御役録の版元にその真相を確かめに行くことにする。<浪華御役録>

千代ちゃんっ!

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行小田菜摘

新聞記者である伯母の影響で職業婦人に憧れ、ジェントリの娘ながら看護婦として働くアデライドはその不器用な性格から友人がいなかった。そんな彼女に任されたのは、極秘で入院しているエスニア公国の公子クリスティアンの担当。医者や看護婦のいうことを全く聞こうとしないクリスティアンにいらだちを覚えるアデライドだが、彼の公子としての姿勢に感銘を受け彼が無理をして夜会に出るという事態をサポートすることになる。

これは、結構好きな部類だなぁ。