本の感想, お気に入り, 作者名 は行ひずき優

困窮にあえぐ北の田舎・ペルナウのアンフェルト伯爵令嬢リゼットは、里帰りした義兄ユリウスからジークハルト大公が執り行うという花嫁探しへの招待状を入手する。冬を乗り切るためにと、領民たちと王都カナウスに向かったリゼットだが、ジークハルトは人嫌いかつ冷徹な大公として恐れられていて……

ドタバタ嫁取り物語、面白かった!

本の感想, 作者名 は行文野あかね

医師になるために勉強に励むケイトだが、女という理由で必須科目であるはずの解剖実習で助手にまわされてしまう。怒りを押さえて実習の補助をするケイトは、実習中に検体の胃から出てきた謎の鍵を遺族の家族に届けるために、リオとともに服飾の町エセルヒルに向かう。

リオくんが良い人すぎて泣ける。

本の感想, 作者名 は行平川深空

歴史書を編纂することに従事する一族に生まれたミアナは、念願の史官となり最初の仕事として、約百年前のウールス王国の王であり、戯曲の題材としてもよく取り上げられる<恋死に王>について調べることになる。少しでも正確に歴史を記したいと悩むミアナは、突如100年前にタイムスリップし、<恋死に王>本人であるウールス王サグェンに保護される。

最後のオチに、ふむふむ、と。

本の感想, お気に入り, 作者名 は行文野あかね

念願の王立大学医術科に入学したケイトは、史上初の女子学生であるために周囲からの冷やかしを受けつつ、夢に向かって毎日勉学に励んでした。そして、ようやく初めての病院実習の機会が訪れる。医術科の首席リオとともに北部の病院に向かったケイトは、そこで偶然イーノットらと再会する。イーノットはとある事件を追って北部にやってきたらしいが、ケイトには調査に関わるなと釘を差し……

イーノットさんが悪い男!

本の感想, 作者名 は行椹野道流

古城ホテルを開業した料理人からホテルで起こる怪奇騒動を解決して欲しいと依頼を受けたエドワードは、助手のシーヴァ、助手見習いのトーヤらと共に現場に向かう。地元の村で聞きこみを行った結果、件のホテルは昔からいわくありの城らしく……

ツンツン刑事が和むな。

本の感想, 作者名 は行椹野道流

金持ち貴族の三男坊のエドワードは、パブリック・スクール卒業後、趣味が高じて私立探偵を開業する。最初の依頼として、母校を最近騒がしているという幽霊騒ぎの解決を依頼されたエドワードは、守役のシーヴァとともに捜査に乗り出す。

おつきの青年、いいな!

本の感想, 作者名 は行文野あかね

軍部が力を持つウェスハバート王国で、史上初の女性医師を目指すケイト。大学の入試直前に突如失踪した親友イライザを心配しながらも試験勉強に励んでいたが、イライザが軍部に発したメッセージにより、「英雄」と呼ばれるイーノット少佐に保護される。イライザの行方を追うイーノットと利害が一致したケイトは、イライザの残した謎のメッセージから彼女の居場所を推理することになる。

意地っ張りな女の子とできる軍人……これはおいしい。

本の感想, 作者名 は行平川深空

家に帰ると望まぬ結婚が待ち受けるローダは、遊学先のフロリンダ大陸でお目付け役の教育係の目を盗み、逃亡を図る。意を決して飛び乗った電車でローダを助けたフェルウスと名乗る青年は、暫くの間ローダを「助ける」代わりに、自身も望まぬ結婚を回避するために、「偽装結婚」の相手になって欲しいとローダに提案した。

なかなかに手堅い少女小説でした。

本の感想, 作者名 は行華宮らら

海軍海佐アーツといつの間にかアーツの腹心となっていた「占星術師」のレヴィットは、革命政府代表のモスの目指す改革を成し遂げるため、改革を進めていた。そんなアーツの活躍によって追いやられたウェイズリーだが、あるときから突如息を吹き返したように行動を開始して、アーツたちの改革を妨害してきた。

わりとさらっと最後まで。

本の感想, 作者名 は行響野夏菜

女性にしては珍しく強力な精霊召喚の力を持つため、女性としては百年ぶりに召喚士のための学院に入学することになったマーシュだが、本人にやる気はなかった。一刻も早く学院を退学できるようにと、学院一の「ワル」エヴァンに退学するための助力を依頼したが、エヴァが提示したその方法はマージュが到底受け入れられるものではなかった。

元気のいいヒロインでした。