本の感想, お気に入り, 作者名 か行喜多みどり

悪魔との結婚を解消すべく、夜な夜な「黒い羊(シスター・ブラックシープ)」として善行を重ねる男の子として育てられたコンスタンティン。そんなコンスタンティンに対し、悪魔はコンスタンティンとの結婚を確固たるものにしようと、街のお祭りを利用して悪だくみを計画していた。そして、悪魔を滅ぼすためにやって来た司祭のユリエルは、昼の助祭としての仕事中に事件に巻き込まれたコンスタンティンの「女装」を目撃してしまい、人には言えない苦悩の日々を送ることになる。

司祭も悪魔もかわいすぎてどうしようかと思った。

本の感想, お気に入り, 作者名 は行華宮らら

周辺国が戦乱に巻き込まれる中、シュービッツ王国は中立国として戦争に参戦しない姿勢を崩さずにいた。そんなシュービッツの王女メリルは女学校を卒業し、中立国の王族として戦争を終わらせるために自分の役割を自覚する。久しぶりに再会し、兄王の護衛将官としてメリルの側近くにつきそう幼なじみのダーツに助けられながら、次々に降りかかる困難を乗り越えていくが……

あまりにもツボすぎてどったんばったんしながら(特に後半)読んでました。めちゃ好み。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行本宮ことは

いよいよ間近に迫ってきた学院祭。歌劇でヒロインを演じることになったアティーシャは劇の練習とクラスの出し物「プリンカフェ」の準備に大忙しの日々を送るが、ジェッツからの「アレ」を意識するあまり挙動不審になっていて……

男装少女が女装して、しかもめっちゃくちゃかわいくて周りがドキドキとかおいしすぎます(正座)。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行黒川裕子

幼い頃、海獣トゲウオに故郷を滅ぼされたシルッカは、長じて波頭馬の準騎士になった。そして、配属先の戦艦< オムネリア>では、新人騎士はふたり一組で組むという< オファン>のシルッカの相方は、現皇帝の息子で第一皇子であるリンゼイ・ヴォー。リンゼイ・ヴォーからは全く相手にされていないシルッカだったが、水上集落を襲おうとするトゲウオ殲滅戦で命を落としかけた折に不思議な力で生きながらえ、さらに世にも珍しい「トゲウオの赤ん坊」を拾った上になつかれてしまい……

ファティオータかわいい。小動物好きは必読。

お気に入り, 作者名 さ行清家あきら

駆け出しの< 運び屋>リアンは、その高額報酬につられて、天才少年博士のクリスチャン・リーを学会会場に送り届けるという仕事を請け負う。何者かに命を狙われているらしいクリスを護衛しながらの仕事となった上、クリスには重大な秘密があるらしく……(『天国になんか行かない』)

クリスのボケ具合がかわいい!

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他和泉統子

性別を偽って皇女として生活しているアレクは、恒例の皇居抜けだし&下町での少年暮らし中に聖職者に出会う。その聖職者はノエルの恋のお相手・副祓魔師ギィ・アドルフ。ノエルの恋を成就させてやりたいアレクだが、素直になれないノエルとお堅いギィの想いはすれ違うばかりで……

恋する乙女が面白すぎました。ごちそうさま!

本の感想, お気に入り, 作者名 か行片倉一

ラプシヌプルクルと呼ぶ刀牙竜と共生する竜使いの村の娘レラシウは、竜の群れのイヨッタラプ(頭目)で幼なじみのシノカントに嫁ぐ。女性にしては珍しく竜に乗るレラシウだが、婚儀の夜にシノカントより竜使いに向いていないと断言されてしまう。それ以来、シノカントとぎくしゃくしてしまい、シノカントが不在の間に街からやって来た令嬢シャーロットの荷運びの依頼を受諾するレラシウだが……

シャーロットがかわいかった!

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行妹尾ゆふ子

皇女の側近、四大貴族の一人≪黒狼公≫への叙勲と隠居願望に反比例して順調に出世を続けるヤエトに皇妹から驚きの提案がなされる。その提案への対処に頭を悩ませるヤエトであったが、北方蛮族の使節が北嶺国を訪れ、和平交渉のためのとある提案してくると言う皇妹の申し出すらも後回しにしてしまうほどの事態が発生する。

順調に隠居から遠ざかっております!

本の感想, お気に入り, 作者名 た行高殿円

ヴィスタンシアでの会議にはジルが、パルメニア攻略にはルシードがそれぞれ直に赴くことになり、出発もさし迫りそれぞれの準備と根回しに追われる大公夫妻。そして夫妻は同時に二人の別れが近づいているという現実に気付く。三年の時を経て、それぞれの胸に積もった想いは……

ここまでの みちのりは ながかった !

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行本宮ことは

ルーディン王国の前国王の遺児ファーラは叔父である現王の謀反からただ一人市中に逃れ、婚約者のいる隣国ランディスケリアへ逃れる機会を身分を隠しひたすら待っていた。そんなファーラが18歳の誕生日迎えようとする頃、ランディスケリアから彼女を迎えに来たという二人組の傭兵が現れる。追っ手を振り切り、隣国を目指す三人だが……

とてもツボにはまった胸キュン少女小説!ごちそうさまでした(正座)。